ドビュッシー：『海』、ラヴェル：ラ・ヴァルス、『マ・メール・ロア』　チョン・ミョンフン＆ソウル・フィル

ドビュッシー＆ラヴェル管弦楽作品集
チョン・ミョンフン＆ソウル・フィル
ドイツ・グラモフォン・デビュー盤

先日の日本公演も大好評を博したチョン・ミョンフン＆ソウル・フィルのドイツ・グラモフォン・レーベル・デビュー盤。チョン・ミョンフンの十八番であるフランス音楽で固めた磐石の演奏を聴かせてくれます。かつての繊細で流麗なタクトに、巨匠の階段を昇る中で着実に積み重ねてきた重みや深みが巧みにブレンドされた名演をお楽しみください。（ユニバーサルＩＭＳ）

【収録情報】
・ドビュッシー：交響詩『海』
・ラヴェル：バレエ音楽『マ・メール・ロワ』
・ラヴェル：ラ・ヴァルス

　ソウル・フィルハーモニー管弦楽団
　チョン・ミョンフン（指揮）

　録音時期：2010年5月20日
　録音場所：ソウル・アーツ・センター
　録音方式：デジタル（ライヴ）

【ソウル･フィルハーモニー管弦楽団】
この60年余り、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団（ＳＰＯ）は、韓国国民の生活を文化・芸術の面から豊かに向上させる中心的な役割を担ってきた。そして2005年にチョン・ミョンフンがリーダーシップを担って以来、韓国音楽界に新たな時代を築き、モーツァルトからメシアンまで、幅広いレパートリーを有して、毎公演、満員御礼が続いている。
有名で実力のある指揮者やソリストを迎え、ＳＰＯは韓国音楽界のリーダー的存在として位置づけられている。2010年にはベルリンを皮切りにヨーロッパ９都市で公演、“世界レベルのオーケストラ” “聴衆は感動のるつぼと化した”などと賞賛を浴びている。
　 レジデンス・イン・コンポーザーには世界的に著名な韓国人作曲家チン・ウンスクを据え、意欲的に現代作品を披露。またコンサートホールだけではなく、公園や学校、郊外の教会などで毎年60公演以上のアウトリーチ公演を行っている。
　 2010年から始まった「マーラー交響曲全曲演奏会」も2011年の冬に完結。今年も音楽監督のチョン・ミョンフン、アソシエイト・コンダクターのソン･シーヨンほか、ユッカ=ペッカ・サラステ、ヒュー・ウルフ、ルードヴィク・モルロー、ジェームズ・ガフィガン等が客演指揮を予定。また、クリスティアン・テツラフ、ゴーティェ・カプソン、ニコラス・アンゲリッチなどのソリストも登場する。
　5月の日本ツアーに続き、8月にはエディンバラ国際音楽祭などヨーロッパ各地の音楽祭に招かれている。（ジャパンアーツ）