ヒッチコック×ジジェク

ジジェクからヒッチコックを観る、ヒッチコックからジジェクを読む。スリリングな思想／映画への賭け。

目次 : １　普遍的なもの―テーマ（ヒッチコック的サスペンス/ ヒッチコックの対象たち/ 『北北西に進路を取れ』の空間システム/ 完璧な死に場所―ヒッチコック映画における劇場　ほか）/ ２　個別的なもの―作品（ヒッチコック的サントーム/ 知りすぎていた観客/ 運命の暗号/ 完全には死んでいない父親　ほか）/ ３　個人的なもの―ヒッチコックの世界（「あの人の蔑むような眼差しの中に、私の破滅が書かれているのが見える」）

【著者紹介】
スラヴォイ・ジジェク : リュブリャナ大学教授

鈴木晶 : １９５２年生まれ。東京大学文学部露文学科卒業。法政大学国際文化学部教授。専門は精神分析思想、身体表現論

内田樹 : １９５０年生まれ。東京大学文学部仏文学科卒業。神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

スラヴォイ・ジジェク

１９４９年スロヴェニア生まれ。リュブリャナ大学社会学研究所教授。ラカン派精神分析の立場からヘーゲルの読み直しを行い、マルクス主義のイデオロギー理論を刷新、全体主義などのイデオロギー現象の解明に寄与。また社会主義体制下のユーゴスラビアで反体制派知識人として民主化運動に加わり、指導的な役割を演じるなど現

プロフィール詳細へ