’71年成毛滋とつのだひろの風神雷神両主役のStrawberry Pathが唯一残した作品（柳ｼﾞｮｰｼﾞも一曲目のみ参加）。Jﾎﾟｯﾌﾟｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞ「Mary Jane On My Mind」収録ｱﾙﾊﾞﾑとして有名で、日本のﾛｯｸ史を語る上で外せない歴史的名盤。当時試行錯誤で苦悩する日本のﾊﾞﾝﾄﾞの中で技術は極めて高く、重厚な仕上がりにつのだのﾎﾞｰｶﾙｾﾝｽの良さが感じられた一枚。ｼﾞﾐﾍﾝありﾌﾟﾛｺﾙﾊﾙﾑありと、欧米かぶれが聴いてとれ、ｵﾘｼﾞﾅﾘﾃｨに欠けるも当時としてはいた仕方なしっと言ったところ。石ノ森章太郎ﾃﾞｻﾞｲﾝのｱｰﾄﾜｰｸの美しさ絶品で、本来紙ｼﾞｬｹお勧めですが残念ながら廃盤（当時紙ｼﾞｬｹ復刻盤で2625円）、しかし現行ﾘｲｼｭｰ版1300円は相当お得。

　ここにはロックの黎明期のサウンドというだけではないハードなロックがある。ハモンドオルガンの洒落っ気と切れの良いギターは欧米のロックのものまねだけではない。何よりも聞いてて気持ちがよい。でもメリージェーンはやめようよ。ここでは時代の臭いがきついよー。

パスは小路という意味です。 ３７年前にこのアルバムで知りました。

70年代ﾌﾞﾘﾃｨｯｼｭ･ﾛｯｸ臭がﾌﾟﾝﾌﾟﾝ…と言うか、日本人がやってるとは思えないほどそのまま。現在のﾘｽﾅｰはまずﾂｪｯﾍﾟﾘﾝやﾊﾟｰﾌﾟﾙを聴いた方がいいでしょう。とは言え、やはりﾒﾘｰｼﾞｪｰﾝは名曲。

レコードも持っていますが、このCDも買ってしまいました。「ストロベリーパス」って、以前から変な名前だなーと思っていたんですが、やっと気付きました。「ストロベリー（いちご：１〜５）」をパスすると、「６（Rock）」っていう意味だったんですね。違うのかなぁ。「大烏が地球にやってきた日 」のチープな音づくりが最高です。

ｷﾞﾀｰのｱﾄﾞﾘﾌﾞや 曲の感じ等が、Led Zeppelinを彷彿させるｱﾙﾊﾞﾑです。特に前半の数曲はすばらしく、ﾌﾞﾘﾃｨｯｼｭﾛｯｸ好きには 必聴です。 CMでも おなじみの名曲：ﾒﾘｰｼﾞｪｰﾝも入っています。