ストラヴィンスキー(1882-1971)

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CD

3 Ballets, Etc: Abbado / Lso

ストラヴィンスキー(1882-1971)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
POCG3910
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

豊麗にきらめくストラヴィンスキーではない。各楽器の響きに演奏者のナマな生理がのって切迫しあいせめぎ合う。その肉体の生理に直結して“美”に落ちない音の姿が硬派にエモーショナルな、若きアバドの快演。響きの薄い「春の祭典」がとりわけの圧巻。(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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DGのアバド全集を入手して久しぶりに聴いた...

投稿日:2023/03/19 (日)

DGのアバド全集を入手して久しぶりに聴いた、「春の祭典」についてレビューします。この録音(クロイドン、フェアフィールド・ホールズ、1975年2月)を、1970年代前半のアバドの指揮スタイルのコンテクストに置いて考えたいと思うのです。この「春の祭典」の演奏には、こちらもよく知られたLSOとの録音、ベルク「管弦楽の3つの小品」(デナム、アンヴィル・フィルムスタジオ、1970年12月)との類似性を強く感じます。ベルクでは、すべての楽器の音が峻厳に屹立していて、音楽の横の流れよりも縦の独立した響きを重視しているように感じられるのですが、この「春の祭典」でも印象はほとんど同じです。第1部冒頭のファゴットのソロから、第2部序奏の管・弦の冷え冷えとした響きを通って、最後に(やや遅れて)裂ぱくの気合いで打ち下ろされる大太鼓まで、アバドは独特のモダニズム美学でこのストラヴィンスキーの作品を解釈しています。同じ時期にLSOと録音したチャイコフスキーの交響曲第5番(1970年12月)やブラームスの交響曲第4番(1973年3月)を、アバドは全く別のスタイルと音色で指揮しています。それにしても、当時のLSOはいろんな録音会場を使っていますね。この2枚組は4カ所、1980年代中頃のラヴェル選集はなんと5カ所で録音されています。まさに「流浪のオケ」です。演奏家も録音技師もさぞかし苦労が多かったことでしょう。

Bartokian さん | 東京都 | 不明

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ハルサイについて。 最高の演奏・録音でし...

投稿日:2020/02/16 (日)

ハルサイについて。 最高の演奏・録音でした。 実に細部まで見通しがついており、切れ味鋭いハルサイです。 録音もアナログの究極と言ってよいホールトーンの美しさと鮮明さが印象的です。 小生の学生時代には「ハルサイは録音がポイント」と言われていましたが、今もって最高録音は、ショルティ・シカゴ、デービス・コンセルトヘボウ、アバド・ロンドンと全てアナログ時代の傑作だと思います。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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一気に3大バレエを聴きました。ブーレーズ...

投稿日:2017/09/04 (月)

一気に3大バレエを聴きました。ブーレーズ、デュトワ盤で3大バレエを持っていましたが、比べてもアバド盤は他のレビューにもあるように標準的で良好な演奏。これは楽団との相性が良い関係であったからでしょう。私が、このコンビの演奏を始めて聴いたのは、プロコフィエフのロメオとジュリエットでした。アバドは、ウィーン・フィルハーモニーよりロンドン響の方が伸び伸びと活躍していたと思います。ロンドン響もケルテスからプレヴィン、アバドと良好な指揮者との関係のもと、数々の名盤が録音されています。このストラヴィンスキーもそのうちの1枚でしょう。

k.k さん | 大阪府 | 不明

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