スーザ(1854-1932)

スーザ(1854-1932) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

99件
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  • このCDはロバート・ホー財団が制作したヘリテージ・オ...

    投稿日:2023/06/22

    このCDはロバート・ホー財団が制作したヘリテージ・オブ・マーチシリーズの番外編とも言える、ヘリテージ・オブ・スーザシリーズの5枚目です。 演奏はアメリカ海兵隊軍楽隊、指揮はジャック・T・クライン中佐によるものです。 このヘリテージ・オブ・スーザシリーズはスーザのマーチを中心に、ワルツや組曲などをLP18枚分に収録したものです。 現在ではナクソスがスーザの吹奏楽作品の全集を制作し、入手もしやすく、さらにこのボックスはLPとしては市販されなかった事もあり知名度は高くありませんが、現在でもその充実した内容は価値があります。 指揮者クライン中佐は1974年にアメリカ海兵隊軍楽隊の隊長に就任し、1979年に、ブージョワー大佐に引き継ぐまで在任しました。 在任中の録音はいくつかありますが、いずれも非商用で、このスーザの録音が代表作です。 このCDではマーチが中心なのと、かつての隊長の作品という事もあって、非常に熱意がこもった演奏となっております。 1970年代の軍楽隊らしく、マーチのキレの良いメリハリある演奏は聴きどころでしょう。 録音はあまり残響が豊かではない硬い録音で、古さも感じますが、年代を考えればこんなものではないでしょうか。

    レインボー さん

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  • ナクソスのジョン・フィリップ・スーザ、吹奏楽作品全...

    投稿日:2022/07/14

    ナクソスのジョン・フィリップ・スーザ、吹奏楽作品全集シリーズ、ついにこの23巻で完結との事。 1999年に録音、2001年発売の1巻から数えて、20年にわたる長期のプロジェクトであり今後同種の企画はほぼ出ないであろう、歴史的な企画となった。 最終巻の今作はスーザが書いた演奏会用作品と、編曲作品を収録。 スーザのオリジナル曲は幻想曲やユモレスクなどが収録、演奏時間は8分から、27分に及ぶ立派な作品。 ただし、他人の書いたメロディが出てきたり、スーザのオペレッタの作品からのメロディが出てきたり、パロディ的な曲であるが、その分聴きやすいだろう。 編曲作品は2曲、米国副大統領ドーズが書いた『メロディ』をバンド用に美しく編曲したものと、ドイツ生まれのフランスで活躍した、デゾルメが書いた行進曲『閲兵式から戻って』が収録。 いずれもスーザ存命時に人気の曲だったらしく、前者はクライスラーによる編曲が、後者は当時歌付きで吹き込みがあったりする。 キース・ブライオン指揮、イギリス王立プリマス海兵隊軍楽隊の演奏である。 前巻と同じ演奏家によるものだが、こちらの演奏の方が良いと思う。 大味な演奏は変わらずであるが、行進曲は見事だし、幻想曲での場面の転換も上手い。 イギリス王立プリマス海兵隊合唱団が参加した『勝利に向かい我々は行進する』では、バンドのメリハリのある演奏と合唱団の熱さが伝わってくる。 もちろん録音も豊かな残響とシリーズらしいもの。 最終巻を飾るに相応しい内容のアルバムである。

    レインボー さん

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  • クラヴィア・レコードが発売していたアメリカ空軍の軍...

    投稿日:2022/03/13

    クラヴィア・レコードが発売していたアメリカ空軍の軍楽隊シリーズから、スーザの作品を集めたアルバムである。 演奏はローウェル・グラハム大佐指揮、アメリカ空軍ヘリテージ・オブ・アメリカ軍楽隊である。 同軍楽隊はラングレー空軍基地に所在しており、地方軍楽隊の中では知られている方だ。 グラハム大佐は1984年から1995年までこの軍楽隊の隊長を務めており、1995年にワシントンD.C.のアメリカ空軍軍楽隊隊長に栄転している。 空軍軍楽隊の録音は割と知られているが、ヘリテージ・オブ・アメリカ軍楽隊時代の録音も幾つか出回っており、これは在任末期の1995年1月に録音された同隊との最後の録音。 基本的にはスーザの行進曲といっていい内容であるが、それに加えてスーザが書いた吹奏楽用組曲や序曲、ワルツ等が収録されている他、行進曲自体も割合珍しい曲が多く、選曲面でも充実している。 演奏はアメリカのバンドらしく軽快で爽快感のあるもの。 軍楽隊も技術力は申し分ない。 録音は各楽器の分離がよく、それぞれの楽器の動きがよくわかる録音で、音質も良い。

    レインボー さん

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  • J.P.スーザの有名な行進曲をイギリス近衛兵軍楽隊の一...

