デイヴィッド・ミッチェル

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クラウド・アトラス 下

デイヴィッド・ミッチェル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309206127
ISBN 10 : 4309206123
フォーマット
出版社
発行年月
2013年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
370p;20

内容詳細

古人が遺した技術を調査に赴く文明の守り手。レストランから逃亡し革命に身を投じるファブリカント。施設からの脱出を模索する老編集者。殺し屋に追われながら取材を続ける女性ジャーナリスト。究極の旋律を探る若き音楽家。交易船の上で次第に衰弱してく公証人。強者が弱者を貪る世界の果てには何が見えるのか。雲が空を横切るように、魂は時代を横切る。人間と世界の歴史を映しだし、クラウド・アトラス(雲の世界地図)はついにその円環を閉じる。21世紀世界文学の金字塔たる六重構造の物語がついにその全貌をあらわす。

【著者紹介】
デイヴィッド・ミッチェル : 1969年イギリス・ランカシャー生まれ。18歳からバックパッカーとしてインド、ネパールなどを旅し、ケント大学で比較文学を学んだのち、日本語教師として8年間広島に滞在する。デビュー長篇GHOSTWRITTEN(1999)で注目を集め、2作目の『ナンバー9ドリーム』がブッカー賞最終候補となる。2004年、『クラウド・アトラス』がふたたびブッカー賞最終候補に選ばれたほか、ネビュラ賞、アーサー・C・クラーク賞にもノミネート。ジャンルを超えた英語文学の旗手として高い評価を得る

中川千帆 : 1972年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学、アリゾナ州立大学Ph.D.取得。奈良女子大学研究院人文科学系准教授。専門はアメリカ文学とゴシック小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    六つの時代の話の配列がとても上手い。上巻では、大きな力に屈しようとはせず、立ち向かう強さが前面に出ていたが、後半では結局勝てはしないのだろうなというあきらめに取って代わる。それでも、どこかに感じられる希望は、人類の生命力を考えさせずにはおかない。ソンミの話が1番衝撃的で、且つあたたかみを感じた。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    上巻の最後に収録された「スルーシャの渡しとそん後すべて」の続きから始まる下巻。その最後の「見ろ」で初めて6話はメビウスの輪のように繋がっていたことがわかったのでした。「ティモシー・カーベンディッシュの煉獄」はダンテの地獄編か『聖アントニウスの受難』かと思いきや、まさかのハッピーエンドで拍子抜け。一方でソンミのパートはソンミの最後の願いが切なすぎたり、傲慢な若き音楽家フロヴィシャーの手紙の最後も物悲しい。最後に行くにつれて不条理な世界へと屈しない人間の希望が見えてきました。よし、映画も絶対、観て比較しよう。

  • ぐうぐう さん

    上巻で六つのエピソードの前半部分が時系列に則って語られた『クラウド・アトラス』は、下巻で折り返し、後半部分が時代を遡って語られる。ひとつのエピソードが次の時代の物語に影響を与えているのだが、時間を逆流することで、物語の起源を理解する効果を生んでいる。実に刺激的で、周到で、ユニークな小説だ。下巻最後のエピソード「アダム・ユーイングの太平洋航海誌」のラストは、さすがに饒舌すぎると感じなくもないが、この長大で複雑な小説を冒険してきた読者への作者からのリップサービスと思えば、納得もできる。(つづく)

  • 優希 さん

    下巻は上巻をさかのぼる形で進むんですね。相変わらず説明は殆どなく、淡々と物語が紡がれていきます。うっすらとリンクは見えてくるのですが、結局6つの物語は完結することなく、最後は読者が物語の終わりを作るのかな、と感じました。発想や構成は非常にいいものがあるし、様々な文体を用いた作風は面白く興味深いところです。それでも入り組む話の流れから何を伝えたいのかがわからないとしか言えません。物語が回収されるわけでもなく、結論「クラウド・アトラス」とは何かには触れていません。読むのに苦労して得るもの無しで戸惑いました。

  • ヘラジカ さん

    時代と国、ジャンルをも横断する総合小説の大作。それぞれに異なった小説形式を用いて書かれていることから「実験的な作品」と評されるのも頷ける。ポストモダンの巨匠トマス・ピンチョンにも匹敵すると言ったら大げさだろうか。いや、この圧巻の物語を一人の人間が作り出したことを考えると(映画化には三人の映像作家が携わっている!)、今作品に限って言えばあの天才に比肩すると言って言い過ぎにはならないだろう。映画版も鑑賞したが、流石に「原作に肉薄する出来」とまでも言えないまでも、それなりに纏めた快作には仕上がってると思う。

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