チャイコフスキー(1840-1893)

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【中古:盤質S】 交響曲第4番、第5番、第6番『悲愴』 カール・ベーム&ロンドン交響楽団(2CD)

チャイコフスキー(1840-1893)

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日本
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商品説明

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ベーム&LSO/チャイコフスキー後期3大交響曲集

1977年にロンドン交響楽団の名誉会長に推されたカール・ベーム[1894-1981]が、それを記念して録音したチャイコフスキーの後期三大交響曲。中では第4番は、いかにもベームらしい強靭な古典的造型感と明晰性を感じさせる中にも激しい音楽の聴かれるドイツ表現主義風ともいえる演奏です。特に終楽章におけるシンフォニックでありながらも情熱的な世界は必聴の価値があります(第4番にはチェコ・フィルとの凄いライヴもありました)。
 一方、第5番と第6番ではドイツ色はいっそう濃くなり、チャイコフスキーというよりもブラームスとかブルックナーに近い雰囲気さえ漂いますが、交響曲の演奏としては、がっちりした造形と端正なフレージングもあって、たいへん立派なものとなっています。
 ドイツ系の指揮者による純ドイツ風アプローチとしては、ほかにクレンペラーヴァントシュミット=イッセルシュテットケンペなどが知られており、同じドイツ系でも、フルトヴェングラーカラヤンザンデルリングマズアエッシェンバッハなどが、ロシア的表現様式にも配慮した濃厚な演奏を聴かせていたのとは対照的。ベーム・ファン向けの個性的チャイコフスキー・アルバムと言えるでしょう。

チャイコフスキー
交響曲第4番へ短調 op.36
 録音:1977年12月(ステレオ)
交響曲第5番ホ短調 op.64
 録音:1980年5月(デジタル)
交響曲第6番ロ短調 op.74『悲愴』
 録音:1978年12月(ステレオ)
 ロンドン交響楽団
 カール・ベーム(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲 第4番 ヘ短調 作品36 第1楽章: Andante sostenuto - Moderato con anima - Moderato assai,quasi andante - Alle
  • 02. 交響曲 第4番 ヘ短調 作品36 第2楽章: Andantino in modo di canzone
  • 03. 交響曲 第4番 ヘ短調 作品36 第3楽章: Pizzicato ostinato (Allegro)
  • 04. 交響曲 第4番 ヘ短調 作品36 第4楽章: Finale (Allegro con fuoco)
  • 05. 交響曲 第5番 ホ短調 作品64 第1楽章: Andante - Allegro con anima
  • 06. 交響曲 第5番 ホ短調 作品64 第2楽章: Andante cantabile,con alcuna licenza - Moderato con anima - Andante mosso - A

ディスク   2

  • 01. 交響曲 第5番 ホ短調 作品64 第3楽章: Valse (Allegro moderato)
  • 02. 交響曲 第5番 ホ短調 作品64 第4楽章: Andante maestoso - Allegro vivace - Molto vivace - Moderato assai e molto mae
  • 03. 交響曲 第6番 ロ短調 作品74 ≪悲愴≫ 第1楽章: Adagio - Allegro non troppo
  • 04. 交響曲 第6番 ロ短調 作品74 ≪悲愴≫ 第2楽章: Allegro con grazia
  • 05. 交響曲 第6番 ロ短調 作品74 ≪悲愴≫ 第3楽章: Allegro molto vivace
  • 06. 交響曲 第6番 ロ短調 作品74 ≪悲愴≫ 第4楽章: Finale (Adagio lamentoso)

総合評価

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楽しめました。 オケもベームの要望に応え...

投稿日:2020/05/22 (金)

楽しめました。 オケもベームの要望に応えた熱演です。 余程のプロでない限り、ジャケットを隠して聴いていただいた時、「これはロシア・スラブ系以外の演奏者のものだ」と断言できる方がは少ないと思います。 日本のクラシックCDファンは、評論家の悪影響を受けすぎて、どうも看板で判断する傾向がありすぎます。 但し、残念なことに、高齢からくる疲れとコントロール不足は私にもわかってしまいました。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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生気や覇気に乏しい演奏です。通り一遍の演...

投稿日:2019/12/30 (月)

生気や覇気に乏しい演奏です。通り一遍の演奏なので、チャイコフスキーを聴くには支障はありませんが、魅力に乏しいです。1960年代の精気に溢れた頃のベームさんは聴きごたえがありました。

ウーヤーター さん | 東京都 | 不明

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ベームのチャイコフスキーって、何かピンと...

投稿日:2013/07/27 (土)

ベームのチャイコフスキーって、何かピンとこないと思いながらも、図書館にあったので借りて聴いてみました。大感激でした。愛聴していたムラヴィンスキーもどこかへ飛んでいってしまうほどでした。ここには歌がたくさんあって、ベームはしっとりと心に刻み込んでくれます。そしてロンドン交響楽団がすごくうまい!第5番の2楽章のホルンはめったに聴けない美しさです。全3曲とも、私にとってはベスト盤になりました。

古渡 弁蔵 さん | 北海道 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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