チャイコフスキー(1840-1893)

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【中古:盤質B】 交響曲第5番、他 アルヴィド・ヤンソンス&レニングラード・フィル(1970)

チャイコフスキー(1840-1893)

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基本情報

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カタログNo
ALT095
レーベル
International
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

アルヴィド・ヤンソンスのチャイコフスキー第5番

マリス・ヤンソンスの父として知られるアルヴィド・ヤンソンスは、1914年10月24日、ラトヴィアに生まれ、1984年11月22日、ハレ管を指揮中に倒れ収容先の病院で亡くなったロシアの指揮者。日本には、1958年から1979年にかけて8度に渡って訪れており(レニングラード・フィル3回、ソ連国立響1回、モスクワ・フィル1回、単身3回)、情熱的な名演を数多く聴かせてくれています。
 その芸風は、長年ムラヴィンスキーの補佐をおこなってきたがゆえの緻密なサウンド構築と、エネルギッシュな線の太さ、濃厚なスラヴ的な情念が渾然一体となったきわめて魅力的なもので、オーケストラ・スコアの細部への配慮・工夫にも説得力があり、息子のマリスがその方法論を踏襲(たとえば幻想交響曲)しているのを実際に耳にすると、なにやらクライバー父子の関係と二重写しになっているように見えてくるのが興味深いところです。
 このCDに収められた演奏は、1970年にムラヴィンスキーがキャンセルした公演に代役で出演したものですが、レニングラード・フィルがほとんど体で覚えてしまっているという作品を指揮しながらも、民族的要素とテクスチュア描出をバランスよく備えた感覚や、メリハリを利かせながらも格調高い表現は秀逸、ムラヴィンスキー最大の得意レパートリーで自らの芸風を鮮明に示し、説得力豊かな演奏を聴かせるあたりはさすが。また、細部のフレージング処理に独自の色合いを添えてコントラストを生かすこの指揮者の秘術が、息子マリスへと確実に受け継がれていることもよく分かります。
 オケのハイ・テンションぶりも尋常ではなく、特に終楽章コーダなど、無敵といいたくなる凄まじい馬力に仰天です。

・チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 op.64(43:08)
  第1楽章−14:15
  第2楽章−12:25
  第3楽章−05:20
  第4楽章−11:08

・チャイコフスキー:『白鳥の湖』〜 第2幕「情景」(02:48)

 レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
 アルヴィド・ヤンソンス(指揮)

収録:1970年7月1日、大阪フェスティバルホールにおけるライヴ

CDは国内プレスとなります。

総合評価

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1970年のライヴ盤ながら、非常にクリアで、...

投稿日:2012/05/26 (土)

1970年のライヴ盤ながら、非常にクリアで、鮮明な録音にまず驚かされる。 そこそこ聴いてきたチャイコフスキーの第5交響曲、さすがにこの演奏はお国物とあってか、なかなかの出来で、オーケストラの合奏の水準も高いし、ロシアらしさも堪能出来る好演だ。 演奏が終わってすぐ、拍手が入るのは残念だが… アンコール(?)の白鳥の湖も、なかなか。 ライナーにはアルヴィド・ヤンソンスのディスコグラフィーも載っており、資料性も抜群。(ほとんど未CD化のようだが是非、何処かで復刻しないだろうか)

レインボー さん | 不明 | 不明

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レニングラードPOといえば勿論ムラヴィンスキー、と言い...

投稿日:2008/07/24 (木)

レニングラードPOといえば勿論ムラヴィンスキー、と言いたいところですが、来日公演盤は如何せん二種類とも呆れるほど劣悪な音質で、買って早々売り払った嫌な思い出しかありません。ところが、このヤンソンス盤は実に音がよく、演奏も超一級ではないですか!ライヴゆえ若干の疵はあるものの(第3楽章のClのリードミスは痛い!)、ロシアのロマンと熱い血潮を前に、そんなミスなどどうでもよくなります。ヴィヴラートのかかった独特の金管、精妙な弦、轟く打楽器…深々とした歌から突き抜けるような感情の爆発まで、チャイコフスキーの全てが音に表れています。

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あるまじろ, 神奈川さんに同感!

投稿日:2008/07/19 (土)

あるまじろ, 神奈川さんに同感!

どぼっち さん | 湯河原町 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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