チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

交響曲全集、弦セレ、1812年 カラヤン&ベルリン・フィル(5CD)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4717012
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

カラヤン / チャイコフスキー:交響曲全集,管弦楽作品集(5CD) 

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 

交響曲は1975〜79年ステレオ録音。このイタリア・ユニヴァーサル盤(ドイツ・プレス)の全集は、第4番〜第6番が1960年代の録音だったコレクターズ・エディション盤(463774)とは異なり、交響曲はすべて1970年代のものとなっています。

 この1970年代の全集は、同じ時期のベートーヴェン全集と並んで、カラヤンとベルリン・フィル絶頂期を代表するレコーディングとして世評高い一組。強大なBPOサウンドを存分に活かしながら、楽曲の微細なレヴェルにまで自らの意図を浸透させ、完璧と言いたくなるチャイコフスキー演奏を実現した名全集。アナログ完成期の録音も非常に優秀です。

 6つのシンフォニーの中で、後半の3曲はカラヤンの十八番でもあり、それぞれ他に数種の録音が残されていますが、表現の徹底と密度の高さ、仕上がりの完璧なことでは、当全集での演奏は群を抜いていると言えるでしょう。とりわけ『悲愴』での究極の美感は空前絶後と言いたくなるほどで、カラヤンとしてもこの時期、BPOを擁してはじめて可能だった演奏と言えるでしょう。

 また、カラヤン唯一の録音となった前半3曲も聴きもの。後半3曲に比べて軽く見られがちなこれらの作品が、これほど高度な水準の演奏でレコーディングされることはもはやないといっていいのではないでしょうか。

 このイタリア・ユニヴァーサル盤の音質ですが、第4番の第3楽章で比較したところ、スタンパー・ナンバーが共通するカラヤン・コレクション盤(429675)と似ていますが、低音のブースト感が抑えられ、ピチカートもよりクッキリという印象。おそらくプレス機の相違に起因するものでしょう。ちなみにOIBP盤は、残響が増して空間性は一番ですが、低音はかなり削られてしまっています。

 3つの管弦楽作品も、どれも定番中の定番として知られる名演。とりわけ『1812年』は序奏部のコーラスにドン・コサック合唱団を起用、その独特なヴォイス・サウンドが他に類例のない効果を上げていることで有名です。 

・交響曲第1番ト短調 Op.13『冬の日の幻想』
 録音:1979年2月 ベルリン、フィルハーモニー

・交響曲第2番ハ短調 Op.17『ウクライナ』
 録音:1979年1月 ベルリン、フィルハーモニー

・交響曲第3番ニ長調 Op.29『ポーランド』
 録音:1979年2月 ベルリン、フィルハーモニー

・交響曲第4番ヘ短調 Op.36
 録音:1976年12月 ベルリン、フィルハーモニー

・交響曲第5番ホ短調 Op.64
 録音:1975年10月 ベルリン、フィルハーモニー

・交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
 録音:1976年5月 ベルリン、フィルハーモニー

・序曲『1812年』 Op.49
 録音:1966年10月,12月 ベルリン、イエス・キリスト教会

・弦楽セレナード ハ長調 Op.48
 録音:1966年10月 ベルリン、イエス・キリスト教会

・歌劇『エフゲニー・オネーギン』〜ポロネーズとワルツ
 録音:1970年12月 ベルリン、イエス・キリスト教会
 
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ドン・コサック合唱団[1812年]
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Tchaikovsky: Symphony No. 1, Op. 13: I. Dreams of a winter journey [11:41]
  • 02. II. Land of desolation, land of mists [12:05]
  • 03. III. Scherzo [7:58]
  • 04. IV. Finale [12:48]
  • 05. Symphony No. 2, Op. 17: I. Andante sostenuto - Allegro vivo [11:10]
  • 06. II. Andantino marziale, quasi moderato [8:04]

ディスク   2

  • 01. III. Scherzo. Allegro molto vivace - Trio. L'istesso tempo [5:41]
  • 02. IV. Moderato assai - Allegro vivo - Presto [10:08]
  • 03. Symphony No. 3, Op. 29: I. Introduzione e Allegro. Moderato assai (Tempo di marcia funebre) [14:27]
  • 04. II. Alla tedesca. Allegro moderato e semplice [8:12]
  • 05. III. Andante elegiaco [8:09]
  • 06. IV. Scherzo. Allegro vivo [5:57]
  • 07. V. Finale. Allegro con fuoco (Tempo di Polacca) [9:31]

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ユーザーレビュー

総合評価

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カラヤンは、クラシック音楽史上最大のレコ...

