生気あふれるかなりよい演奏。 ロイヤルフィルはホルンがうまいのでシルビィアの冒頭などワーグナー真っ青の大迫力です。

これはすばらしい演奏｡こんなに生き生きとした「コッペリア」は聞いたことがないです。こんなにいい曲だったなんて･･･｡ ドリーブは「コッペリア」といい、「シルヴィア」といい、咥えて歌劇「ラクメ」といい、もっと評価されていい作曲家だと思います｡

プリマドンナオペラとしてこの曲を味合うことができる。サザーランドの声は重さも持った力強さと、軽やかなパッセージを難無くこなしていてうれしくさえなる。録音としては古くなったが、このオペラのコロラチューラを楽しむ面と、ドラマ性特に悲劇的面を味合うことができる。トゥーランジョーも好演。ジャスミンの、の二重唱はとても心地よい。バキエのニラカンタは多少あくがあるが絶品。新盤のデッセーはピータースの再来で好対照と感じた。

素敵な一枚。このような曲を聴く機会が少なくなっている事を嘆きたい。「大名曲」を何度も繰り返して演奏する日本のオケに言いたい！、たまには「ドリーブさん」の曲も演奏してみてください。幸せな気分になれますので、、、。それとも、特定の曲以外は軽視する、妙に理屈っぽい聴衆が多くなったことが問題なのか？

「世界こどもニュース」のテーマ曲の演奏。多分、この演奏でしょう。私も、最初に聴いて「あ、これだあ」とピンと来るものがありました。真偽の程は定かではありませんが・・　それはともかく、この演奏、さすがに今となっては録音、オケの技量ともに古さを感じさせますが、この曲の録音自体が滅多になくなってしまい、今後の新録音も期待薄の中では、やはり代表盤の座は揺るがないように思われます。

管楽器がダメ、とくにコッペリアのマズルカ。それ以外も管楽器がいまいち。

コッペリアというバレーを実演で見たことがない。したがって、まるで舞台が目の前に広がるような‥‥と書けば嘘になるのだろう。しかし目を閉じて聴いていると、パースクティブを伴った景観が、さまざまに変化しいていく。快適なテンポで小気味良く、澱むところは微塵もない。もちるん胡散臭い芸術性の追求が求められる作品ではない。かといって軽く流せば冗長なものに。さりとて厚化粧では安っぽくなる。その意味でナガノの手並みは、実に見事といって過言ではないだろう。

貴重なドリーブの有名バレエ曲の演奏。Mariは流石ツボを心得ています。ハイライトか全曲か入手するまでではっきりしませんでしたがハイライト盤です。どちらも７０分超えですが...　全曲盤も発売して欲しいですね。

40年前、ＮＥＴテレビ（現テレビ朝日）で「世界こどもニュース」という番組を毎日夕方放送していたが、そのテーマ曲が「コッペリア」のマズルカ。いろいろ試聴してみたが、あの時ワクワクさせてくれたあの演奏はこれではないかと思える。やはりフランス・バレエはカラヤンじゃなくてラテン系オケで聞きたいですしね。値段が高い時に買った私としては悔しい値段ですがオススメです。