ストラヴィンスキー(1882-1971)

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SACD 輸入盤

【中古:盤質A】 春の祭典、火の鳥(1945年版) シモノフ&ロイヤル・フィル

ストラヴィンスキー(1882-1971)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
A
特記事項
:
SACD(ハイブリッド),ケースすれ
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
222880
レーベル
Rpo
Europe
フォーマット
SACD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

マニアの間で「爆演」と評判だったシモノフの『春の祭典』『火の鳥』が、遂にRPOのハイブリッドSACDシリーズに登場しました。
 シモノフの芸風は、長い劇場経験が反映されてか極めてドラマティックで、その重心の低い迫力ある音響設計も手伝って非常にスリリング。特に『春の祭典』ではその個性がこれでもかと発揮されており、録音が非常に優秀なこともあって、シモノフの至芸をトコトン楽しめます。重厚でいながらも推進力があり、かつ細部にも工夫がなされ、各パートのバランスも実にユニークです。

【ユーリ・シモノフ】
1941年にロシア共和国西部のサラトフに生まれた指揮者で、レニングラード音楽院に学び、ムラヴィンスキーのアシスタントを務め研鑽を積みました。1968年にサンタ・チェチーリア国際指揮者コンクールで優勝し、翌年にはボリショイ劇場でヴェルディの『アイーダ』を振って華々しくデビュー。同劇場の首席指揮者に最年少で迎えられ、なんと1985年までそのポストを務め続けます。また、コヴェントガーデンなどヨーロッパの他の有名歌劇場にも定期的に客演しています。度々来日も果たしており、N響の定期などで、日本の聴衆に強いインパクトを与えたことは話題になりました。

ストラヴィンスキー:
・『春の祭典』
・組曲『火の鳥』(1945年版)
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 ユーリ・シモノフ(指揮)

 録音:1996年(デジタル)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND (5.1ch.)

収録曲   

  • 01. Stravinsky: The Rite of Spring: Introduction (1. Teil: Adoration of the earth)
  • 02. The augurs of spring - Dances of the young girl
  • 03. Ritual of abduction
  • 04. Spring rounds
  • 05. Ritual of the rival tribes
  • 06. Procession of the sage
  • 07. The sage
  • 08. Dance of the earth
  • 09. Introduction (2. Teil: The sacrifice)
  • 10. Mystic circles of the young girls
  • 11. Glorification of the chosen one
  • 12. Evocation of the ancestors
  • 13. Ritual action of the ancestors
  • 14. Sacrificial dance
  • 15. The Firebird Suite: Introduction
  • 16. Preludes and dance
  • 17. Variation 1
  • 18. Pantomime 1
  • 19. Pas de deux
  • 20. Pantomime 2
  • 21. Scherzo
  • 22. Pantomime 3: Rondo
  • 23. Infernal dance
  • 24. Lullaby
  • 25. Final hymn

総合評価

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もう『爆演』という言葉使うのやめてほしい...

投稿日:2012/07/11 (水)

