スヴェンセン(1840-1911)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

【中古:盤質S】 管弦楽作品集第2集 ネーメ・ヤルヴィ&ベルゲン・フィル、モルク

スヴェンセン(1840-1911)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
S
特記事項
:
未開封
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
CHAN10711
レーベル
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ネーメ・ヤルヴィのスヴェンセン第2集
ノルウェーの名手トルルス・モルク初登場!


ハルヴォルセンの管弦楽作品集が遂に完結を迎えるなど、盛り上がりを見せるエストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィとベルゲン・フィルの「ノルディック・プロジェクト」。グリーグの同世代、ヨハン・スヴェンセンの管弦楽作品集Vol.2では、チェロ協奏曲のソリストとしてノルウェーの名チェリスト、トルルス・モルクが初登場!
 盟友グリーグと共にノルウェー・ロマンティシズムを確立し、2つの交響曲で北欧、ノルウェーのシンフォニストとして大きな成功を収めたスヴェンセン。「ノルウェー」というキーワードで結ばれたトルルス・モルクが弾くチェロ協奏曲、ドイツ・ロマン派、ブラームス的なスタイルを感じさせながら、ノルウェーの民族的なリズムや旋律、抒情性が作品全体から湧き出る交響曲第2番。ネーメ・ヤルヴィ、トルルス・モルク、ベルゲン・フィルのスヴェンセンでの共演が、再び大きな反響を呼ぶことでしょう。(東京エムプラス)

【収録情報】
スヴェンセン:
・ノルウェー狂詩曲第3番 Op.21
・ノルウェー狂詩曲第4番 Op.22
・チェロ協奏曲ニ長調 Op.7
・交響曲第2番変ロ長調 Op.15

 トルルス・モルク(チェロ)
 ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)

収録曲   

  • 01. Orchestral Works, Vol. 2
  • 02. Cello Concerto
  • 03. Symphony No. 2
  • 04. Norwegian Rhapsodies Nos 3 and 4

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ネーメ・ヤルヴィ&ベルゲン・フィルによる...

投稿日:2012/09/17 (月)

ネーメ・ヤルヴィ&ベルゲン・フィルによるスヴェンセンの管弦楽作品集の第2弾の登場だ。第1弾のレビューにも記したところであるが、ネーメ・ヤルヴィは75歳の高齢であり、近年では息子のパーヴォ・ヤルヴィの華々しい活躍の陰に隠れがちと言えなくもないが、それでも、果敢に新しいレパートリーの開拓に勤しむ飽くなき姿勢には、我々聴き手としてもただただ頭を下げざるを得ないところだ。ネーメ・ヤルヴィに対しては、一部の評論家からは何でも屋のレッテルが貼られ、必ずしも芳しい評価がなされているとはいえないようであるが、祖国の作曲家であるトゥヴィンをはじめとして、ステンハンマルやアルヴェーン、そしてゲーゼやホルンボーなど、北欧の知られざる作曲家の傑作の数々を広く世に認知させてきた功績は高く評価しなければならないのではないかと思われるところである。確かに、誰も録音を行っていない楽曲は別として、一つ一つの演奏に限ってみれば、より優れた演奏が他に存在している場合が多いとも言えるが、それでも水準以上の演奏には仕上がっていると言えるところであり、巷間言われているような粗製濫造にはいささかも陥っていないと言えるのではないだろうか。本盤におさめられたヨハン・ハルヴォルセンの管弦楽作品集の第2弾については、そもそもいずれの楽曲も輸入盤でしか手に入らないものだけに、正にネーメ・ヤルヴィの独壇場。私の所有CDで見ても、交響曲第2番については、ヤンソンス&オスロ・フィルによる名演(1987年)、その他の楽曲についてはアンデルセン&ベルゲン交響楽団による演奏(1988年)しか持ち合わせておらず、比較に値する演奏が稀少という意味において本演奏について公平な評価を下すことはなかなかに困難であると言えるが、本演奏に虚心坦懐に耳を傾ける限りにおいては、いかにもネーメ・ヤルヴィならではの聴かせどころのツボを心得た語り口の巧さが光った名演奏と言うことができるところだ。スヴェンセンは、グリーグとほぼ同時代に活躍した作曲家であるが、国外での活動が多かったこともあって、グリーグの作品ほどに民族色の濃さは感じられないと言える。それでも、ネーメ・ヤルヴィは、各楽曲の曲想を明朗に描き出すとともに、巧みな表情づけを行うことによって、実に味わい深い演奏を行っていると言えるところであり、演奏全体に漂っている豊かな情感は、正に北欧ノルウェーの音楽以外の何物ではないと言っても過言ではあるまい。いずれにしても、本演奏は、第1弾と同様にスヴェンセンの知られざる名作の数々に光を当てることに大きく貢献した素晴らしい名演と高く評価したい。今後は、スヴェンセンが作曲した2曲の交響曲のうちの第1番やヴァイオリン協奏曲なども録音がなされるのではないかとも考えられるが、続く第3弾にも大いに期待したいと考える。音質は、従来CD盤ではあるが、十分に満足できる良好なものと評価したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

3

音楽 に関連する商品情報

おすすめの商品