ドミニク・テュルパン

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なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか 世界の先進企業に学ぶリーダー育成法

ドミニク・テュルパン

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基本情報

ジャンル
：
ビジネス・経済
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784532317843
ISBN 10 : 4532317843
フォーマット
：
本
出版社
：
日経ＢＰＭ（日本経済新聞出版本部）
発行年月
：
2012年04月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
ドミニク・テュルパン, 高津尚志 ,  
追加情報
:
２１１ｐ；19

内容詳細

国内から世界を見ているだけでは気づかない。この大きく変わった現実といかに向き合えばよいのか。ネスレ、ＧＥ、ヴァーレ、マークス、ヴェオリアなどの事例をまじえ、スイスの世界的ビジネススクール、ＩＭＤ学長が語る。

目次 : 第１章　新しい世界、立ちすくむ日本（カタカナの「グローバル」では本質を見失う/ 日本の世界競争力は、五九カ国中二六位　ほか）/ 第２章　なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか（つまずきの要因１　もはや競争優位ではない「高品質」にこだわり続けた/ つまずきの要因２　生態系の構築が肝心なのにモノしか見てこなかった　ほか）/ 第３章　先進企業は、どのように人材に投資しているのか（人事異動がグローバルに対応するネスレ/ イノベーションとダイバーシティ　ほか）/ 第４章　地球規模で活躍するリーダーに求められる能力（どのような形でグローバルをめざすのか/ どこで地球規模の意思決定をするのか　ほか）/ 第５章　グローバル人材育成のために日本企業ができること（研修以前にもっと人事異動を効果的に使え/ 幹部教育を手厚くせよ　ほか）

【著者紹介】
ドミニク・テュルパン : スイスのビジネススクール、ＩＭＤ学長。１９５７年フランス生まれ。ＥＳＳＣＡ経営大学院を卒業後、日本に渡り、上智大学で経済学博士号取得。ＩＭＤ教授として過去四半世紀にわたり、マーケティングや経営戦略に関する世界各国の企業に対する教育と調査研究に従事。ブランドマネジメント、コミュニケーション戦略が専門。日本企業のグローバル化支援と幹部教育にも長年携わる。２０１０年７月より現職。スイス・ローザンヌに在住

高津尚志 : ＩＭＤ日本代表。１９６５年生まれ。ＡＦＳ奨学生として高校時代にカナダに留学。早稲田大学政治経済学部卒業。フランスの経営大学院ＩＮＳＥＡＤとＥＳＣＰに学ぶ。日本興業銀行、ボストンコンサルティンググループ、リクルートを経て２０１０年１１月より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • ジュール リブレ さん

    読了日：2012/04/07

    かるめたけど、ポイントはついてるかな。欧州トップのMBA大学院が、日本にフォーカスして、書いた本。ダメ出しばかりじゃなく、前向きになれるヒントもあるんだけど、やっぱりタダじゃない。しっかり自己投資しないとね。

  • DISK さん

    読了日：2015/06/09

    日本を悪く言えば批判する内容も含まれているので、決して気持ちよく読める本ではありませんが、勉強になる部分も多くありました。また、近年、急速に高まってきているグローバル思考に伴って多用されてきているビジネス方面での片仮名語が大量に登場します。正直、文脈で何となくの意味は拾えますが、正確には分かりません。この本に限った話ではないですが、こういった片仮名語が分からない人への配慮も忘れないでほしいとも思いました。

  • koji さん

    読了日：2012/11/06

    グローバルリーダーとは、認知管理力、関係構築力、自己管理力が抜きんでた者で「グローブトロッター」と言います。３つの力が不均等な者は、その欠け方で引きこもり、日和見主義者、調整役、冒険家、観察者、孤立主義者、異業種交流好きと呼ぶそうです。面白いのは、日本では否定的な「判断を保留する力」、「曖昧さへの寛容さ」、「楽観主義」が大切とされることです。納得。またコアスキルを「高い好奇心」と「問う力」とすることは、これから役に立ちそうなキーワードです。ＩＭＤ紹介本なので中身は濃くないですが、ポイントは掴めました。

  • まっさん さん

    読了日：2015/12/05

    Not only English skill but communication with Global mind set.

  • ミッキー さん

    読了日：2013/08/10

    新興国市場で行動しようとするなら、製造ラインを動かす以上のマネジメントが必要。自身の経験でも、Empathyの高いマネジャーが実績を残していたことが思いあたります。そして、先進国企業がグローバルリーダーを育てるのに真剣な姿をみると、大いに刺激になりました。

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