チャールズ・ディケンズ

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デイヴィッド・コパフィールド 2 新潮文庫

チャールズ・ディケンズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102030110
ISBN 10 : 4102030115
フォーマット
出版社
発行年月
2006年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,471p

内容詳細

伯母にひきとられてトロットウッドと名を改めたデイヴィッドは、伯母の好意によりカンタベリーの学校に通うようになり、級友スティアフォースと運命的に出会う。また、法律事務所をひらくウイックフィールドのもとに寄宿した彼は、その娘アグニス、書生のユライア・ヒープなど、個性あふれる人々に囲まれて成長する。やがて学校を卒業した彼は、代訴人見習いとしての生活を始める。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェルナーの日記 さん

    本作の第2巻。大伯母のベッチー・トロットウッドに引き取られ、養子となった主人公デイヴィッドが、新たな学校生活を送って17歳で卒業。その後、ロンドンへ出て代訴人見習いとして働き始める20歳までを描いている。当時(物語の時代)代訴人【proctor・プロクター】という”事務弁護士”がいた。英国をはじめとする一部の法系諸国で、法廷での弁論以外の法律事務を取り扱う法律専門職であった。法律専門職は法廷弁護士と事務弁護士とに分かれていて、事務弁護士は基本的に法廷における弁論以外のすべての法律事務を取り扱った。

  • NAO さん

    【誕生月にディケンズ再読】叔母の援助で学校に通うことになったデイヴィッドは、級友スティアフォース、寄宿している法律事務所の娘アグニス、その法律事務所の書生ユライア・ピープと、以後重要な役割を担う登場人物たちと、次々出会っていく。やはり、その中でも強烈なインパクトを与えるのが、ユライア・ヒープ。彼のねちっこさ、ぞくっとするような冷ややかさは、蛇のようでどうにも気味が悪い。しかも、その存在感はどんどん増していく。穏やかな日々が続く中、こういったあくの強い登場人物たちは、のちのちの波乱を予想させるに充分だ。

  • 優希 さん

    すっかり青年になったデイヴィッド。運命の出会いもあり、個性ある人々に囲まれて成長していくように見えました。淡々と展開していく物語なので安心して読めました。

  • 肉尊 さん

    苦難の少年期を脱しながらも、幼さを持つ主人公が青年へと成長する時期。エミリー・アグニス・ドーラ。彼女たちの存在の陰には親愛なるスティアフォースが。知己との再会を通じて人間性を深めていく姿がこの巻の魅力。映画より活字の方が鮮明に恋の疼きや酩酊ぶりなどが表現できているように感じる。また緻密な人物設定を理解できれば作品がいかに味わい深いか心に沁みてくる。個人的な話で恐縮だが、主人公の叔母が自分の母に酷似しており(実業家的で庭に入る猫を嫌い癖が強い)様々な価値観を持つ人間性を理解する上でも、勉強になる本だと思う。

  • 田中 さん

    奇妙な自信をまき散らす個性派キャラが織りなす豊かな物語に魅了される。はた迷惑な存在のちよっと困った人たちが異彩を放つ。そして、いっけん平和そうな家庭に潜む暗部がチラチラと垣間見える。明朗だがいつも金欠で生活は窮乏しているミコーバー夫婦の表面的な楽天性。老塾長ドクター・ストロングの若き美貌妻アニーの秘めた苦悩。スティアフォースとエミリーとの横恋慕さが散見する。エミリーとハムとの婚姻は壊れる予感がする。ユライア・ヒープが狙う女神アグニスが心配だ。あの「ミス・マードストン」が再び現れてギョッとした。

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チャールズ・ディケンズ

19世紀を代表するイギリスの国民的小説家。新聞記者を務めながら作品を発表した。貧困だった幼少期の経験や、当時の社会事情を反映した作品が多く、生き生きとした人物描写や豊かな物語性で人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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