コロナ禍の心に響いた作品。ラジオで流れたGraffitiに涙し、久しぶりのテナー 作品を購入しました！早くこの曲をライブで聴きたいと切に願っています。

ストレイテナー初のベストアルバム。3ピース2ピース４ピースと紆余曲折を経てたどり着いたメジャー１０周年。インディーズから今現在まで曲順に収録されているのが感慨的。

ストレイテナーの過去の楽曲をアコースティック・アレンジにした今作。いい意味でアコースティックっぽくなく、ストレイテナーがロックバンドとしてやってきたキャリアを感じさせる深みのある１枚

ホーンセクションから入り、そこから一気に押し寄せるロックと言う洪水。いつものテナーらしい気だるさを吹き飛ばすかのようなアッパーチューン。

疾走感全快のロックンロールナンバー。激しさや荒々しいサウンド。そしてその対極にある美しいメロディや情景が浮かぶフレーズ、どちらも持ち合わせたステレイテナーの持ち味が、色濃く出ている２曲。

新曲「VANISH」以外はすべてセルフカヴァーの全１０曲。当初2ピースだったメンバーがここ数年で３ピース、4ピースと増えてきたからこそ意味のある企画。２人の時３人の時とそれぞれのよさがあるが、４人になりツインギターになった事でアレンジも複雑になり格段に音の厚みが増した。今作はライブ盤のごとく疾走感や臨場感がハンパなく、彼らの勢いがそのままＣＤに乗り写ったような１枚！

これは、ﾔﾊﾞい!! CLONEはどこか切なくて心情とかが青春の延長みたいな感じ。あのﾒﾛﾃﾞｨはｽﾞﾙい!!歌詞ｶｰﾄﾞを手に何度も聴きたい。DONKEY BOOGIE DODOはｵｼｬﾚな感じ。ｲﾝﾄﾛからその世界に引き込まれる。ｻﾋﾞは盛り上がり系。 この二曲は、聴いて損なし!!聴かないともったいない!!

歌詞もだけどﾒﾛﾃﾞｨがとにかく綺麗。ﾃﾅｰ好きにはお勧めです★!!

明らかなバンドの進化が見て取れる。いや、進化というよりはホリエの引き出しがどんどん解放されていってる感じ。初期のころとはもう完全に別バンドになってます。とは言え、まだまだ完成形ではないと思う。まだ消化しきれてないけど聴き終えた直後にコレの先が見てみたいと思った。曲単位でいえば全部粒揃いだがシングル曲が目立つ出来。既出曲なのにCLONE〜Tonelessの繋ぎはしびれた！個人的にはもう1曲MARCH、イノセント系の曲が欲しかったかも。

２人から３人、そしてさらに４人という形態変化を経て生まれ変わったテナーの今作は、彼らの成長ぶりがとことん味わえる。 まず、シングル曲『Little Miss Weekend』『Lightning』『Black Hole』は当然の事、アルバムの完成度がとにかく高い。 一番聴いて欲しい曲と言えば…『ネクサス』だろう。 彼らの思いが詰まった名曲、とにかく歌詞を見ながら聴いてほしい。 他の曲もテナーの魅力が溢れるほど素晴らしい出来になっている。 今までテナーを聴いた事がない人はもちろん、 昔のテナーファンで今では聴かなくなった人も、このアルバムを聴いて、戻ってきてください。圧倒されます。