チャイコフスキー(1840-1893)

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SACD

『ピアノ連弾による3大バレエ〜アレンスキー、ラフマニノフ、ドビュッシー、ランゲリ編曲』 児玉麻里、児玉 桃(日本語解説付)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC5666
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
24ビット

商品説明

編曲者も凄い!
児玉麻里&桃 姉妹、初共演CDは
何とチャイコフスキーの三大バレエ

日本語解説付き

キングインターナショナル企画によるペンタトーン・レーベル制作第1号。SACDハイブリッド盤。児玉麻里&桃、姉妹共演のCDはいかにもありそうながら、実は初めて。その記念すべきアルバムが超魅力的ラインナップで登場です。
 チャイコフスキーの作品のなかでもとりわけ人気の高い三大バレエ。これを意外な大物作曲家たちがピアノ・デュオ編曲を残していました。それらを児玉姉妹の演奏で聴くことができるのは最高の贅沢と申せましょう。
 ラフマニノフ編曲の『眠りの森の美女』と、ドビュッシー編曲による『白鳥の湖』は比較的知られていて録音もありますが、児玉姉妹の演奏は段違いの素晴らしさ。オリジナルのオーケストラと全く遜色ないばかりか、ラフマニノフとドビュッシーのピアニズムの違いをはっきり味わえて充実の極み。どちらもラフマニノフとドビュッシーの最初の仕事だったというのが興味津々です。
 超お宝がアレンスキー編曲による『くるみ割り人形』。アレンスキーは近年日本でも熱心なファンを増やしている作曲家ですが、この編曲は楽譜が極めて入手困難なため伝説となっていました。それがついに音になりました。アレンスキーはリムスキー=コルサコフの弟子ながらチャイコフスキーを崇拝し強い影響を受けていたうえ、本質的にピアノ作曲家だったので、これ以上の適役は考えられません。アレンスキーは『くるみ割り人形』全曲を4手連弾用に編曲していますが、ここでは人気の組曲ナンバーと『パ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)』を披露。ピアノ・デュオ書法を知り尽くしたアレンスキーならではの効果にゾクゾクさせられます。ことに『花のワルツ』の華やかさ、『パ・ド・ドゥ』終結部のピアノがうなりをあげる音の渦はピアノ・デュオならでは。
 児玉姉妹の演奏はオシャレでゴージャス。これまで聴いたこともないようなピアノ・デュオの高みに達しています。クリスマス・シーズンに雰囲気もピッタリでプレゼントにも最適です。(輸入元情報)

【収録情報】
● チャイコフスキー/ラフマニノフ編曲による連弾版:『眠りの森の美女』組曲 Op.66

 序奏。リラの精
 アダージョ。パ・ダクシオン
 長靴をはいた猫
 パノラマ
 ワルツ

● チャイコフスキー/アレンスキー編曲による連弾版:『くるみ割り人形』 Op.71より
 小序曲
 行進曲
 金平糖の踊り
 アラビアの踊り
 中国の踊り
 トレパーク
 葦笛の踊り
 花のワルツ
 パ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)

● チャイコフスキー/ランゲリ編曲による連弾版:『白鳥の湖』 Op.20より
 情景
 四羽の白鳥の踊り
 パ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)

● チャイコフスキー/ドビュッシー編曲による連弾版:『白鳥の湖』 Op.20より
 ロシアの踊り
 スペインの踊り
 ナポリの踊り

 児玉麻里児玉 桃(ピアノ・デュオ)

 録音時期:2016年4月
 録音場所:オランダ、ヒルフェルムス、MCOスタジオ5
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
 輸入盤・日本語帯・解説付

内容詳細

チャイコフスキーの三大バレエ音楽が不滅の名曲であることは、あらゆる編成へのアレンジにも耐えうることが証明している。日本を代表するピアニスト姉妹の意外な初共演。音楽も演奏もゴージャスの極み。注目は楽譜が入手困難なため演奏されてこなかったアレンスキー編曲の「くるみ割り」。パ・ド・ドゥが泣ける。(月)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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アレンスキーによるチャイコフスキーのバレ...

投稿日:2021/07/30 (金)

アレンスキーによるチャイコフスキーのバレエ曲ピアノ連弾用の編曲版、初めてきいたが管弦楽の特徴がピアノで上手く表現されていて最後まで面白く聞けた。児玉姉妹の息の合った演奏も良かった。

ruri さん | 東京都 | 不明

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これは素晴らしく愉しい チャイコフスキー...

投稿日:2019/02/20 (水)

これは素晴らしく愉しい チャイコフスキーの三大バレーから印象的なナンバーがピアノ・デュオで弾かれている しかもそれが児玉姉妹による演奏とあっては聴かずにはいられない と思いつつ生来のピアノ嫌いが高じて 今日まで手を出さずにいた 気がつけば一件のレビューも寄せられていないではないか 世にピアノ好きは掃いて捨てるほどいるだろうに(失礼!) 全く当てにならないのは他人の心だ 児玉麻里は見事なベートーヴェン・ソナタ全曲を世に問うている 夫君ケント・ナガノの指揮で同協奏曲全曲も成している それは感銘無しには聞けない完成度と魅力に富んでいた 妹桃は後塵を拝したとはいえ斬新なアプローチから高度な難曲に存在感を示した この二人が初めて組んだデュオ録音がこれだ 演奏は表現主義に徹している 反ロマン主義と言い切ってもいいと思う 情緒を袖にして チャイコフスキーは成立するのかと言う人ほど聞くべきだ その削ぎ落とされた筈の情感が遠く深い時空から香り立つのを聴くだろう 二人のピアニズムが極めて未来性を内包していることを感じる演奏でもある 平たく言えば わたしのようなピアノ嫌いが聴いて清々しい気分になると言うこと あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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人物・団体紹介

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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