黄犬ダイアリー

ドナルド・キーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582837414
ISBN 10 : 4582837417
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
213p;20

内容詳細

チャーミングなキーン先生がいっぱい!日本文学研究者のドナルド・キーン先生と養子の誠己さんの初のエッセイ集。

目次 : 第1部 日本に暮らして(ドナルド・キーン)(大阪と文楽/ 住めば都/ 富士山に導かれて/ 小田実の『玉砕』/ 被災地を思い続ける ほか)/ 第2部 父と暮らして(キーン誠己)(渡辺謙さんの舞台/ 魅力的な二人の親友/ サンタンジェロ城に上る/ イタリアの美食の誘惑/ 聖なるバルテュス邸 ほか)

【著者紹介】
ドナルド・キーン : 1922年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。コロンビア大学名誉教授。日本学士院客員。文化勲章受章。日本文学・日本文化の研究に生涯を捧げ、国内外で高い評価を受けている。文芸評論家として著書多数。2012年に日本国籍を取得

キーン誠己 : 1950年、新潟県新潟市生まれ。浄瑠璃三味線奏者。2009年6月に新潟県・柏崎で古浄瑠璃「越後国柏崎 弘知法印御伝記」を三〇〇年ぶりに復活上演した。2012年にドナルド・キーンの養子となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ケンイチミズバ さん

    若き日のキーン先生は上陸用舟艇から富士山を見て感動したそうです。できることなら先生がトランプと面談して日本文化や日本人のものの考え方、平和を愛する国民で勤勉で謙虚でとレクチャーしてくださるといいのにな。誰より日本人らしい先生が適任だと思います。米軍は情報漏えいを恐れ兵士に日記を書くことを禁じ、日本兵は筆まめで日記を記していた。中にはもうだめかもしれないと遺書を書いて戦争が終わったら家族に渡して欲しいというものもあったので、それを実行しようとしたら上官にとがめられてなくなく諦めたそうです。なんて優しいんだ。

  • アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯 さん

    能・文楽など日本の文化、源氏物語を出発点とする日本文学への愛あふれるキーン先生のエッセイ集。戦争を経験したからこその平和への想い。交友関係、三島、谷崎など文豪たちとの思い出。どれも美しい日本語で語られている。

  • ヒロミ さん

    ちまちま読んでいたら時間がかかりました。キーン先生の日本への愛、養子の誠己さんのキーン先生への暖かい親子愛など、読んでいてなごみました。

  • ケンケン さん

    (504冊目)以前から気になっていたキーンさん、人柄を知りたくて借りてみました。日本への文学への愛が溢れているとともに、戦争と平和に対する経験者からの警鐘、そしてチャーミングな面も垣間見えるエッセイ集で大変読みやすかった。 世界中に浸透している日本文学・文化への貢献度は計り知れないものがあると、まさに偉人級の業績ではなかろうか! 川端康成・三島由紀夫・谷崎潤一郎らと交流があったりと、近代文学の生き証人とも言えそう(・ω・) 古典への取っ掛かりは、現代語訳からで良いとの見解を参考にし、挑戦してみようかな?

  • 彼岸花 さん

    親子のエッセイ集。キーンさんは、戦争の悲惨な体験記が多かったです。米軍は、日記を書くことは禁じられましたが、日本軍は、書いて残すことは認められていました。これが、戦勝国と敗戦国の違いなのでしょうか?日本人の血染めの日記帳の話は、胸が締めつけられるようでした。日本人となられたキーンさん。遠慮なく、意見は、述べられましたか?心残りは?「日本は人も街も素晴らしい」最高の褒め言葉です。誠己さんは、養子となり日は浅いですが、キーンさんを愛し、父として尊敬する姿に心打たれました。是非とも遺志を継いでほしいですね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ドナルド・キーン

1922‐2019。ニューヨーク生れ。コロンビア大学名誉教授。日本文学の研究、海外への紹介などの功績によって1962(昭和37)年、菊池寛賞、’83年、山片蟠桃賞、’90(平成2)年、全米文芸評論家賞、’93年、勲二等旭日重光章を受章。2002年、文化功労者に選ばれる。’08年、文化勲章を受章。’1

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品