CD 輸入盤

【中古:盤質A】 連作交響詩『わが祖国』全曲 アーノンクール指揮ウィーン・フィルハーモニー

スメタナ(1824-1884)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
A
特記事項
:
なし
コメント
:
2枚組
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
82876543312
レーベル
Rca
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ワーナーでの発売直後、急遽差し止めとなったいわくつきの『わが祖国』がBMGからリリース!
スメタナ:連作交響詩 《わが祖国》 全曲
アーノンクール 指揮 ウィーン・フィルハーモニー

2001年11月、ムジークフェラインザールでおこなわれたウィーン・フィル定期演奏会をライヴ収録。
 チェコの血筋を引くアーノンクール(祖母がチェコ人)は、ウィーン・フィルとの演奏会でこの作品をとりあげるのが長年の夢だったと言います。
 あるインタビューでは、ウィーン・フィルのこの作品の演奏回数の少なさを嘆いていましたが、実際、長い歴史の中で、このオーケストラが《わが祖国》をレコーディングしたのは僅か2回(クーベリックとレヴァイン)となればそれもうなずけるというもの。
 演奏は、オーケストラの美音を十ニ分に生かしながらも、アーノンクール流儀に徹したというもので、繊細をきわめた弦のアーティキュレーションから、攻撃的なまでの迫力を備えた激しいトゥッティに至るまで、その表現レンジの広大さはまさに圧倒的。 インタビューではオーケストラの自発性を称えていたアーノンクールですが、実際にはかなり凝ったアプローチで作品に迫っています。
 そのスタイルは、TELDECからリリースされた一連のドヴォルザーク作品で見せたそれに近いものであり、無用な崩し・大袈裟な表現を排除した結果としての造形的な骨格抽出や、ディテールにおけるアクセントなどの表現の巧みさが、作品から豊かな味わいを十分すぎるほど引き出しているのです。
 テンポの急変や思い切った表情の変化といった作品本来の接続曲的なシチュエーション、主題や動機の変容といった構造面の面白さへの配慮も万全でありながら、なおかつ、旋律美や音色美をも大切にしているあたりが、あるいウィーン・フィルと組んだときのアーノンクールの特徴かもしれません。
 場面ごとの音楽の表情がデリケートな変化やニュアンスに富んでおり、そうした細部情報の活性化にあたって、ヴァイオリン両翼型のオーセンティックな楽器配置が果たした役割はなかなかのものと言えるはずですが、ここではそれを優秀な音質で捉えたレコーディング・スタッフにも賛辞を呈しておきましょう。 ライヴの臨場感はそのままに、各楽器の質感や量感、響きの重なり具合に加え、両サイドにおかれたハープなど楽器の距離感も見事に再現された遠近感豊かな優秀録音です。
 なお、アーノンクールはここで、ウィーン・フィルの楽器編成をほぼ楽譜通りのものとしていますが、ホルンに関してのみ本来4本のところを5本に増やして、豊かで腰の強い響きを獲得しています。慣れ親しんだチェコ・フィルのサウンド・バランスとはまた異なる新鮮な音色がとても魅力的です。

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