内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える 講談社プラスアルファ文庫

スーザン・ケイン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062816359
ISBN 10 : 4062816350
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
448p;15

内容詳細

ビル・ゲイツもガンジーもウォズニアックもみんな内向型人間だった!内向型の人は、喋るよりも他人の話を聞き、パーティで騒ぐよりも一人で読書をし、自分を誇示するよりも研究にいそしむことを好む人たちだ。社交的で自己主張が激しい外向型のイメージがあるアメリカ人だが、実際にはその三分の一が内気でシャイな内向型。本書は、内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、内向型の強みと魅力を明らかにする。

目次 : 1 外向型が理想とされる社会(“誰からも好かれる人”の隆盛―外向型はいかにして文化的理想になったのか/ カリスマ的リーダーシップという神話―「性格の文化」の一〇〇年後/ 共同作業が創造性を殺すとき―新集団思考の登場と単独作業のパワー)/ 2 持って生まれた性質は、あなたの本質か?(性格は運命づけられているのか?―天性、育ち、そして「ランの花」仮説/ 気質を超えて―自由意志の役割(そして、内向型の人間がスピーチをするには)/ フランクリンは政治家、エレノアは良心の人―なぜ“クール”が過大評価されるのか/ ウォール街が大損し、バフェットがもうかったわけ―内向型と外向型の考え方(そしてドーパミンの働き)の違い)/ 3 すべての文化が外向型を理想としているのか?(ソフトパワー―外向型優位社会に生きるアジア系アメリカ人)/ 4 愛すること、働くこと(外向的にふるまったほうがいいとき/ コミュニケーション・ギャップ―逆のタイプの人とのつきあい方/ 内向型の特性を磨く方法―静かな子供をどうしたら開花させられるか)/ 不思議の国

【著者紹介】
スーザン・ケイン : プリンストン大学、ハーバード大学ロースクール卒業。ウォール街の弁護士を経て、ライターに転身。『ニューヨーク・タイムズ』『ウォールストリート・ジャーナル』紙、『アトランティック』誌などに寄稿しているほか、企業や大学などでコミュニケーション・交渉術の講師も務める。TEDカンファレンスでの“The power of introverts”と題された講演は1200万回以上インターネットで視聴され、ビル・ゲイツお気に入りの講演の一つとして紹介されている

古草秀子 : 青山学院大学文学部英米文学科卒業。ロンドン大学アジア/アフリカ研究院(SOAS)を経て、ロンドン大学経済学院(LSE)大学院にて国際政治学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • つっちー さん

    内向型、外向型の違いに生物学的な要因があるのは、新しい知見でした。 また、外向型な文化、内向型な文化があり、今のところ外向型の文化圏が大きく隆盛していることが、内向型の人が評価されにくい土壌になっているのでしょう。 外向型の勢い、行動力を認められる内向型の人は多くいても、内向型の深い考察力を、認められる外向型の人は少ないなぁと個人的には感じます。 今の日本の教育にも、これらの多様性に対応できる教育というものを考えていく必要があると感じました。

  • ユズル さん

    私は完璧な内向型ですが、外向型にも合わせる努力は出来る…ということを再確認しながら読みました。はっきり書いてなかったけれど、HPS の元になることも『敏感』という比喩で書かれてあり、やっぱり内向型は、少なからずこの気質があるんだなと思いました。専門的過ぎて読むのに時間かかりましたが、いろんな例を書いてくださってもらえたので、なんとか読了しました。

  • 異世界西郷さん さん

    この本を読み終えて思ったのは、著者の方には是非とも『けものフレンズ』を見てほしいということでした。内気でありながら思慮深い「内向型」のかばんちゃんと明るいけれど考えるよりも先に行動を起こす「外向型」のサーバルちゃんとの対比はこの本を読んでいく上で非常に重要な示唆に富んでいるように思います。もし、かばんちゃんがさばんなちほーでサーバルちゃんと別れたままであったなら、かばんちゃんはセルリアンに食べられてしまっていたかも知れませんし、逆にサーバルちゃんひとりきりであったなら、彼女は迷宮アトラクションを脱出できず

  • はと さん

    TEDのスピーチで有名なスーザン・ケインさん。「内向型人間の時代」の文庫版。内向型の特性やその問題の解決法について様々な方向から記述されており、とても参考になった。自分がどういう性質の人間なのかということを知り、自分の力では変えることのできない事実を受入れることは重要なことだと感じた。それは、どこまで自分の力を伸ばせるのか、あるいは自分が持って生まれた能力をどうしたら十分に発揮できるのかを考える「前提」になるからだ。「前提」に誤りがあれば、その上に積み重ねていく考察は当然歪んでしまう。

  • kei さん

    いわゆる外向型(=陽キャ)が大正義のアメリカ発の「内向型」人間の長所を取り上げた本。現在、コロナ禍でアメリカも大変ですがそろそろ落ち着いてきましたし、リーマンショックで変わらなかったんですから、大勢の人とパーティーをするのが大好きな外向型人間が重用される流れというのは簡単には変わらなさそう…。アメリカの歴史の流れとともに外向型人間が輸出されて日本にもやってきたのか、と感じました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

スーザン・ケイン

プリンストン大学、ハーバード大学ロー・スクール卒業。ウォール街の弁護士を経て、ライターに転身。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『タイムズ』紙、PsychologyToday.com.などに記事を寄稿している。他にも、メリルリンチや法律事務所や大学などで交渉術の講師も務める。リンクトインによる「世界のイ

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品