投稿日:2011/06/05 (日)

カラヤンは、クラシック音楽史上最大のレコーディングアーティストとして、様々な作曲家による交響曲全集の録音を数多く行った。その大半は独墺系の作曲家によるものに限られているが、唯一そうでないものが存在する。それが、本盤におさめられたチャイコフスキーの交響曲全集である。チャイコフスキーの交響曲は、独墺系の錚々たる大指揮者が好んで演奏を行ってきてはいるが、それは後期三大交響曲(第4〜6番)に限られていると言える。したがって、初期の第1〜第3番を含めた全集を録音したのは、独墺系の指揮者の中では現在においてもカラヤンが唯一の指揮者ということになる。このうち、第1〜3番については、カラヤンも実演では一度も採り上げたことがないことから、本盤におさめられたこれらの演奏は、カラヤンが全集を完成させることを目的に録音した唯一の演奏ということになる。これに対して、後期三大交響曲についてはカラヤンの十八番でもあり、本盤以外にも、ライヴ録音を含めかなりの点数の録音を遺している。第3番及び後期三大交響曲についての個別の演奏評価についてはそれぞれレビューを既に投稿しているので、個別の交響曲毎の演奏評価についてはそちらに委ねるが、いずれにしても、本盤におさめられた演奏は、カラヤン&ベルリン・フィルの黄金時代の演奏の凄さを満喫させてくれる素晴らしい名演と高く評価したい。各交響曲の演奏は、いずれも1975〜1979年というカラヤン&ベルリン・フィルの黄金コンビの全盛時代のもの。一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルを誇る弦楽合奏、金管楽器のブリリアントで強靭な響き、桁外れのテクニックを誇る木管楽器の極上の美しい響き、そしてフォーグラーによる雷鳴のように轟くティンパニなどが一体となった超絶的な技量を披露するベルリン・フィルの名演奏に、カラヤンは流麗なレガートを施すことによって、究極の美を誇るいわゆるカラヤンサウンドを形成。正に、オーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマの構築を行っていたところである。本盤におさめられた演奏は、いずれもかかるカラヤンサウンド満載の圧倒的な音のドラマが健在であり、これはこの黄金コンビが成し遂げた究極の名演奏と言っても過言ではあるまい。後期三大交響曲については、実演に近いドラマティックな豪演を展開する1971年盤(EMI)や、最晩年の枯淡の境地を示すとともに、音楽そのものを語らせる至高の名演である1984年盤(DG)の方をより上位に掲げる聴き手も多いとは思うが、カラヤンの個性が安定して発揮されていることや、演奏の完成度という意味においては、本盤におさめられた演奏は、1971年盤や1984年盤にいささかも引けを取っていないと考える。併録の管弦楽曲はいずれも名演であるが、とりわけ弦楽セレナードは、全盛期のベルリン・フィルの弦楽セクションの超絶的な技量を味わうことができる超名演と評価したい。録音は、デジタル録音に移行する直前のいわばアナログ録音の完成期のものであるだけに、従来盤でも十分に満足できる音質であるが、数年前にカラヤン生誕100年を記念して発売されたSHM−CD盤がこれまでのところ全集としては最も良好な高音質であったと言える。大序曲「1812年」や弦楽セレナードも、SHM−CD盤がベターな音質であると言えるだろう。もっとも、不思議なのは、チャイコフスキーの交響曲の中で最も人気の低い第3番のみが、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化されているということである。いずれにしても、本盤はカラヤンによる素晴らしい名全集でもあり、今後は第3番以外の交響曲や管弦楽曲についても、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化をしていただくことをこの場を借りて大いに要望しておきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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