    投稿日:2022/02/18

    J.P.スーザの有名な行進曲をイギリス近衛兵軍楽隊の一隊である、イギリス近衛歩兵グレナディア・ガーズ軍楽隊の演奏で収録されたCD。 指揮は、1〜12曲目までがロドニー・バッシュフォード中佐、13、14曲目がピーター・パークス少佐。 グレナディア・ガーズは、バッシュフォード中佐の前任、ハリス中佐時代からスーザの行進曲集を録音をしており、そちらも名盤と名高いが、このバッシュフォード中佐盤も名盤と言えるだろう。 選曲はハリス中佐とほぼ同じだが、大半がバッシュフォード中佐とホリックスの手が入った楽譜を使っている。 これにより原曲より音が賑やかになっている。 演奏は全体的にバスドラムの強打によるピシッとしたリズム、コルネットの深い音色と、この時代ならではの熱気の入った推進力溢れた名演だ。 パークス少佐は『メイン州からオレゴン州まで』『エドワード王』とマイナーな作品を振っている。 これもパークス少佐とホリックスの手が入った楽譜で、原曲より音が増えている。 演奏はバッシュフォード中佐時代からの熱気は後退したが、テンポが速めになり、引き締まった印象を受ける好演奏。 録音は1967〜1973年と古いがデッカの優秀な録音のおかげで、鮮明に当時の演奏が蘇ってくる。

    レインボー さん

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  • ナクソスのスーザ吹奏楽作品全集もこのCDで22枚目とな...

    投稿日:2022/02/11

    ナクソスのスーザ吹奏楽作品全集もこのCDで22枚目となります。 今回も大変に珍しい作品ばかりです。 その大半は幻想曲と名付けられた作品です。 これらは殆どに他の作曲家の作品を引用しており、パロディ的な作品となっています。 収録は珍しい曲なのに妙に聴きやすいのはこう言うことのせいかも知れません。 指揮者はお馴染み、キース・ブライオン、演奏団体は新しく登場した、イギリス王立海兵隊プリマス軍楽隊です。 今作より再び軍楽隊の登場となります。 演奏そのものは悪くないとおもいます。 大味ながら、楽譜の音をしっとりと鳴らしており、作品を初めて聴くあたってなんら問題ない。 プリマス軍楽隊も名盤を多数残しているため、技量も申し分はない。 録音もいつもと同じく残響の豊かな録音です。

    レインボー さん

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  • ナクソスのスーザ吹奏楽作品集も、今作で21枚目です。...

    投稿日:2021/09/29

    ナクソスのスーザ吹奏楽作品集も、今作で21枚目です。 このCD、シリーズでは3曲のみの収録ですが、いずれも10分を超える大曲で、他に録音はないだろう珍しい曲です。 書いてはないですが、もしかしたら世界初録音かもしれません。 1曲目は喜歌劇『クリスと不思議なランプ』からの抜粋。 この喜歌劇の劇中メロディを抜粋したもので、21分に纏められた物です。 次の『米国の姉妹関係』はスーザの自作やアメリカのよく知られた音楽を組み込んだ作品。 CD中最も短いですが、それでも10分ほどあります。 3曲目は『ショーイング・オブ・ビフォアー・カンパニー』は最も長く33分も収録されています。 こちらも様々なクラシック曲やスーザの自作曲が引用されています。 指揮はお馴染みのキース・ブライオン。 演奏は17集よりイギリスの音楽大学のオケが担当していますが、このCDでは、バーミンガム王立音楽院ウィンド・オーケストラが担当しています。 演奏は知られざるこれらの作品を聴くにあたって癖もなく、なんら問題ないもの。 録音も豊かな残響と優秀な録音です。

    レインボー さん

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  • ナクソスのスーザ吹奏楽作品全集もついに20作目。 正...

