ベートーヴェンを“読む” 32のピアノソナタ

チャールズ・ローゼン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784860860592
ISBN 10 : 4860860594
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
309p;22

内容詳細

『ピアノ・ノート』の著者が、当時の楽譜を基にベートーヴェンの思考回路を紐解く。

目次 : 第1部 伝統(形式について/ フレージング/ テンポ/ ペダル、トリル、鍵盤の拡大)/ 第2部 ソナタ(18世紀のソナタ/ 人気を博した青年時代/ 熟練の時代/ 苦悩の時代/ 最後のソナタ)

【著者紹介】
チャールズ・ローゼン : 国際的に高く評価されるピアニスト、音楽学者。モーリス・ローゼンタールに師事し、バッハからピエール・ブーレーズに至るまで、広範なレパートリーを演奏・録音している

小野寺粛 : 東京大学国際関係論分科卒業。翻訳者、通訳者。予備校勤務を経て出版社で編集業務に携わる一方、国内外で精力的に演奏活動を行う。翻訳を藤岡啓介氏に師事。ピアノを北川正、奈良井巳城氏の各氏、ピアノ奏法を杉山佳子氏、音楽を上原由紀音氏に学ぶ。日本クラシック音楽コンクール等で入賞多数。国際ピアノデュオ協会、東京国際芸術協会会員

土田京子 : 東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、作曲を池内友次郎・矢代秋雄の各氏に、ピアノを遠山つや氏に学ぶ。トロント王立音楽院ピアノ科を“Piano Performer’s Diploma”を得て卒業。Earle Moss、ヴァレリア・セルヴァンスキー、ピーター・コラッジォの各氏に学ぶ。聖徳学園短期大学(現聖徳大学)音楽科講師、同志社女子大学音楽学科講師を歴任。東京・京都・福岡にて音楽研究グループ“ティータイム・トーク”を主宰

内藤晃 : 1985年生まれ。これまでにピアノを城田英子、川上昌裕、デイヴィッド・コレヴァー、ヴィクトル・トイフルマイヤーの各氏に、ピアノ、音楽理論、室内楽を広瀬宣行、秋山徹也の両氏に、指揮を紙谷一衛氏に、古楽を渡邊順生氏に、ジャズを熱田公紀氏に師事。チャリティー、施設慰問等の演奏活動に長年意欲的に取り組み、2006年度、(財)ソロプチミスト日本財団より社会ボランティア賞受賞。2008年3月、CD「Primavera」でピアニストとしてデビュー、「レコード芸術」5月号誌上にて特選盤に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 松本直哉 さん

    ワルトシュタインと熱情の間に挟まれた不人気な22番のソナタについて、その終楽章のアレグレットのテンポがどんなものだったか、同時代や先輩の作品の譜例をたくさん引用しながら、当時のアレグレットがアレグロよりはむしろアンダンテに近いこと、終楽章に一般に望まれる華やかな名人芸とか無窮動の練習曲風といった一般のイメージとは逆の、繊細な詩情と機知にみちたこの曲の魅力を明らかにしていく。自筆譜や当時の演奏習慣の丹念な吟味から、ベートーヴェンの思いがけない新しい姿が浮かび上がる。22番のソナタを弾いてみたくなった。

  • カティサーク さん

    クラシック音楽の楽典知識がないと読みすすめるのが辛いかも知れません、私は知識があまりなかったので難解でした・・・途中からは理解を諦め、とりあえず読みました(泣) 後半の32のソナタの各論は、楽譜を読みとく・・いきなり「○小節の〜」「F#音上の減7和音〜」という感じなので、引き込んだ曲であれば旋律が頭に浮かびますが、馴染の薄い曲だと??という感じで、楽譜片手に読まないと先に進めませんでした。 趣味でピアノに触れるくらいの人間には、ハードルが高い本でしたが、またいつか勉強して、再読したい。

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人物・団体紹介

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チャールズ・ローゼン

1927年ニューヨークに生まれる。コンサート・ピアニスト、音楽批評家・理論家。4歳でピアノを始め、11歳でジュリアードを中退、モーリツ・ローゼンタールに師事する。1951年プリンストン大学で博士号取得(フランス文学)。これまでにニューヨーク州立大学、オクスフォード大学、ハーバード大学、シカゴ大学など

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