CIA秘録 その誕生から今日まで 下

ティム・ワイナー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163708102
ISBN 10 : 4163708103
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,476p

内容詳細

目的を見失った諜報組織は、経済を旗印に当選した新大統領のもと経済諜報にターゲットを移す。諜報機関を取材した調査報道記者が、誕生から今日までのCIAの姿を、情報源を明らかにして描いた書。全米図書賞受賞。

【著者紹介】
ティム・ワイナー : ニューヨーク・タイムズ記者。1956年ニューヨーク生まれ。CIA、国防総省などのインテリジェンスを30年近くにわたってカバーしている。ニューヨークのタウン紙『ソーホー・ニュース』からそのキャリアをスタートし、『フィラデルフィア・インクワイアラー』に移籍、調査報道記者として国防総省、CIAの秘密予算を明るみにだし、1988年ピューリッツアー賞を受賞。1993年『ニューヨーク・タイムズ』紙に移籍、99年までワシントン支局でCIAを担当。94年にはCIAの自民党に対する秘密献金の存在をスッパぬき、日本の新聞全紙が後追いをした

藤田博司 : 1937年生まれ。元共同通信記者。サイゴン支局員、ニューヨーク支局長、ワシントン支局長、論説副委員長などを経て、1995‐2005年上智大学教授、05‐08年早稲田大学客員教授

山田侑平 : 1938年生まれ。人間総合科学大学名誉教授。元共同通信記者。ニューヨーク支局員、ブリュッセル支局長などを経て、2000年から人間総合科学大学で教鞭をとる

佐藤信行 : 1937年生まれ。元共同通信記者。ロンドン支局員、東欧特派員、テルアビブ支局長、ワシントン支局長、外信部長、編集委員室長などを経て、1997‐2003年和歌山大学教授。74年度ボーン国際記者賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • fseigojp さん

    冷戦期ほとんど二重スパイに成功していない 意外なり

  • せいたろう さん

    万能のCIAというイメージは全くの幻想であるということを本書は明かしている。失敗に次ぐ失敗。見捨てられる工作員。イラクの大量破壊兵器という誤報はイラク亡命者の嘘を見抜けなかったからだとか。とにかく唖然とさせられるCIAの歴史。なぜか対日本の経済摩擦は成功を納めてて腹立たしい(笑)。

  • yooou さん

    ☆☆☆☆☆ 諜報活動の失敗は背景にあるアメリカの文化的価値観に根ざすものであるように思えます。また著者も含めて第三者を敵と決め付けて戦い、戦い続けることになんの呵責もないアメリカという国はつくづくならず者の国としかいいようがありません。

  • ななっち さん

    この本を読んで思うのは、国益とは何なのか、ということだと思います。国家の秘密工作は、国家のためといいつつも、その秘密性や陰謀くささのために、国民の信頼を損ない、逆に国益を危険にさらす可能性もあります。CIAなる国家の謀略機関を一言で評価することは、非常に難しい。 今回歴代大統領の中で、パパブッシュがCIAに最も近い存在であったことや、ニクソン大統領以上に、そもそもケネディ大統領が国民への盗聴について開いた危険な道筋などを知ることができました。マーシャルプランから一定の資金がCIA創設に流れていたんですね。

  • cronoq さん

    結局CIAというのは、時の政権や議会の意向に翻弄され、独立した諜報機関としてまともに機能してこなかった、アメリカ合衆国のためにはあまりならなかった、そういうことなのだろう。しかし、CIAが中心となって国政介入が行われた世界中の国々のことを考えると、それはあまりにもアメリカ中心の、自分勝手な見方ではないかと思えてくる。ただし、膨大な「ソースノート」により、発言や事実の出展を余すことなく明らかにしているティム・ワイナーの姿勢は素晴らしい。怪情報が含まれないだけでも、本書には相応の価値がある。

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ティム・ワイナー

1956年、ニューヨーク州生まれ。コロンビア大学と大学院で歴史とジャーナリズムを専攻。“ソーホー・ニュース”紙で記者としての第一歩を踏みだした。“フィラデルフィア・インクワイアラー”紙に移籍後の1988年、国防総省とCIAの秘密予算にかんする調査報道でピュリツァー賞を受賞する。1993年から2009

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