CD 輸入盤

テレマン名演集〜『忠実な音楽の師』全曲、他 カメラータ・ケルン、コレギウム・アウレウム、他(10CD)

テレマン(1681-1767)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88765443422
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dhm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

DHM/テレマン・エディション(10CD)
『忠実な音楽の師』、組曲、協奏曲、ほか
カメラータ・ケルン、ほか


ドイツ・ハルモニア・ムンディ・レーベルのテレマン・アルバムの中から選りすぐった名盤コレクション。
 生前はバッハやヘンデルを凌ぐ人気があったテレマンによる作品の名演を集めたボックスで、多くの名手を擁する「カメラータ・ケルン」による演奏を中心とした高水準な演奏でまとめられています。
 なお、このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。参考までに各ディスクの元のジャケット画像を表示しておきます。

【テレマンについて】
ドイツ・バロック期最大の人気を誇った作曲家、ゲオルク・フィリップ・テレマン[1681-1767]の音楽の明快さは、その実生活の多彩をきわめた華やかさと密接に関わっているとはよく指摘されるところです。
 テレマンは12歳でオペラを作曲するほどの早熟な天才でしたが、ライプツィヒ大学では法学を学び、同時に聖トマス教会では礼拝用の音楽も作曲、さらにはオペラの作曲もおこない、学内ではオケを組織し、新教会のオルガニスト兼音楽監督に就任するなど、キャリアの最初から実に多面的な活躍ぶりでした。
 さらにテレマンは、通常もちいられる楽器のほとんどすべてを演奏することができたというほどのマルチ・プレーヤーでもあり、特に木管楽器については名人級の腕前だったことはよく知られるところです。
 テレマンは、23歳のときにはプロムニッツ伯爵の宮廷楽長に就任し、伯爵の好みでもあるフランス風な管弦楽組曲を数多く作曲、伯爵の避暑地ではポーランド系の民俗音楽やジプシー音楽に接して大いに刺激を受けます。
 27歳の時にはアイゼナハの宮廷楽長に赴任し、宮廷礼拝堂楽団を組織、カンタータ・チクルスなどで君主の厚遇を得ますが、31歳の年にはこうした宮廷生活に別れを告げ、帝国自由都市フランクフルト・アム・マインの教会の楽長に就任。
 さらに9年後、40歳の年には、終生の活動の地となるハンザ自由都市ハンブルクに移って、その後46年間に渡って、都市音楽監督兼ヨハネスカントールとして、オペラに公開コンサート、教会音楽や自作の出版にと縦横無尽に活躍したということです。
 つまりテレマンの創作の背景にあったのは、当初は宮廷であり、やがてそれが市民社会に置き換えられてゆくということですが、そうした市民社会の豊かな音楽環境があればこそ、『ターフェルムジーク』(1733)のような画期的な作品も登場したのでしょう。
 作風も変化しています。宮廷では対位法やフランス趣味を意識していたテレマンも、市民社会に出てからは、より自由な音楽を志向するようになり、その代表例ともいえる音楽の数々を、ここに収められた『忠実な音楽の師』の中で聴くことが可能です。(HMV)

【収録情報】


Disc1
『忠実な音楽の師』全曲(Disc1-5)


1728年から翌年に掛けて25回、2週に一度、4ページ体裁からなる楽譜として、音楽愛好家などのために定期的に刊行された作品をまとめたのがこの「忠実な音楽の師」です。
 比較的小さい編成やソロのための作品がほとんどで、チェンバロをはじめとする独奏楽器、ガンバ、リコーダーなどの作品やアリアなどの声楽曲もあり、当時の音楽生活を彷彿とさせる内容となっています。また、バッハのカノンやゼレンカ、ヴァイスなど、当時の作曲家たちの作品も曲集に含まれているのも面白いところです。
 テレマンの室内楽作品を数多く録音し、ミヒャエル・シュナイダー(フルート、リコーダー)、ハーヨ・ベス(ヴァイオリン)、今村泰典 (リュート)等の、ドイツを中心に活躍する名手を擁する「カメラータ・ケルン」による演奏です。

テレマン:『忠実な音楽の師』(Disc1-5)
・ソナタ ヘ長調
・歌劇「エギンハルト」からのアリア「愛については何も仰言らないでください」
・パルティータ ト長調
・ポロネーズ ニ長調
・歌劇「エギンハルト」からのアリア「あなたの心を取り消してください」
・リ・ヴェール(冬)
・テレマンのソナチネの最初の小節によ若干の対位法的な変奏
・序曲 ト短調
・歌劇「サンチョ」からのアリア「純潔は天上的な光の中で輝いている」
・デュエット 変ロ長調
・歌劇「サンチョ」からのアリア「あなたが愛するひとに口づけをするたびに」
・パストラル ニ長調
・ゼレンカ氏による14の転回をもつカノン「主よ、わが業を顧みたまえ」
・カプリッチョ ト長調
・アリア「奥様がた」
・ソナタ ニ長調

