ティラー・j・マッツェオ

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歴史の証人ホテル・リッツ 生と死、そして裏切り 創元ライブラリ

ティラー・j・マッツェオ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488070847
ISBN 10 : 4488070841
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
334p;15

内容詳細

観光客たちが憧れるパリのホテル・リッツ。ナチス占領下でも文化人たちが出入りし、ドイツ人将校と愛人(シャネルや女優)たちもいた。パリ解放時には従軍記者ヘミングウェイとカメラマンのキャパはリッツへと先陣争いをした。綺羅星のごとき登場人物たち。グランドホテル形式の小説のようなノンフィクション。

目次 : プロローグ ホテル・リッツ パリの鏡/ パリのスイス 一九四〇年六月/ パリについてのあらゆる噂話 一八九八年六月一日/ ヴァンドーム広場上空での空中戦 一九一七年七月二十七日/ リッツと同じぐらい大きなダイヤモンド 一九四〇年九月一日/ パリに流れてきたアメリカ人たち 一九四四年/ フランス人女優とナチスの恋人/ ユダヤ人バーテンダーとドイツの反ナチス活動/ アメリカ人妻とスイス人支配人/ ドイツ軍司令官とパリの運命/ 記者団とパリへのレース/ アーネスト・ヘミングウェイと解放されたホテル・リッツ/ 女性記者たち 一九四四年八月二十六日/ パリからの最後の列車/ ココの戦争と汚れたリネン/ ブロンドの爆弾と原子科学者たち/ ベルリンより愛をこめて そしてパリでの最後の戦い 一九四五年/ パリでの権力衰退 一九五一年六月/ 戦争の長い影 一九六九年五月二十九日

【著者紹介】
ティラー・J・マッツェオ : アメリカ合衆国フロリダ州ポート・シャーロット生まれ。ノンフィクション作家。現在メイン州のコルビー大学で、創作、文学、英語などを教え、夫の住むカナダのブリティッシュ・コロンビア州、ニューヨーク、メイン州を行き来する日々を送っている

羽田詩津子 : 翻訳家。東京生まれ。お茶の水女子大学英文学科卒業。ミステリなどの小説、ノンフィクションと幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りらこ さん

    文字ギッシリ読める⁉︎と思いましたが、読み始めるといやこの面白いこと。パリという立地とリッツの存在によって歴史が動いていた部分があることが興味深い。パリ解放までのホテルリッツと、その後のホテルリッツ。ナチスドイツのゲーリングが使っていたその足元で進められるヴァルキューレ作戦。王冠を賭けた恋の行方。ウォレスのおかげ?で王冠を2度手にする機会を手放すことになった親ナチスだったウィンザー公爵。ココシャネルの機を読んだ恋愛遊戯。シャネルの5番を1番有効活用した女性だろう。そして支配人オーゼロの死。良書。

  • Hiroyuki Toarada さん

    有名と思われる人が一杯出てくるが、詳しく知る人物は少ない。とはいえ、ホテル・リッツが様々な意味でパリの中心であったことがよくわかる。 ヘミングウェイとキャパが解放されたパリへそしてリッツへ一番乗りを競ったエピソードは面白く、またヘミングウェイお傍若無人ぶりが可笑しかった。

  • Lunta さん

    ホテル・リッツをねぐらにしていた有名人列伝といったところだが中心は第二次大戦でパリがドイツに占領されていたころの話。戦争が悲惨な状況になっていてもこのホテルの中だけは別世界だったことは想像以上。アルレッティやシャネル、ヘミングウェイやディートリッヒが手厳しく書かれていて面白い。ただし翻訳はあまりこなれていなくて、特に後半は間違いじゃないかと思う箇所も多数。

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