レベッカ・ソーンダース:Still - Aether - Alba
2006年に設立された「musica viva」は、1945年から存在するバイエルン放送主催の現代音楽コンサートを記録保存するためのシリーズ。第35巻のテーマ作曲家はイギリス出身の作曲家レベッカ・ソーンダースです。ヴォルフガング・リームに師事した彼女の作品は時に特殊奏法を用いながら、常に独自の音を追求するものです。
このアルバムには3曲を収録。『Still』は2部からなるヴァイオリン協奏曲で、独奏を務めるのは注目のヴァイオリスト、カロリン・ヴィトマン。難曲を鮮やかに弾きこなします。2本のバス・クラリネットのための『Aether』はユニークな響きが楽しめる逸品。『Alba』はトランペットの特殊奏法が印象的な作品です。(輸入元情報)
【収録情報】
ソーンダース:
● Still (2011)〜ヴァイオリンとオーケストラのために
ボン・ベートーヴェンフェスト、エルンスト・フォン・ジーメンス音楽財団の委嘱作品
カロリン・ヴィトマン(ヴァイオリン)
バイエルン放送交響楽団
イラン・ヴォルコフ(指揮)
録音時期:2018年1月19日
録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
● Aether (2015/16)〜2つのバス・クラリネットのために
Bludenzer Days of Contemporary Musicの委嘱作品
カール・ロスマン(バス・クラリネット)
リヒャルト・ハイネス(バス・クラリネット)
録音時期:2017年12月15日
録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
● Alba (2014)〜独奏トランペットとオーケストラのために
バイエルン放送「musica viva」とBBCラジオ3(BBCスコットランド交響楽団)の委嘱作品
マルコ・ブラウ(トランペット)
バイエルン放送交響楽団
ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
録音時期:2015年2月20日
録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
世界初演