スティーヴ・パーカー

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動物が見ている世界と進化 大英自然史博物館シリーズ

スティーヴ・パーカー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784767825243
ISBN 10 : 4767825245
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

色が生まれる仕組みや、色をもつことによる進化的利点、それが地球の生命の爆発的進化に与えた影響…。大英自然史博物館が誇る珠玉の標本写真とともに、色と視覚が密接にかかわりあい進化してきた壮大な歴史を解き明かす。

目次 : 第1章 光を感知する/ 第2章 動物の眼/ 第3章 色をつくるしくみ/ 第4章 知覚と騙し/ 第5章 色とりどりの世界

【著者紹介】
スティーヴ・パーカー : サイエンスライター、編集者、コンサルタント。250冊以上の著作があり、専門は博物学、生物学、テクノロジー、科学全般。大英自然史博物館元職員。ロンドン動物学協会上席研究員。サフォーク州アイ(Eye)在住

蟻川謙太郎 : 総合研究大学院大学先導科学研究科教授。1957年生。自由学園最高学部卒。上智大学大学院修了、理学博士。専門は神経行動学。横浜市立大学助手、助教授、教授を経て、2006年より現職。動物の感覚世界に興味があり、幼少時からの昆虫好きが高じて、特に昆虫の色覚系について様々な実験手法を駆使して研究している

的場知之 : 翻訳家。東京大学総合文化研究科博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アキ

    大英自然史博物館シリーズ. 6億年前エディアカラ紀に光検出器官の可能性があり、5億年前カンブリア爆発で目の進化が進んだ。現在PAX遺伝子が目の発達に関与するマスター遺伝子として研究されている。ヒトの眼は進化の末に高度に発展したが、タコなど頭足類の眼と共通点が多く、更にタコには盲点がない。一部の爬虫類、両生類、魚などで頭頂眼(第3の眼)があり概日リズムを司る。ホタテには外套膜に最大100個の眼が並ぶ。最も興味を惹かれたのが世界で最も白いシロコガネの甲虫の構造色。白よりも白いって、どんな風に見えるのだろう。

  • 遠い日

    目と知覚、色の利用についてが興味深かった。色は繁殖にも結びつくし、敵を遠ざけるためにも利用される。目の機能とそれによる認知で、動物たちは生き延びる術を得る。

  • 金監禾重

    眼、生物の色、人間による生物の色の利用。化石種から現生種までの写真やわかりやすいイラストが多数あり、またよくまとめられた読みやすい文章で、素晴らしい本だ。ごく少量でも光がある世界で、眼が非常に強力で不可欠に近い武器であることがわかる。複雑な眼はダーウィン進化論の欠点の例に挙げられることもある(中途半端な眼は生存に有利でないとする見方)が、各段階も十分に有利であることがわかる。工学的に設計されたかのような器官が生命を賭けた試行錯誤で(しかも独立に多数回)作り上げられたことは感動的である。

  • takao

    ふむ

  • 2LDK

    今まで触れてこなかったジャンルに手を出すと、読み進めるのにとにかく時間がかかるし、理解も多分浅い。第4章は面白かった。視覚の色認知を逆手に取った擬態。ミュラー型は毒ありでベイツ型は毒なし。毒なし擬態型が増えすぎても捕食される可能性が高まるからバランスを取るのがおもろい。ヴェノムとポイズンの違い。傷から注入が前者。体内に持ってるのがポイズン。ヴェノムの方がかっこいい!

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