ラ・フォンテーヌ / テレマン:室内楽曲集
ラ・フォンテーヌ結成20周年を記念するレグルス第2弾。
個人、アンサンブルとして、全国でコンサートを行い根強い人気のラ・フォンテーヌの結成10周年を記念するレグルス録音第2弾です。前作「華麗なるフランス・バロック」は多方面から好評をいただきました。(レグルス)
「テレマンは、彼らのレパートリーの核といってもよい作曲家で、これまでにも彼らは、その愉悦感あふれる音楽を魅力たっぷりに演奏してきた。テレマンは常に聴き手のことを考えて音楽活動を行ってきた作曲家で、その点でもラ・フォンテーヌの活動姿勢と共通するところがある。10周年記念のCDを作るにあたって、彼らはまさにぴったりの作曲家を選んだと言えるだろう。ラ・ファンテーヌの活動は、これからますます充実したものになってゆくだろうが、このCDは、その節目を飾るのにふさわしいものである。」(今谷和徳 解説より)
ドイツ・バロックの精華−テレマン:室内楽曲集
テレマン:
・クァルテット ト長調
・トリオ・ソナタ ホ短調
・トリオ・ソナタ 変ホ長調(音楽の練習帳より)
・トリオ・ソナタ ホ短調 (ターフェルムジークより)
・ファンタジー ニ長調(オリジナル[vfl])
・ファンタジー ニ長調(アレンジ[ob,fg,vc,cem])
・トリオ・ソナタ ニ短調
・組曲 ロ短調(6つの四重奏曲より)
・終曲 変ロ長調 (ターフェルムジークより)
ラ・フォンテーヌ
[江崎浩司(リコーダー、オーボエ、ファゴット)
三宮正満(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)
高群輝夫(チェロ)
水永牧子(チェンバロ)]
録音:2006年3月1-3日、山梨市、花かげホール[デジタル]
[ラ・フォンテーヌ プロフィール]
1996年東京にて結成。翌年、第11回日本古楽コンク−ル(山梨)・アンサンブル部門にて最高位受賞。99年、イギリス・ヨークで開催されたEarly Music Festivalに参加、アンサンブル・コンテストでファイナリスト。ファースト・アルバム「バロックの泉」(アントレ)をリリース。2000 年、ブリュージュ国際古楽コンクール・アンサンブル部門にて第2位、併せて聴衆賞も受賞。01年、セカンド・アルバム「Baroque Spirit」(マイスターM)をリリース、また秋にはP.ピケット氏に招かれロンドン・サウスバンクセンター音楽祭に出演。サード・アルバム「インサラータ」をリリース(トライエム)。04年「華麗なるフランス・バロック」をリリース。
東京での公演の他、近江楽堂や松明堂のバロック・シリーズ、銀座ポケットパーク、資生堂ワードなどに出演する。札幌古楽祭、栃木蔵の町音楽祭をはじめ、北は札幌から南は佐世保まで全国各地で演奏している。03年4月よりNHK-BS2放送の番組「素敵にガーデニングライフ」ではテーマ音楽を担当している。2004年度より音楽事務所アスペンの協力アーティスト。バロック音楽を中心に、各メンバーの個性を生かしたプログラムと、斬新なアイデアに満ちたエキサイティングなステ−ジにより、遠い時代の音楽を生き生きと現代に蘇らせている。また楽しいト−クを交えたコンサ−トで、多くの人と音楽の喜びを分かち合うことを目指している。(レグルス)