ダリル・ブリッカー

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2050年 世界人口大減少

ダリル・ブリッカー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163911380
ISBN 10 : 4163911383
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;19

内容詳細

2050年、人類史上初めて、世界人口が減少する。いったん減少に転じると、二度と増えることはない。この震撼シナリオへと進むなか、米中の覇権争いは予想外の展開を見せ、インド、そしてアフリカの台頭も早まるだろう。世界経済の行方はもちろん、温暖化や格差・貧困などのSDGs問題、われわれの人生までが激変する。本書は、名門調査会社イプソスのグローバルCEOらが、世界各国にてフィールドワークを敢行し、統計に加え貴重な証言をもとに執筆。「少子高齢大国・日本は、世界の未来の姿だ」と警告を発する。課題先進国・日本。「復活への“最後の切り札”は、ひとつだけ」だという。救世主は、女性か、若者か、若い老人か、AIか、移民か?(4章に収録)

目次 : 2050年、人類史上はじめて人口が減少する/ 人類の歴史を人口で振り返る/ 人口は爆発しない―マルサスとその後継者たちの誤り/ 老いゆくヨーロッパ/ 日本とアジア、少子高齢化への解決策はある/ 出産の経済学/ アフリカの人口爆発は止まる/ ブラジル、出生率急減の謎/ 移民を奪い合う日/ 象(インド)は台頭し、ドラゴン(中国)は凋落する/ アメリカの世界一は、今も昔も移民のおかげだ/ 少数民族が滅びる日/ カナダ、繁栄する“モザイク社会”の秘訣/ 人口減少した2050年、世界はどうなっているか

【著者紹介】
ダリル・ブリッカー : 名門調査会社イプソスのグローバルCEOを務める。世論調査と統計分析の専門家。現職で得られる豊富なデータに加え、中国、韓国、インド、アフリカ、ブラジル、ヨーロッパなど世界各国にてフィールドワークを行い、統計に現れない変化や証言をも拾い上げて、『2050年 世界人口大減少』を書きおろした

ジョン・イビットソン : カナダを代表する新聞社The Globe and Mailのジャーナリスト。政治分析をテーマにしたブリッカーとの共著書『The Big Shift』は同国内にてベストセラーを記録した

河合雅司 : 1963年生まれ。中央大学卒。人口減少対策総合研究所理事長。高知大学客員教授、大正大学客員教授、日本医師会総合政策研究機構客員研究員、産経新聞社客員論説委員、厚労省や農水省などの有識者会議委員も務める

倉田幸信 : 1968年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞記者、週刊ダイヤモンド記者、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部を経て、2008年より翻訳者へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    日本国での現象として少子高齢化は実感するところですが、新興国に於いても同じとは驚き。この手の本を読む事が少ない為、将来起きうる事実に近いかは判断しかねるけど、説得力はありました。 坊やには、また儂からするとまだ見ぬ孫に当たる子達には厳しい時代に平謝りしなきゃあかん。 しかし、それでも生き延びる人は居るし、その為のノウハウは出来る限り伝授する故。

  • 宇宙猫 さん

    ★★ 世界の各地域についての人口変化の理由を解説しているのでとても分かり易い。でも、世界人口は2050年ころから減少に転じるだろうっていう程度なのに、”大減少”というタイトルに大げさな物言いとちょっと不快感を感じる。カナダの移民の話は面白かった。D

  • ta_chanko さん

    国連の中位推計によれば、世界人口は2100年に110億人に達する。世界的な食糧・環境問題が懸念され、これに対処するためにSDGsの取り組みも進んでいる。しかし、実際には予想よりも早く世界的な少子化が進み、2050年に90億人でピークに達した後、急速な人口減少に見舞われる可能性が高い。少子高齢化は先進国だけの問題ではなく、発展途上国でも今後は急速に進んでいく。人口減少を緩和するためには移民の受け入れが大切だが、問題なく社会に受容できている国は少ない。アメリカの世紀は終わらない。カナダは数少ない成功例。

  • kubottar さん

    日本は移民政策のタイミングを完全に見逃したことについては同意。そもそも村社会の日本で、異民族を迎え入れることが出来るかどうかは難しかったと思う。作中にあるようこれからは小国として衰退していくのは、仕方ないことかもしれない。

  • Speyside さん

    国連の予測では、現在80億弱の世界人口は今世紀中増え続け、2100年には110億を超えるとされている。しかし著者は、今から30年後の2050年前後に、90億を頂点に世界人口は減少に転ずると予測する。 止まらない都市への人口流入による子供の「負債化」(農地では働き手になるが、都市では金がかかる)、女子教育の進展に伴う産児制限により、途上国でも既に急速な出生率低下が起きているそう。日本や他の先進国は、積極的な移民政策に舵を切るのか、緩やかに衰退し小国として生きるのか。カナダの施策が非常に示唆に富むと感じた。

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名門調査会社イプソスのグローバルCEOを務める。世論調査と統計分析の専門家。現職で得られる豊富なデータに加え、中国、韓国、インド、アフリカ、ブラジル、ヨーロッパなど世界各国にてフィールドワークを行い、統計に現れない変化や証言をも拾い上げて、『2050年 世界人口大減少』を書きおろした

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