デズモンド・バグリ

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高い砦 ハヤカワ文庫NV

デズモンド・バグリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150411039
ISBN 10 : 4150411034
フォーマット
出版社
発行年月
2006年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,531p

内容詳細

旅客機がハイジャックされ、操縦士のオハラはアンデス山中の高所に無謀な不時着を強いられた。機体はひどく損傷し、犯人らは死亡。かろうじて生き残ったオハラたち九名は、高山病に苦しみながらも救助を求め山を下り始めた。そんな一行を、突如銃撃が襲う。一体誰が、何のために?背後は峻険な峰々。絶体絶命の窮地に陥った彼らは、驚くべきアイデアでこれに挑むが…壮大な自然に展開する死闘。冒険小説史上屈指の名作。

【著者紹介】
デズモンド・バグリィ : 1923年、イギリスのイングランド北西部ケンダルに生まれる。第二次大戦中は戦闘機の製作に携わり、戦後アフリカを渡り歩く。その後、ラジオ、新聞の仕事の他、映画演劇評や映画のシナリオなども手がけた。1963年に処女作『ゴールデン・キール』を発表して作家デビュー。1983年没

矢野徹 : 1923年生、作家、英米文学翻訳家。2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    面白かった!冒険小説でいつも高評価で気になっていた。南米のとある鉱山。不時着した飛行機に乗り合わせたわずかな生存者が生き残りをかけて戦うのだが、敵は大自然の他、銃で武装した共産ゲリラ。こちらは残弾少ないピストルが一丁。敵が橋を渡るのを阻止するために絞る知恵、不屈の根性が物凄い。助けを求めて絶望的な高山登山を目指す別動隊に自然の猛威が容赦なく襲い掛かる。人気が出るのも頷ける。緊張感は後半に行くほど高まっていく。最後の100ページの凄いこと。

  • chimako さん

    ここはアンデス山脈。ティム・オハラは操縦していた飛行機を乗っ取られ不時着。乗客の何人かとハイジャック犯は死亡。極寒の山中、何とか脱出を試みる。そこに現れる武装軍。何故?何のために?……次々と襲いかかる難題と難敵。歴史学者は中世の武器を製作し、女性教師は弓の実力を発揮する。今守るのは仲間の命。山を越え救助を訴える者、残って敵と闘う者。息もつかせぬ展開に胸がドキドキする。山を越えるローデとフォレスター。滑る岩肌、凍える手足。やっとたどり着いた場所で待っていたものは!山中で闘っていた者たちの運命は!面白かった。

  • むう さん

    もう30年以上前に読破した作家さん、近所の図書館で1冊だけ棚にあったのを懐かしく借り出して読みました♪ この作家さんを知った時には、既に59歳の若さで早世されていましたが、ハヤカワ文庫で訳出されていた全10作ほどを夢中になって読み漁ったのが懐かしい…(笑)。冒険小説の世界では古典とされているとのこと。内容はさっぱり忘れていましたが、読みだすと止まらない面白さは相変わらず(?)、一気に読み終わりました♪

  • GAKU さん

    小さな旅客機がハイジャックされ、操縦士のオハラはアンデス山中の高所に無謀な不時着を強いられる。機体はひどく損傷し、犯人は死亡。かろうじて生き残ったオハラたち九名は、高山病に苦しみながらも救助を求め山を下り始めた。そんな一行を、ある理由で某国の共産主義の軍隊が襲ってくる。40年ほど前に書かれた作品。冒険小説の傑作として名高い本書。親しくさせていただいている読友さんのレビューを拝見し、気になるコールを送った所、なんとプレゼントして下さいました。いやー、予想以上の面白さ。クライマックスまで一気読みでした!⇒

  • つねじろう さん

    「男の中に熱い血が流れる限り不可能ということはない。」というチョット使う場所間違うと引かれそうな名言を産んだ作品。そうそういった有名な作品とは知っていたが今迄不思議とご縁がなかった。読んでみて冒頭の言葉そのままの作品だった。大変分かり易い対立軸とか武装軍と圧倒的不利な状況で戦闘の素人集団が女性も含めあっさり命懸けの戦いに挑む決意をする所とか突っ込みどころ一杯あるけど、ハラハラドキドキワクワクする。寒いし痛いし眠たい。極寒のアンデスを大の男を抱えて越えるローデに泣く。やっぱり名作ね。

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