テオドレスク=ショケニア:ピアノ作品集
ルーマニアの女性作曲家リヴィア・テオドレスク=ショケニア。地元の音楽院でピアノを学び、1998年から1999年にはルーマニア政府から奨学金を得て、イギリスに留学。その後はブカレストに戻り、国立音楽大学の教授としてルーマニアの音楽教育に力を注いています。作品はピアノ曲が多く、このアルバムに収録されている『ノクタニアーナ』はショパンの夜想曲第8番がそのままの形で素材として用いられているように、ショパン作品への偏愛の強さが知られています。
このアルバムには他にもユニークな曲が収録されており、なかでも『チャーリー・チャップリンへのオマージュ」はユーモアのセンスに溢れた作品です。また彼女は2015年に来日、『ノクタニアーナ』の日本初演を行うなど、優れたピアニストとしても活動しており、このアルバムでも素晴らしい腕前を披露しています。(輸入元情報)
【収録情報】
テオドレスク=ショケニア:
1. Endeavour Bells〜ソロ・ピアノのための幻想曲 (2008)
2. ノクタニアーナ〜ショパンの夜想曲による2台ピアノのための幻想曲 (2013)
3. 独奏ピアノのためのソナチネ(1985)
4. ソナチネ・ブッファ:ピアノ・デュオのための『チャーリー・チャップリンへのオマージュ』
5. カリプソ〜ソロ・ピアノのための幻想曲 (2013)
6. ピアノ協奏曲第2番『Lebenskraft』(2台ピアノ編)
タマラ・スモリャール(ピアノ)
リヴィア・テオドレスク=ショケニア(第2ピアノ:2,4,6)
録音時期:2010年12月7日(1) 2013年5月16-23日(2-6)
録音場所:Move Records, Melbourne(1) George Enescu Hall, National University of Music, Bucharest(2-6)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音(2-6)