ロリ・マドンナ戦争 扶桑社ミステリー

スー・グラフトン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594060138
ISBN 10 : 4594060137
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,355p

内容詳細

人里離れた田舎道で、若い女性ルーニーは「ロリ・マドンナ」と呼びかけられ、男たちに拉致されてしまう。この地には対立する2つの家族があり、一方が相手をだまそうとでっちあげたのが「ロリ・マドンナ」だった。ルーニーは、実在しない女性として監禁されてしまったのだ!この事件をきっかけに、両家の対立はエスカレート。ついには、止めようのない全面戦争へとなだれこんでいく…女性探偵キンジー・ミルホーンの生みの親スー・グラフトンが描く、サスペンス・ノワール。

【著者紹介】
スー・グラフトン : 1940年ケンタッキー州生まれ。父は弁護士で作家でもあったC・W・グラフトン。1967年に小説家デビュー。アンソニー賞、シェイマス賞、ファルコン賞などを受賞し、2008年にはCWAの巨匠賞を受賞した

嵯峨静江 : 青山学院大学文学部英米文学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっぴ さん

    ノワール。。若い女性「ルーニー」は田舎道で突然拉致される。田舎の2つの家族フェザー家とガッシャル家は対立しており、その中ででっち上げられた女性「ロリ・マドンナ」と間違えられたのだ。両家の対立は闘争に進み戦いが始まっていく。。暴力と無秩序を書き登場人物も14人と多く少々混乱気味。しかしニューシネマを彷彿して味わい深い。自由なはずなのにどうにもならない、暗黒と哀しみを書いた本でした。

  • けいちゃっぷ さん

    登場人物が14人と多く、最初はとまどいますが書き分けが上手くて混乱しません。後半のジリジリするような焦燥感もたまりませんな。物語は余韻を残して終わり、ラスト2ページでその後に何があったのだろうと想像をかき立てさせるところなんざ憎いね。355ページ

  • いなもと さん

    思わぬところに伏兵が。これは凄い。南部ゴシックとして語れるかもと読み始めたが、終盤の展開が熱くて驚いた。もちろん、血や因習にしばられた人々の姿を描いた南部ゴシックとしても読めるが、拉致されるヒロインと拉致した側の文化的な隔たりが少ないためか、それほどゴシック色は強くなかった。争いの起爆剤として、または状況説明者としてしかヒロインが機能していないのは気になるものの、あえて彼女をメインに据えず両家の確執に決着をつけることに専念しているのはある意味斬新か。しかし終盤は本当に燃えた。ペキンパーかよ。

  • Ayah Book さん

    凄まじい暴力の連鎖。愚かな親の犠牲になった子供が哀れ。

  • bonefree さん

    うーん、映画が幻の作品で観る事が出来ない状況なので原作をと思ったけどそれほど引き込まれなかったなー。

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スー・グラフトン

1940年ケンタッキー州生まれ。父は弁護士で作家でもあったC・W・グラフトン。1967年に小説家デビュー。アンソニー賞、シェイマス賞、ファルコン賞などを受賞し、2008年にはCWAの巨匠賞を受賞した

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