チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、ニールセン:ヴァイオリン協奏曲 フラング、イェンセン&デンマーク国立放送響

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
6025702
組み枚数
:
2
レーベル
:
Emi
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

チャイコフスキー&ニールセン:ヴァイオリン協奏曲
ヴィルデ・フラング、イェンセン&デンマーク国立放送交響楽団


ノルウェー出身の「北欧の妖精」とうたわれる美貌の実力派ヴァイオリニストが、王道のチャイコフスキーと、デンマークの作曲家ニールセンの協奏曲を録音。
 2011年3月の初来日でN響との共演で好評を得た彼女は、2012年5月に二度目の日本公演を予定。2012年、クレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞を受賞、9月には早くもルツェルン音楽祭にて、ハイティンク指揮ウィーン・フィルとの共演も決定している期待の新進ヴァイオリニストです。(EMI)

【収録情報】
・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35
・ニールセン:ヴァイオリン協奏曲 op.33

 ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)
 デンマーク国立放送交響楽団
 エイヴィン・グルベルグ・イェンセン(指揮)

 録音時期:2011年8月29-31日
 録音場所:コペンハーゲン、DR Koncerthuset
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. I. Allegro moderato. - Concerto for Violin and Orchestra in D major Opus 35
  • 02. II. Canzonetta (Andante). - Concerto for Violin and Orchestra in D major Opus 35
  • 03. III. Finale (Allegro vivacissimo). - Concerto for Violin and Orchestra in D major Opus 35
  • 04. I. Part I. Praeludium - Largo. - Concerto for Violin and Orchestra Opus 33
  • 05. II. Part I. Allegro cavalleresco. - Concerto for Violin and Orchestra Opus 33
  • 06. III. Part 2. Poco Adagio. - Concerto for Violin and Orchestra Opus 33
  • 07. IV. Part 2. Rondo. Allegretto scherzando. - Concerto for Violin and Orchestra Opus 33

ディスク   2

  • 01. Record Label: Emi Classics
  • 02. Catalog#: 6025702
  • 03. Country Of Release: NLD
  • 04. Year Of Release: 2012
  • 05. Notes: Danish Radio S.O./Eivind Gulberg Jensen

ユーザーレビュー

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先日、名脇役俳優 大滝秀治さんが亡くなっ...

投稿日:2012/10/07 (日)

先日、名脇役俳優 大滝秀治さんが亡くなった報道がなされ我々はTVでその演技に接していたわけですが彼の映画デビューは1955年「ここに泉あり」でまだ若き大滝が役回りで何とオーケストラメンバーのバイオリンを弾いていた事を思い出しました。彼はそのデビュー頃から半世紀以上本人の積み重ね努力、そしてスタッフ、事務周りの「運」も手伝って存在感ある俳優ポジションを維持して来たのでしょう。どの業界でも言える事なのですが「替え」がいくらでも出来る芸能界で我々オールドファンにとっては新人演奏家の演奏を聴く事はおろか名前すら覚える事が追いつかず、ついつい新人と言えば若い可愛い女性演奏家のみに目線が行ってしまい本盤演奏者のV.フラングも有望でハイセンスな新人としてスタートしそれでももう十年以上経っています。かのムターの秘蔵っ子という触れ込みもある彼女は周知の通りノルウェー出身で北欧作曲家作品とセットでロシア等作曲家作品を収録するラインを取っていた様でもあります。本盤の2011年収録のバイオリン協奏曲はチャイコフスキー(タイム@18’22A6’28B10’10)とニールセン(同@13’09A6’14B10’25)で彼女は25歳、バックオーケストラは彼女と同郷のE.G.イェンセン(39歳)率いるDNSOであり私は前者チャイコフスキーを聴きました。第1楽章。初め軽く流す様なオーケストラの前奏からVがややもったいぶってゆっくり入ります。いろいろアプローチにもあるなぁ・・・という感じで馬鹿に出来ない表情のつけ方に先ず注目しました。Vの音色はオーケストラのやや篭った音色に比して切れ味のある澄み切った感じです。途中二回ほどあるオーケストラ全奏の山場は割りとテンボが速い様に思いました・・・ロシア的土俗感も出してはいますがやや淡々な印象なのです。カデンツァは清々しくかつ濃く微妙な味わいを見せます。〆は充分引きずって終わります。中間楽章は情感がこめられ緩急をつけつつ特に弱音に移る処は独特の感覚気分です。そして最終楽章への移行は充分準備を経てVがやゝ講釈気味に入って行きます。オーケストラは少しここでも距離感を置いて進んで行きますが後半はたっぷり感も示します。全体として瞬間々振幅幅を楽しむ方向で聴き込めば私の様なオールドでもその面白さが分って来ます。残念ながらニールセンの方は未聴ですがこっちの方は更に彼女の本領が発揮されているのではないでしょうか。あくまでオールド感覚という事と未聴分もありますが少し甘めに素晴らしいランクとさせていただきます。若手女性演奏家の「新鮮度」を誇る時期から以降が本当の勝負どころ、頑張りを期待したいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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このチャイコフスキーは本当に素晴らしい。...

投稿日:2012/07/03 (火)

このチャイコフスキーは本当に素晴らしい。音色が多彩であり、細部の表現も実に新鮮、テクニックも極めて優秀。ともするとテクニックがある奏者ほどそれを「ひけらかすだけ」という演奏になりがちなこの曲。しかしフラングは超絶技巧を披露しながらも、そこには必ず音楽がある。あくまでも「表現手段としての超絶技巧」なのだ。これ、当たり前のようでいて、なかなか出来る奏者はいない。またオーケストラの弾(はじ)け方もいい。単なる伴奏に留まらない、ソロとの丁丁発止のやり取りはあっぱれである。久しぶりに良いCDに出会えた。

ハムカツ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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