CD

Colourful Telemann〜様々な作品集 バルトルド・クイケン、インディアナポリス・バロック管弦楽団(日本語解説付)

テレマン(1681-1767)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NYCX10154
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

日本語解説付き
Colourful Telemann〜様々な作品集


20世紀後半以来、古楽器演奏シーンを世界的にリードしてきたクイケン兄弟の末男で、近年は世界各地の古楽器オーケストラとの関係もますます深めつつあるベルギーの名匠バルトルド・クイケンは、近年アメリカ随一の古楽器集団インディアナポリス・バロック・オーケストラと手を組み、「NAXOS」からも着々と音盤をリリースしています。
 これまでリュリ、マレ、ラモー、ブラヴェ、ルクレールとフランスの作品が多かったのですが、今回はテレマン、それもただこの作曲家の作品を雑多に集めるのではなく、その作風の広がりと半世紀以上にわたる活動の変遷がわかるよう、最初期から晩期にいたる多様な作品が集められています。
 長大かつ簡潔な協奏曲 TWV.54:D1など中期の充実度もさることながら、亡くなる直前に書かれた『シンフォニア・メロディカ』は作風の集大成と新たな展望が半ばする稀有な逸品。他の収録作の作曲様式もまちまちで、聴き深めるほどに演奏陣の本気度に気づかされることでしょう。インディアナポリス・バロック・オーケストラの引き締まった編成からくりだされる泰然自若の演奏表現にも、ソリストとしてのみならず指揮者としても深まりをみせるバルトルド・クイケンの才覚が感じられます。なお解説文も指揮者自身が手掛けています。
 輸入国内仕様盤には日本語解説付き。(輸入元情報)

【収録情報】
テレマン:
● 序曲〜合奏組曲ハ短調 TWV.55:c4より
● 協奏曲ト長調 TWV.53:G1〜2本のフルート、弦楽と通奏低音のための
● 8声のソナタ ホ短調 TWV.50:4〜2本のオーボエ、ファゴット、2部のヴァイオリン、2部のヴィオラと通奏低音のための
● 協奏曲ニ長調 TWV.54:D1〜2本のフルート、ヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための
● シンフォニア・メロディカ(旋律的合奏曲)ハ長調 TWV.50:2


 バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ、指揮)
 レーラ・ブライサウプト(第2フラウト・トラヴェルソ)
 スン・リー(バロック・オーボエ)
 メアリーアン・ショア(バロック・オーボエ)
 ステファニー・コーウィン(バロック・ファゴット)
 インディアナポリス・バロック・オーケストラ(古楽器使用)

 録音時期:2019年2月11-13日
 録音場所:Ruth Lilly Performance Hall, Christel DeHaan Fine Arts Centerat the University of Indianapolis, USA
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 輸入盤国内仕様(日本語解説付き)

内容詳細

古楽演奏の世界をリードしてきたクイケン兄弟の末の弟、バルトルドがアメリカのトップクラスに躍り出たIBOと組んでテレマンを取り上げた。初期から晩年まで、テレマンの多様性が一望できる稀有なアルバムだ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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 「カラフル・テレマン」というサブタイト...

投稿日:2021/02/25 (木)

 「カラフル・テレマン」というサブタイトルがついているだけあって、5曲とも聞いた感じが異なり、テレマンの作風の変化がわかる好企画CDである。第1曲目の伝統的フランス風序曲、第2曲目は2つのFlとFgをリピエノとする合奏協奏曲、第3曲目はドイツ風序曲(組曲)、第4曲目はいかにもテレマンらしいと感じる名作、そして最後は最晩年のシンフォニア(組曲)で、形式的にはバロック音楽だが、所々に「おやっ」と思わせるこれまでのテレマンにはない音の運びが聞こえてくる。80歳過ぎても新しい音楽表現を模索していたテレマンは、バッハとは真逆の意味ですごいと思う。クイケンのFlはさすがにうまい!インディアナポリス・バロック管弦楽団の演奏は、クイケンの指導もあってか、刺激的な表現はせず、落ち着いたテンポで品が良く、平常心で聞くことができる。

まさやん さん | 新潟県 | 不明

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