    投稿日:2021/07/07

    ナクソスのスーザ吹奏楽作品全集もついに20作目。 正直これ程までに大量に作品が残していたというのは驚き。 指揮者はシリーズお馴染みのキース・ブライオン、演奏団体は今回はイギリス王立ウェールズ音楽大学ウィンド・アンサンブルによるもの。 今回はスーザの喜歌劇から編まれた作品や、著名なクラシックを編曲して出来た作品が中心。 当然というか世界初録音が多数を占める。 この辺りの作品は歴史に埋もれてしまった作品だけにスーザの諸作品の中でもあまり出来は良くない様に思うが、カルメンやらウィリアムテルの様にお馴染みのメロディが次々出てきたり、オペレッタの美しいメロディが出てきたりそれなりに楽しい。 17巻よりイギリスの音楽大学が演奏を担当する様になったが、今回はウェールズ音楽大学ウィンドアンサンブルが演奏している。 その演奏は癖の少ない安定した演奏で、知られざる作品を知るにあたって十分な水準と言ったもの。 録音はいつもと同じく残響豊かなものだが、少々基準の音が小さいだろうか。

    レインボー さん

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  • このCDは世界のマーチを集めたアルバム。 ユニバーサ...

    投稿日:2021/04/04

    このCDは世界のマーチを集めたアルバム。 ユニバーサルの傘下で廉価盤を中心に出してるベルアートが出したこのCDは、デッカが原盤で、本家からも国内盤で復刻されている。 前半はグレナディア・ガーズ軍楽隊指揮はフレデリック・ハリス中佐、ロドニー・バッシュフォード中佐、後半はコールドストリーム・ガーズ軍楽隊、指揮はダグラス・ポープ中佐で収録されている。 録音年は1950〜1960年代で黄金期と言われた時代のもの。 事実、力強さと豪快な演奏は現代の洗練された演奏とはひと味違う魅力がある。 録音は硬めのものだが、当時の優秀な録音もあり、バンドの演奏を今に伝えてくれる。 マーチの入門用におすすめ。

    レインボー さん

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  • スーザの研究家として知られる、キース・ブライオンと...

    投稿日:2021/03/25

    スーザの研究家として知られる、キース・ブライオンと、自身が率いるニュー・スーザ・バンドの演奏によるスーザ行進曲集。 1990年に録音されたもの。 このCDの特徴はなんといっても世界初録音が2曲あり、またそれ以外の作品もマイナーな曲が多く、スーザファンおすすめのアルバム。 ナクソスに後に録音しているが、こちらは演奏も意外とメリハリが効いていて、コンサート・スタイルのスーザだ。 ただサウンドはアメリカ色が強く、落ち着いたサウンドのスーザを聴きたい人はおすすめしない。 後半はスーザ自身の指揮で、スーザ・バンドの演奏による自作自演。 これらはすでに他のレーベルで復刻済み。 音質は特段良くもないが悪くない感じ。 これは基本的には歴史的録音としての価値が高い音源である。

    レインボー さん

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  • クリスチャン・ヤルヴィ指揮、ロイヤル・スコティッシ...

    投稿日:2021/03/12

    クリスチャン・ヤルヴィ指揮、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団によるスーザの作品集である。 スーザの作品集はナクソスの物や、日本クラウンの行進曲全集などが出ているが、この盤は管弦楽による物。 管弦楽によるスーザはカンゼルやブライオンを除けば珍しい。 シャンドスはマーチ・シリーズの一環として出しているようだが、半数はマーチ以外の作品。 ヨハン・シュトラウスに影響を受けたワルツ『サンダルフォン』、喜歌劇『アイルランドの竜騎兵』から序曲、ギャロップ、組曲『西世界の住人』等々知られざる作品がたくさん。 スーザの中でもメロディの良い作品ばかり集められており、選曲は良い。 スーザは自作の管弦楽編曲も手がけているが、本録音では大半が他人が編曲したもの。 演奏は確かに行進曲に関して、雑な扱いになってしまっている。 バーンスタイン程ではないにしろ勢いだけの演奏と言えなくもない。 しかし、行進曲以外の作品の演奏に関してはまともな演奏で、オケの優秀さもあって良い演奏だと思う。 2016年録音で、音質は良好だ。

    レインボー さん

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