世界史の発明

タミム・アンサーリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309228327
ISBN 10 : 4309228321
フォーマット
出版社
発行年月
2021年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
464p;20

内容詳細

かつてない危機の時代を生き抜くために、知るべきは未来ではない、過去だ。紛争、疫病、貧困、環境破壊―かつてない危機の時代を生き抜くために、知るべきは未来ではない、過去だ。石器時代からAI社会まで、我々が「創造した」5万年史を再構築する。『イスラームから見た「世界史」』の著者による、新しい世界史の誕生!

目次 : 第1部 道具、言語、環境/ 第2部 ひとつの惑星、多くの世界/ 第3部 テーブルが傾く/ 第4部 歴史の転換点/ 第5部 機械時代の到来/ 第6部 シンギュラリティには三つの面がある

【著者紹介】
タミム・アンサーリー : 1948年、アフガニスタンのカブールに生まれる。1964年からアメリカ在住。著書“Destiny Disrupted:A History of the World through Islamic Eyes”(邦題『イスラームから見た「世界史」』2011年、紀伊國屋書店)は、北カリフォルニア図書賞(ノンフィクション部門)を受賞し、10か国語に翻訳され、日本でも話題となった。ノンフィクション書だけではなく、小説も出版している。執筆活動のほか、多数の講演も行っている。現在、カリフォルニアに在住。地元の文章講座で教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • jackbdc さん

    イスラム出身の著者が歴史観は一様ではないと説く。本は分厚く冗長に感じられる部分は読み飛ばした。印象に残ったのはナラティブの多面性を説く部分。事実が複数存在すること、どのような物語として認識するかにより解釈が異なること、解釈が異なる人同士が分かり合う事は難しいと著者は力説する。しかも近年社会的分断が複雑化し移り変わりも早くなっているという。著者は達観しているのか、特段の対抗手段を記載する素振りもない。そんな著者のサービス精神の無さにがっかりする自分自身の感情変化が妙に安っぽいなあと気恥ずかしく思った。

  • あんぽんたん さん

    人類の裏に流れる「物語」を軸に世界の歴史を綴る。その「物語」は時系列を縦に、各世界を横に繋ぐ壮大なものである。時代が進むと「物語」の新解釈や時代遅れの概念の棄却が試みられるが、根幹は揺るがない。そうして脈々と受け継がれた「物語」が今の全世界を形作っている。内容は『サピエンス全史』に似るが、それに匹敵する大作。出会えてよかった一冊。具体性を排除して軽快に綴られた『サピエンス全史』。一方、こちらは歴史を参照しながら著者の主張を解釈するが、当時の時代背景が逐次空想され神の視点からシーンを眺めるが如くであった

  • 山のトンネル さん

    人類の歩みを俯瞰できる本

  • ふら〜 さん

    世界史の通史を人類が発明した数々の道具や概念、そしてマスターナラティブ(大きな物語とも違うが、その通底する考え方とでもいうか)をキーに解説。違った視点で歴史を見るのも面白い。

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