ドビュッシー(1862-1918)

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CD 輸入盤

ドビュッシー:12の練習曲、メシアン:エローに棲まうムシクイたち ロジェ・ムラロ

ドビュッシー(1862-1918)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMM905304
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ピアノの鬼才ロジェ・ムラロ、ドビュッシーの練習曲!
メシアンがドビュッシー生誕100年記念に手がけた秘曲
『エローに棲まうムシクイたち』世界初録音も収録!


2017年6月23日に東京・トッパンホールで世界初演されたメシアンの秘曲『エローに棲まうムシクイたち』。フランス国立図書館に設けられた「メシアンアーカイブ」に未完の状態で保管されていたものを、イヴォンヌ・ロリオに師事したメシアンのプロフェッショナルともいえるムラロが緻密に再構成した作品の公演は大きな話題となりました。この『エロー』はもともとメシアンがドビュッシー生誕100年(1961年)のために手がけていた作品。ムラロが没後100年記念として、満を持してのリリースとなりました!
 さらにカップリングのドビュッシーの難曲、12の練習曲(全曲)は、ドビュッシーがショパンに捧げた作品。偉大な音楽家がその先達に献呈するために書いた2作、という意味で深いつながりがある、注目のプログラムといえるでしょう。
 1961年、ドビュッシー生誕100年を翌年に控え、メシアンはドビュッシーの追悼作品を書くよう依頼されました。その頃メシアンはちょうど「エローの鳥たちについて」の協奏曲を構想しており、これをドビュッシー生誕100年記念作、とするはずでした(ちなみにイヴォンヌ・ロリオは、ドビュッシーの12の練習曲をレパートリーとしたフランスの最初の女性ピアニストでもありました)。この作品(未完)はイヴォンヌ・ロリオに献呈される予定でしたが、メシアンは献辞に「ドビュッシー、自然を愛した人へ・・・」と、ドビュッシーにも敬意を表しています。この未完の協奏曲を、『エローに棲まうムシクイたち〜地中海沿岸のコンチェルト』というピアノ独奏作品として皆様にお聴き頂きます(ムシクイは地中海沿岸に生息する鳥)。色彩感、鳥たちの歌声の見事な音による描写、自然を彷彿とさせる世界は、メシアンがドビュッシーに対して抱いていた敬意の表れではないでしょうか。さらに、ドビュッシーは練習曲をショパンに献呈しています。
 とにかくムラロのらくらくとした超絶技巧が冴えわたる、注目盤です!(輸入元情報)

【収録情報】
● ドビュッシー:12の練習曲(全曲)
(46:49)

 ロジェ・ムラロ(ピアノ)

 録音時期:2017年12月12-14日
 録音場所:フランス、スタジオ・ジュジ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

● メシアン/ムラロ構成:エローに棲まうムシクイたち〜地中海沿岸のコンチェルト(25:12)

 ロジェ・ムラロ(ピアノ)

 録音時期:2018年2月7日
 録音場所:パリ、メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ104
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 世界初録音

ユーザーレビュー

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表現主義のドビュッシー ムラロの特質が反...

投稿日:2019/01/17 (木)

表現主義のドビュッシー ムラロの特質が反映したドビュッシーとも言える 是非を問う以前に愉しく聴いた 前奏曲集に比べるべくも無く難曲”練習曲集”を聴く機会は少ない 実際演奏会で聴く機会も手に入るDiscも限られている 世上の人気もない 一番は演奏に高度な技巧が必要と言うことが起因しているのだろうけれど 聴けばその音楽の価値は明らかだ ショパンに捧げられたと伝えられるが リストの超絶技巧練習曲に比肩すると思う ムラロの技術は難なく ”ドビュッシー”を弾きこなしている 12曲の性格も明確に表出され惹きつけられる これで十分だと思うが この練習曲集への関心を高めることになるだろうか 難曲を面白く聞かせた功は高く評価するも 演奏者が音楽を自分に引き寄せすぎた感がする 対話は常に客観性を磁場に持たせなければならない 音楽は対話の場であると思うわたしはドビュッシーではなくムラロと対話したような気になってしまった それでも あなたも如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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