もう『爆演』という言葉使うのやめてほしいと思うのは私だけでしょうか? この言葉、完全に独り歩きしているように思いますし、意味不明な状態に思います。 ちょっと変わったことをすれば『爆演』って、、、 楽譜通りやっていても聞いている方が知らなければそれを『爆演』と呼んでいることもしばしば見受けます。 ま、別に自分が聴くときには「爆演」という単語は関係ないのですが、世の中猫も杓子も爆演爆演となっているように思えます。 演奏行為の本質からは最も遠いところにある言葉に思います。 で、前置きが長くなりましたがこのシモノフのストラヴィンスキー、普通に良い演奏です。 特に「春の祭典」どこが爆演でしょう? 極めて真面目、かつしっかり、正確な演奏で、いかにも劇場で長く振っていた人だから出来る語りの上手さと丁寧な描き分けだと思います。 バレエの舞台が目に浮かぶような、同時にスコアもくっきり見えるような見事な演奏ですね。 一般に多い、いわゆるコンサート専門の指揮者の振るショウピースとしての「ハルサイ」とはずいぶん趣が異なりますが(これはこれで好きなんですが)、 それは実際に踊ることのできるテンポだからこそ可能なアーティキュレーションだったりバランスだったりするだけです。 もしそれを爆演と呼ぶなら笑止千万ですね。 細部にまで指示と気の行き届いたそれは普通に良い演奏です。 この演奏でニジンスキー振付の舞台があれば極めつけでしょうね。 シモノフのアプローチはバレエ音楽「春の祭典」であっていわゆる「ハルサイ」ではないと思うのですが。 では「ハルサイ」としてどうか? あくまでも舞台を彷彿させて良い録音で丁寧な演奏としては良くても、「ハルサイ」としては他にもっと強烈で凄い演奏が数多くある以上、☆5つは無いですね。 4つです。 「火の鳥」は珍しい45年版ですが、アプローチは「春の祭典」と同じで、あくまでも《バレエ音楽》であり、踊ることが主眼にある演奏です。 「春の祭典」よりも音楽が明快な分、各場面の描き分けもわかりやすく、聴いていても楽しいことこの上ないです。 これは特に「カスチェイ」のテンポに如実に表れています。 少し遅めのテンポゆえ、細部までクッキリハッキリは中々痛快です。 逆に凡百の指揮者ならこんなテンポでやれば「単に遅くダレた演奏」にしかならないでしょう。 そうならないのがシモノフの劇場指揮者としての職人芸ですし、普段聞き慣れているような巷の演奏では絶対に踊れないだろうなぁ、と改めて思った次第(笑) カスチェイからフィナーレは劇場指揮者シモノフの面目躍如たる素晴らしい演奏です。 45年版を使用したバレエ音楽「火の鳥」なら文句なしに☆5つですね。 聞き終わった後の満腹感が違います。

しるばーさたん さん | 大阪府 | 不明

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この指揮者はストーリー性のある曲を振らせ...

投稿日:2012/04/26 (木)

この指揮者はストーリー性のある曲を振らせたら本当に上手いなぁ!ロメ&ジュリとか1812年もそう、胡桃割り人形も然り。「春祭」はバーバリスティックにグイグイ突進む【熱演型】も有れば、曲構造を透徹するかの如く提示して見せる【分析型】も有る。この演奏、表層的には大変熱気を帯びたダイナミックな熱演型に思えるが、彼の意図しているものは実は後者の分析型ではないかと小生は感じ取った次第である。というのも、どんなに盛り上がった時点においても冷静で的確な制御下に置かれているのが手に取るように判るからである。仔細な音まで悉く聴かせてしまう録音ならではの錯覚かもしれないが、それにしても、この味加減のバランス感覚は見事なものである。「火の鳥」も同一路線を継承していると思えるが、聴き慣れない’45年版ということもありもう暫く聴き込んでの判断が妥当かもしれない。総じて久々にワクワクしたCDであった。

盤鬼hmv12 さん | 福岡県 | 不明

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良い点は録音と火の鳥の後半です。小生はこ...

投稿日:2011/10/02 (日)

良い点は録音と火の鳥の後半です。小生はこのハルサイを爆演とは思いません。 ハルサイとの出会いは、今年で録音から30年になるフェドセーエフ・モスクワ放送響盤です。この演奏が小生にとってのハルサイの頂点となる真の爆演です。デトロイトのヘヴィメタバンド(KISS)がモスクワに乗り込んでやりたい放題、そんな感じの演奏です。品が無いと言えば確かにそうですが。 小生の好みは、世評や評論家による評価との乖離が少ないのですが、ハルサイだけはその乖離がはなはだしく、今まで何度もガッカリさせられてきました。シモノフ盤はガッカリとは言わないまでも、正直申しまして期待外れです。 良かったのは火の鳥の後半です。これは凄みのある演奏に録音の良さが花を添えているお得盤です。でも・・・、火の鳥の前半は抑え過ぎですよ。

食券乱用 さん | 神奈川県 | 不明

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