デヴィッド・ノヴァック

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ジャパノイズ サーキュレーション終端の音楽

デヴィッド・ノヴァック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801004153
ISBN 10 : 4801004156
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
350p;22

内容詳細

90年代に北米で注目され、独自の理想の音楽を実践する世界として「ジャパノイズ」と呼ばれるようになった、日本のアンダーグラウンド・ノイズ・ミュージック。ノイズの多様性に、そのありのままの創造性に迫る、日本の第一線で活躍するノイジシャンと交流を持つ民族音楽学/人類学の研究者による、10年に渡るフィールドワークの成果。

目次 : 第1章 ライブ性とデッド性の場/ 第2章 ジャパニーズ・アンダーグラウンドの音地図/ 第3章 関西でノイズを聴く/ 第4章 ノイズというジャンル/ 第5章 フィードバック、主観性、パフォーマンス/ 第6章 ジャパノイズとテクノカルチャー/ 第7章 カセット文化の未来

【著者紹介】
デヴィッド・ノヴァック : コロンビア大学音楽学部博士課程修了。現在、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校音楽学部准教授および音楽学際研究センター・ディレクター。専攻、民族音楽学。80年代からたびたび来日し、フィールドワークを行い、現在も日本のノイズアーティストらと親交を持っている

若尾裕 : 1948年、東京生まれ。東京芸術大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。広島大学名誉教授及び神戸大学名誉特任教授。専攻、臨床音楽学

落晃子 : 1969年、広島県生まれ。広島大学大学院学校教育研究科修了。現在、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部准教授。専攻、コンピュータ音楽、音楽教育学。大学で教鞭をとる傍ら、活動名“RAKASU PROJECT”として電子音響音楽から商業音楽制作まで、幅広い活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 1959のコールマン さん

    ☆5。素晴らしい!ノイズ系の本というとやたら理屈っぽいイメージがあるし(私だけか?)、この本にもその傾向は無くは無いが、それ以上に各アーティストの紹介部分が熱く、読み応えがあり、面白い!生ライブを見たい!と思わせてしまう筆力がすごい!ちなみに訳者は「ノイズ/ミュージック」(みすず書房)を訳した若尾裕氏。ご本人の著書で難しい事を分かりやすく書く力量は実証済み。もちろん外国人が見たジャパノイズなので、事情通の人からはツッコミどころ満載かもしれないが、少なくとも私の偏見をちゃぶ台ごとひっくり返してくれた。

  • しゅん さん

    ノイズという言葉の両義性(意識の高さと意識の超低さ)、ジャズ喫茶ならぬ関西ノイズ喫茶(?)の存在、ローカリズムの徹底(30年以上同じ住所で活動してる)によってグローバルなつながりが生まれること、などの指摘、調査が面白い。ノイズの議論を抽象化すると「音楽/非音楽」の境界みたいな話になっちゃう気がしていて、この本も最後そっちに言ってるのだけど、それ以外の語り方はないものか。「サーキュレーション」という概念もフィードバック回路に毎回ノイズ(=非音楽)が通って新しい音楽状況が再出力される、みたいな話だし。

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コロンビア大学音楽学部博士課程修了。現在、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校音楽学部准教授および音楽学際研究センター・ディレクター。専攻、民族音楽学。80年代からたびたび来日し、フィールドワークを行い、現在も日本のノイズアーティストらと親交を持っている

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