我らが願いは戦争 韓国文学セレクション

チャン ガンミョン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787721228
ISBN 10 : 4787721224
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
496p;20

内容詳細

“我らが願いは…統一”北朝鮮の現政権が勝手に崩壊するという、韓国にとって理想的なシナリオが現実のものとなった朝鮮半島。しかしそこには、いまだ統一国家が成立してはいなかった。一般人の南北間の往来は禁じられ、朝鮮半島北部は無能な「統一過渡政府」のもと、貧困と暴力が蔓延し、麻薬組織が暗躍する無法地帯となり果てていた。つい何年か前まで、最も理想的と謳われていたシナリオ。それがいざ現実のものとなるや、餓鬼と修羅の跋扈する畜生道への扉が開かれたのだ。韓国で理想的に語られる筋書きが現実化した後の朝鮮半島を描いた近未来ディストピア小説。北の社会の実情をリアルに描き、読者を一気に引き込む話題作。

【著者紹介】
チャン ガンミョン : 張康明。1975年、ソウル生まれ。延世大学都市工学科卒業。2011年、長編小説『漂白』で作家デビュー。社会批評からSFまで幅広い作品で知られ、ハンギョレ文学賞、秀林文学賞、済州四・三平和文学賞、文学トンネ作家賞などを受賞。もともと建築を学び、その分野で就職したが肌に合わず、試験勉強をして新聞社「東亜日報」に入社。新聞記者と作家の二足のわらじを履いていたが、現在は文筆業に専念。SFファンで、1994年からPC通信同好会で活動し、『月刊SFウェブジン』を創刊した経歴ももつ

小西直子 : 日韓通訳・翻訳者。静岡県生まれ。立教大学文学部卒業。80年代中頃より独学で韓国語を学び、1994年、延世大学韓国語学堂に語学留学。以後、韓国在住。高麗大学教育大学院日本語教育科修了、韓国外国語大学通訳翻訳大学院韓日科修士課程卒業(通訳翻訳学修士)。現在は韓国で通訳・翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パトラッシュ さん

    いつ崩壊するかと長年言われながら北朝鮮と金王朝が持ちこたえている理由は、こんな状況になるのを韓国や日米中ロが望まないからでは。ドイツ統一後も旧東独再建に苦労したのに、産業やインフラは無に等しい極貧の北を統一するなど狂気の沙汰なのだ。『バイオレンスジャック』を思わせる無法地帯と化した北で、力だけが正義の軍閥や私兵を従えた麻薬組織が殺し合うのを同じ民族も民主主義を唱える国も見て見ぬふりをしている。本当に北が崩壊すれば、韓国は再建費用全額を日本が出せと要求してくるのは確実なので、他人事ではない気分で読まされた。

  • HANA さん

    金王朝が崩壊した北朝鮮。しかし朝鮮半島が統一される事はなく、そこは統一過渡政府が治める無法地帯となっていた。いや韓国文学侮ってました。今までの韓国文学というと、真面目な善男善女がしかつめらしい顔をして社会問題に向き合っている。というイメージで敬遠していたのだが、本作は紛れもないアクション大作で面白く読めた。惜しらむは主役の影が薄い事か。読みながら何となく船戸与一思い出したけど、無法下での登場人物の対立や生き様という部分で共通項があるのかも。何よりこれが楽観的なシナリオというのが、一番恐ろしいような。

  • かもめ通信 さん

    黄色地に黒の危険物を思わせる装丁に過激なタイトルで、朝鮮半島を舞台にした近未来ディストピア小説!?既に映画化が決定しているというが、原作に忠実に映像化するならば、R指定もやむなしかというノワール作品になる気も。エンタメ的に盛られた中にも、国や民族や人権や……と、様々な問題を投げかけるこの物語をどう映像化するのか、出来るのか、そのあたりもとても気になるところ。それにしてもこの作家の幅の広さ!『韓国が嫌いで』とは全く違うテイストでありながら、先の作品と同様に、生きづらさを抱えた人たちの描き方は絶妙だ。

  • 星落秋風五丈原 さん

    これフィクションではなくあってもおかしくない話としてずーっと読んでました。

  • このこねこ@年間500冊の乱読家 さん

    ⭐⭐⭐ 初韓国文学。 金王朝が勝手に崩壊したという設定で、その後の北朝鮮を描く。 日本は拉致問題でちょっとだけ出てくる。やはりそのイメージが強いのですね。 「我らが願いは統一」という歌は韓国では教科書にも載っているよう。 分断の要因となった我々としては辛い。

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チャン ガンミョン

張康明。1975年、ソウル生まれ。延世大学都市工学科卒業。2011年、長編小説『漂白』で作家デビュー。社会批評からSFまで幅広い作品で知られ、ハンギョレ文学賞、秀林文学賞、済州四・三平和文学賞、文学トンネ作家賞などを受賞。もともと建築を学び、その分野で就職したが肌に合わず、試験勉強をして新聞社「東亜

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