ドン・ウィンズロー

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【ヨネダコウ 描き下ろし期間限定カバー】ストリート・キッズ 創元推理文庫

ドン・ウィンズロー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488288013
ISBN 10 : 4488288014
フォーマット
出版社
発行年月
1993年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,512p

内容詳細

一九七六年五月。八月の民主党全国大会で副大統領候補に推されるはずの上院議員が、行方不明のわが娘を捜し出してほしいと言ってきた。期限は大会まで。ニールにとっての、長く切ない夏が始まった……。元ストリート・キッドが、ナイーブな心を減らず口の陰に隠して、胸のすく活躍を展開する! 個性きらめく新鮮な探偵物語。


一九七六年五月。八月の民主党全国大会で副大統領候補に推されるはずの上院議員が、行方不明のわが娘を捜し出してほしいと言ってきた。期限は大会まで。ニールにとっての、長く切ない夏が始まった…。プロの探偵に稼業のイロハをたたき込まれた元ストリート・キッドが、ナイーブな心を減らず口の陰に隠して、胸のすく活躍を展開する。個性きらめく新鮮な探偵物語、ここに開幕。

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評判は耳にしながらも、装丁がコージーミステリか...

投稿日:2010/04/23 (金)

評判は耳にしながらも、装丁がコージーミステリか、ユーモアミステリみたいな感じで、何となく敬遠していたのですが、「犬の力」を読んでその筆力に圧倒され、おくればせながら手にしたこの作品です。読まずにいた日々を後悔させられる、これもとんでもない傑作でした。ある意味、ハリー・ボッシュの青年版というような出自の青年(ナイーブの極み)が否応無く放り込まれる(自分でその道を選んでしまう)苦境苦境の連続の中で、正しいと信じる(意識するにせよ、無意識にせよ)道を辿る位相幾何学的なビルドゥングスロマン、というべきでしょうか。 なお、本作を読むと自動的に全5部作を読まずにいられなくなり、その旅が終わると、角川文庫より出ているノンシリーズもどうしても読まずにいられなくなると思います。(ノンシリーズですが、一作はケアリーもののスピンオフとなっていますので、なおさらでしょう。)

nasso さん | 岩手県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遥かなる想い さん

    行方不明の 副大統領候補の娘を 捜すために、プロの探偵に稼業をたたきこまれた青年が活躍するという若々しい探偵小説。ともすれば、退屈になりがちな ストーリー展開に恋愛的要素をちりばめることによって、読者を引っ張っていく。ただ、私には探偵修行の過程の方が新鮮で面白かったのは事実・・・ (1995年このミス海外第2位)

  • buchipanda3 さん

    初ウィンズロウ。ニールがいい。彼は持ち前のセンスと頭の良さからNYのストリートキッドから腕利きの探偵に転身。彼の気取らない軽妙なセリフとどんな状況でも気骨のあるところを見せる姿に惹き付けられた。グレアムには子供のように気を許す姿も微笑ましい。彼はまだ若く、家族や過去の事で心の傷を残しており繊細な面も見せる。そんな彼が大人の事情でしかない依頼にどう向き合うか、アリーとの結末は、と最後まで気を離さず読ませてくれた。キーブルの逃走劇は吹いた。そして渋さより未成熟な苦みを感じさせるハードボイルドを堪能した。

  • ゆいまある さん

    「犬の力」シリーズのウィンズロウデビュー作。訳が東江一紀さんということで読むしかない。ストリートのスリだった少年ニールがその才能を認められ、組織に探偵として育てられる。独りぼっちだったニールに実の父のような愛情を持って育て上げてくれたグレアム。ちょっと登場人物が多過ぎるのと人間関係が複雑すぎるのと話が長いのでぼーっとしてると訳が分からなくなって読み返す羽目になる。ラストまで話が読めないハラハラ感も流石。あー、このキャラ造形ほんと好き。続編に続きます。

  • Tetchy さん

    探偵物語としても上質でありながら主人公ニールの成長物語として実に爽やかな読後感を残す。次期大統領候補の娘の捜索というメインのストーリーの合間に断片的に挟まれるグレアムがニールを教育し、一人前の探偵に育てていく探偵指南の挿話が実に面白い。内容は社会の暗い世相を反映し、多様化する現代の病とも云える売春や近親相姦、麻薬密売に中国マフィアの台頭と気の滅入るような内容がふんだんに盛り込まれているのだが、ニールとジョーの師弟関係の挿話や“生きた”言葉を話す登場人物たちの会話のためもあって実に爽やかな読後感をもたらす。

  • honyomuhito さん

    終始痺れる展開である。ジャンキーで娼婦の母親に育てられたニール・ケアリー。ある男の財布をすったことをきっかけに、プロの探偵にイロハを叩き込まれ、ある組織で仕事をすることになる。この作家の語り口は(ないし、この翻訳家の訳は)常々何かを彷彿とさせると思っていたが、講談師の講釈のようだと感じていることに今回気がついた。ハードでエネルギッシュで、かつロマンティックでユーモアのある内容。ラストまで目を離せない展開。綺麗なだけの話では決してないが、非情なだけでも終わらない絶妙なバランス。

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