チャイコフスキー(1840-1893)

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【中古:盤質S】 『エフゲニ・オネーギン』全曲 ヘアハイム演出、ヤンソンス&コンセルトヘボウ管、スコウフス、ストヤノヴァ、他(2011 ステレオ)

チャイコフスキー(1840-1893)

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OA1067D
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DVD
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輸入盤

商品説明

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ネーデルラント・オペラ2011
チャイコフスキー:エフゲニ・オネーギン

ヤンソンス指揮、ヘアハイム演出の最強タッグによる現代の『オネーギン』

マリス・ヤンソンス指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団がピットに入ったネーデルラント・オペラの『エフゲニ・オネーギン』は、2011年最大の話題作といえる上演。ヤンソンスは、これが5年ぶりのオペラの指揮とあって、開幕前からオペラ界の大きな注目を集めていましたが、オーケストラを自由自在に操って、過度な甘美さを遠ざけつつ、チャイコフスキーの音楽からその華麗さと透徹した美しさを最大限に引き出しています。
 演出のヘアハイムは、2007年にはオペルンヴェルト誌の年間最優秀演出家に選ばれ、2009年バイロイト音楽祭の新プロダクション『パルジファル』が賞賛を浴びるなど、人気・実力ともに、現在ドイツ語圏を中心に、ヨーロッパでもっとも熱い視線を集めているオペラ演出家の一人。この『オネーギン』では、彼ならではのフラッシュ・バックの手法を用い、全幕を通じてオネーギンの物語に焦点を当てています。ロシアの歴史的モチーフを次々に繰り出す万華鏡のような舞台も、フィリップ・フュルホーファーの美しく巧みな装置によって、素晴らし効果をあげています。
 歌手では、ボー・スコウフスのオネーギンが秀逸。タチヤナ役のストヤノヴァとともに、高レベルの演技と歌唱を披露して、稀にみる完成度の高い上演となっています。(輸入元情報)

【収録情報】
・チャイコフスキー:歌劇『エフゲニ・オネーギン』全曲

 エフゲニ・オネーギン:ボー・スコウフス
 タチヤナ:クラッシミラ・ストヤノヴァ
 レンスキー:アンドレイ・ドゥナエフ
 グレーミン公爵:ミハイル・ペトレンコ
 オリガ:エレーナ・マクシモーヴァ
 ラーリナ:オルガ・サヴォヴァ、他
 ネーデルラント・オペラ合唱団
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 演出:シュテファン・ヘアハイム

 収録時期:2011年6月、7月
 収録場所:アムステルダム音楽劇場(ライヴ)

・特典映像:キャスト・ギャラリー/ドキュメンタリー

 収録時間:全プログラム181分(本編151分)
 画面:カラー、16:9
 音声:リニアPCMステレオ、DTS 5.1chサラウンド
 字幕:英・仏・独・西・伊・蘭
 NTSC
 Region All

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鬼才ヘアハイムの冴えた演出が断然光る。通...

投稿日:2012/05/21 (月)

鬼才ヘアハイムの冴えた演出が断然光る。通常の上演では、タチャーナは現代人としてはあまり共感しにくい「古風な」女だし、オネーギンは第2幕まではクール、虚無的で影がうすいのに、第3幕に至ってタチャーナに突然、熱烈な愛の告白をするのはどうも脈絡がなく、彼女の地位に目がくらんだ軽薄男とも見られかねない。これは台本のみならず、プーシキンの原作にも共通する重大な弱点だった。この弱点をカバーするために演出家が採用したのはハリウッド映画(たとえばジェームズ・キャメロン監督『タイタニック』)でもおなじみの全回想形式。オネーギンがタチャーナに再会する場面を冒頭に持ってきて、第2幕までの出来事はすべて彼と彼女の回想として描かれる。だからジャケ写真にあるように、手紙の場ではタチャーナが歌い、オネーギンが(タチャーナ宛の)手紙を書くのだが、これは第3幕でオネーギンが彼女への思慕を歌う時に全く同じ旋律が用いられることを先取りしたもの。演出家の音楽に対する洞察の鋭さは見事だし、回想と現実の二層構造を描くために、台本の言葉が実にうまく利用されている。さらに回想部分が百年前の帝政末期なのに対し、現実部分は21世紀の現代というギャップも面白く、回想から現実への移行部であるポロネーズでは百年間のパノラマが繰り広げられる。 スコウフスの題名役は、もはや若くない男という演出コンセプトにぴったり。最高の歌と演技を見せる。ストヤノヴァも若い娘ではないという演出意図から言えば、正解。グレーミン公が台本通りの初老のおじさんではなく、むしろオネーギンより若い男なのは面白いが、ペトレンコの歌も出色の出来だ。特典のドキュメンタリーを見る限りでは、指揮者と演出家の考えは食い違ったままのようだが、ヤンソンスもいつもながらの手堅い職人仕事。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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