インフェルノ 上 角川文庫

ダン・ブラウン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041025024
ISBN 10 : 4041025028
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
305p;15

内容詳細

「地獄」。そこは“影”―生と死の狭間にとらわれた肉体なき魂―が集まる世界。目覚めたラングドン教授は、自分がフィレンツェの病院の一室にいることを知り、愕然とした。ここ数日の記憶がない。動揺するラングドン、そこに何者かによる銃撃が。誰かが自分を殺そうとしている?医師シエナ・ブルックスの手を借り、病院から逃げ出したラングドンは、ダンテの『神曲』の“地獄篇”に事件の手がかりがあると気付くが―。

【著者紹介】
ダン・ブラウン : 1964〜。米ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。1998年『パズル・パレス』でデビュー。2003年、4作目となる『ダ・ヴィンチ・コード』を刊行、1週目からベストセラーランキング1位を獲得し、各国でも次々に翻訳出版され、社会現象といえるほどの驚異的な売れ行きとなる。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    徹底してフィレンツェに拘泥した構想。パッラツォ・ヴェッキオにポンテ・ヴェッキオ、そしてボーボリ庭園にヴァザーリの回廊。さらにはヴァザーリの絵にダンテのデスマスクと、これでもかというくらいのフィレンツェ尽くしである。探偵役はお馴染みのラングドン。お相手は元天才少女で医師のシエナ。敵役もふんだんに用意されている。あまりにも何もかも盛り込み過ぎでは、という気もするが、それでこそダン・ブラウンという風にも思う。ルネサンスと美術史の謎、それに人口問題を絡ませるのは、荒業にしてこれまたダン・ブラウンならでは。

  • れみ さん

    ラングドン教授シリーズ第4弾。イタリアを訪れた記憶がないのにフィレンツェの病院で目が覚めたラングドン。そして命を狙う人々から逃げつつ、夢の中に現れる女性を助けるべく、フィレンツェの街を駆け巡ることに…。今までもラングドンが目覚める場面から始まることは多かったけど記憶がないのは初めてかも^^;そのせいでどんな事件が起こっているのか漠然としているし今回のヒロイン・シエナ医師にもまだ秘密がありそうだし、続きが気になって仕方ない…!

  • ehirano1 さん

    #展開早い。#先ずはとにかく逃げるべし!#時系列で少し混乱。#エンタメ小説なのにグラフが2つも出て来るも、恐ろしく見難い上にポイントを突いておらず要再提出レベル。#イタリア語とラテン語が分かればもっとニヤニヤできるのに・・・・・。#表紙めくって直ぐのヴエッキオ宮殿の写真が美し過ぎる。

  • ジェンダー さん

    久しぶりのラングドンシリーズ!いきなり襲われて病院からのスタート!記憶喪失の状態からいろんな組織に追われながらダンテ「神曲」込められた暗号を解き尚且つ数十日の記憶を思い出しつついつも通りの知識を活用しながらどういった結末を迎えるのかまたWHOのシンスキ−がゾブリストの話聞いて各当局に犯罪者登録したけど今後どういった行動をとるのかも含めて楽しみ!映画も観てるけど大抵どのシリーズも本と結末が違うから!

  • mariya926 さん

    『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』を読んで、ラングドンが主人公の4部作目のこの本を読んでいます。今回はダンテの『地獄』がメインです。それにしても既視感がありありです。今までの設定に似すぎていて…違う点はラングドンが頭を打たれて記憶が曖昧な所ぐらいです。今回も聡明なIQ208の美女が共に謎解きに奔走します。地獄は存在します。イエス様がラザロと金持ちの話をされた時に出てきています。詳しくはルカ16:19-31に出てきますが、ハデスが存在するのです。しかも天国とハデスの間には深い溝があるので行き来できません

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