Disc2
・歌劇「エギンハルト」からのアリア「お忘れなさい自分自身を、私も最も美しい天使よ!」
・マリア ニ長調
・マーチとタットゥー(ルトレト)(アレグロ)ヘ長調、ウェーバー隊長殿のために
・去り行く和音へのいくらかの突然の入場
・組曲 ニ長調
・歌劇「サンチョ」からのアリア「甘いことば? 心のこもった手紙の文句?」
・お馬鹿さん ホ長調
・パーレスク組曲とメントラーダ ニ長調
・5つの送られてきた解答と主題とフーガ主題とカノン・ペルテトゥス
・カリヨン
・メヌエット
・デュエット 変ロ長調
・アリア「魅力あふれるかのひとの甘い追憶を」
・ファンタジア ニ短調
・小曲 ホ長調』『歌劇「アエソプス(イソップ)」からのアリア「河よりも小川のほうが心楽しい」
・ナポリ人 ト長調
・3声のイントロドゥツィオーネ イ長調

Disc3
・J.V.ゲルナー氏によるパッサカリア ロ短調
・ソナタ ヘ短調
・プレスト
・歌劇「エギンハルト」からのアリア「激怒しないで、やさしい目差しよ!」
・ジーグ イ短調
・歌劇「この世はさかさま」からのアリア「毎朝恋をして、しかも安らかな男」
・組曲 ニ長調
・歌劇「アエソプス(イソップ)」からの寓話「牡牛さん、お待ち! いや結構!」
・ラ・ポスト 変ロ長調
・ソナタ ニ長調

Disc4
・歌劇「カリュプソ」からの合唱「この愉しさは、いくえにも素晴らしい」
・混乱したお祭り ハ長調
・楽師長ムシュウ・シュミットによる5度下と4度上の3声のカノン
・歌劇「エギンハルト」からのアリア「憩いの泉、快い温泉よ」
・ソナタ イ短調
・小曲 ハ長調
・ソナタ ヘ長調
・カペルマイスター・バッハ氏による4声のカノン
・歌劇「アエソプス」からのアリア「太鼓はブンブンブンと鳴り、トランペットはトラララと鳴く!」
・バーレスク序曲 ニ短調
・ソナタ ハ長調
・カンタータ「笑ったり、泣いたり、ふざけたり、すべては私にとって同じこと」
・ディルンスロット氏による4声のカノン
・デュエット ト長調

Disc5
・組曲 変ロ長調
・アリア「ためらわないで、愛する美しい人よ!」
・3つの主題によるフーガ
・ソナタ・ダ・キエーザ ト短調
・シンフォニー ロ短調
・歌劇「エギンハルト」からの2声のアリア「私はあなたに従いて行きます」
・ソナタ ト長調
・ビツィーリア イ長調
・歌劇「ベルサザール」からのアリア「あなたにこの身を捧げるべきだと」
・ジーグ イ長調

 カメラータ・ケルン

Disc6
カンタータ『一日の時』全曲


珍しいテレマンのカンタータ。オーケストラの「コレギウム・ムジクム・フライブルク」は、トーマス・ヘンゲルブロックが中心となって集められたメンバーによる録音のためのアンサンブル。その後のフライブルク・バロックオーケストラ設立へのきっかけともなりました。

・カンタータ『一日の時』全曲
 フライブルク・ヴォーカルアンサンブル
 コレギウム・ムジクム・フライブルク
 ヴォルフガング・シェーファー(指揮)

Disc7
管弦楽のための組曲集


テレマンは膨大な数の管弦楽組曲を書いていますが、ここにはマンロウの美しい演奏でも名高いイ短調組曲など3曲を収録しています。

・組曲ニ長調 TWV.55:D23
・組曲イ短調 TWV.55:a2
・組曲ニ長調 TWV.55:D6
 カメラータ・ケルン

Disc8
ターフェルムジークからの協奏曲集


コレギウム・アウレウムによる古雅な響きによる演奏。バルトルド・クイケンや大御所ヨハネス・コッホもソロとして参加。

・3つのヴァイオリンのための協奏曲へ長調
・フルートとヴァイオリンのための協奏曲イ長調
・2つのホルンのための協奏曲変ホ長調
・ヴィオラ・ダ・ガンバと弦楽のための組曲ニ長調
 コレギウム・アウレウム

Disc9
管楽器のための協奏曲集


さまざまな楽器の演奏技巧に精通していたテレマンならではの作品群。名手ぞろいのカメラータ・ケルンがバロック時代の語法を研究してテレマンの真髄を表現したといわれてきた名盤で、多彩な音色と和声感、旋律の豊かさに特徴付けられた各楽器それぞれの魅力を満喫させる内容は実に見事。

・ブロックフレーテ協奏曲へ長調
・オーボエ協奏曲ホ短調
・フルート協奏曲ニ長調
・ブロックフレーテとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲イ短調
・ファゴットと2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調
 カメラータ・ケルン

Disc10
無伴奏フルートのための12の幻想曲


フランスの様々な古楽器アンサンブルに参加しているフラウト・トラヴェルソ奏者ジョスラン・ドービニーによる演奏。テレマンのこの幻想曲は、無伴奏作品という難しい条件ながら、聴き手を愉しませる名技性や美しい旋律が投入された洗練された名作。ドービニーは古楽器ならではの古雅な雰囲気で作品の魅力を楽しませてくれます。

・無伴奏フルートのための12の幻想曲(全曲)
 ジョスラン・ドービニー(フラウト・トラヴェルソ)

 録音:1962〜1997年(ステレオ)

収録曲   

  • 01. Der getreue Music-Meister
  • 02. Der getreue Music-Meister
  • 03. Der getreue Music-Meister
  • 04. Der getreue Music-Meister
  • 05. Der getreue Music-Meister
  • 06. Die Tageszeiten
  • 07. Suiten
  • 08. Concerto from Tafelmusik
  • 09. Concertos for Woodwind Instruments
  • 10. 12 Fantasies for Traverse Flute Solo

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ハッチ様のご感想にはすこぶる同意です。私...

投稿日:2013/03/07 (木)

ハッチ様のご感想にはすこぶる同意です。私にとっても星10個あげても良い程のお気に入りです。ただ、50th Anniversary Edition の方にはテレマンのCDは1枚のみで、その「木管楽器のための協奏曲集」も50thでは1996年録音の新盤、こちらの名演集では1990年録音の旧盤で曲目も全部違っておりますので、かぶりは全くないと思うのですが......

ILS さん | 東京都 | 不明

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バッハはもちろん重要な作曲家なのだけれど...

投稿日:2013/02/08 (金)

バッハはもちろん重要な作曲家なのだけれども、かみしもをきて正座しないといけないような謹厳でまじめで重苦しい雰囲気がある。世俗カンタータや無伴奏組曲の舞曲でも時に息苦しい緊張感が必要。でも、そのような音楽にはなじめない気分のときがあり、そのときにはテレマンがよい。およそ精神性はなく、聴衆を楽しませることには天下一品。しかしいかんせん作品の量が膨大で、どこから手を付けていけばよいのかわからない。お奨めは「ターフェルムジーク」であるけど、そのさきに進むのによいのがこのセット。「忠実な音楽の師」というタイトルはいかめしいが、中身はハープシコード独奏曲、各種楽器のソナタ、小オーケストラの合奏、歌劇のアリアなど雑多で多彩な内容。この曲集はテレマン自身による「ベスト・オブ・テレマン」という趣き。他に収録されているのも、小編成合奏に、もう少し規模の大きい合奏、管楽器の協奏曲、カンタータなどとテレマンの作品の多様さを反映している。演奏はおもにカメラータ・ケルンが担当し、中庸を旨とした安心できる内容。1990年代の録音なので、音質も問題なし。協奏曲とターフェルムジーク抜粋の2枚はDeutsche Harmonia Mundi 50th Anniversary Editionに収録されているのとかぶっているのだが、そんなことは気にしない。セール価格の安いうちにどうぞ。

ハッチ さん | 東京都 | 不明

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テレマンは作品数が多く、しかもマイナー?...

投稿日:2013/02/07 (木)

テレマンは作品数が多く、しかもマイナー?扱いの作曲家の為か、日本語による資料や本は、数える程しかなく、TWVの作品番号表記が無ければ、どんな曲かもわからない曲が多い(しかもTWVの作品目録は日本語のものはない)。でも、そんなものは、どうでもいいくらい「癒し」を感じる音楽ばかりである。J.Sバッハなどのような旋律を聴いただけで放つ強烈な個性の主張も感じない。ただ、音楽のあるがままの世界に身を委ねるだけの世界である。ベートーヴェンやワーグナーなどの対極の世界がそこにある。クラシックを聴き始めには、かっこいい、勇ましい、美しい、官能な音楽(交響曲)にひかれてしまうことが多い。だが、一通り聴けば、交響曲以外のジャンルにも興味が広がってくる。それでも、音楽の個性は選曲の必須であることには変わりない。まったく知らないオペラを対訳なしでは、聴けない。個性にこだわるためだろうし、それを知らずに聴くのは、地図がない旅をするような強い不安感が伴うのもあるだろう。まったく作品の背景を知らずに聴くことに何か許さない個性が音楽から放たれているものが多いということもあるだろう。このCDの半分は、『忠実な音楽の師』である。特徴は小編成であること以外は、歌あり、器楽あり、室内楽あり、雑多な曲が5時間以上もある。こんな雑多で歌詞もわからない、曲の出自もわからない曲集だが、難しい理屈はまったくいらない世界である。J.Sバッハが生涯フーガにこだわりをもって、それを聴くには、楽譜や対訳を欲しくなるような感覚は、ここには、まったくない(感じられない)。ただ、ゆらゆらと心地よい優しい音楽の世界に身を委ねるだけである。テレマンの、『忠実な音楽の師』以外の曲もそれが特徴、唯一の個性と言えるかもしれない。「癒し」の世界であり、読書や食事どきにあれば、素敵な空間を演出してくれる音楽である。理屈なしに。

jie さん | 大阪府 | 不明

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