スティーヴ・コリッソン

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西洋音楽史大図鑑

スティーヴ・コリッソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784636978339
ISBN 10 : 4636978331
フォーマット
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352p;25

内容詳細

目次 : ●イントロダクション / 【初期の音楽 1000〜1400年】 / ●讃美歌は修道士の武器である / 単旋聖歌、作者不詳 / ●ウト、レ、ミ、ファ、ソル、ラ / 『ミクロログス(音楽小論)』、グイド・ダレッツォ / ●私たちは10弦のプサルテリウムに合わせて聖歌を歌うべきである / 《オルド・ヴィルトゥムトゥム(諸徳目の秩序)》、ヒルデガルト・フォン・ビンゲン / ●歌うことは2度祈ることである / 『オルガヌム大全』、レオナン / ●タンダラダイ、小夜啼鳥がやさしく歌った / 《ロバンとマリオンの劇》、アダン・ド・ラ・アル / ●音楽とは、人を笑わせ、歌わせ、踊らせる科学である / 《ノートルダム・ミサ曲》、ギヨーム・ド・マショー / 【ルネサンス 1400〜1600年】 / ●いまから40年以上前に作曲された音楽で・・・・・・・聴く価値のあるものはひとつもない / 《ミサ・ロム・アルメ》、ギヨーム・デュファイ / ●舌よ、称えよ、栄光に満ちた神秘の御体を / 《ミサ・パンジェ・リングァ》、ジョスカン・デ・プレ / ●声と祈りを聞きたまえ / 《我、汝の他に望みなし》、トマス・タリス / ●イタリア音楽の永遠の父 / 《ソロモンの雅歌》、ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナ / ●それが讃美歌の本質である――くり返し歌いたくなるのだ / 《グレート・サーヴィス》、ウィリアム・バード / ●エアーもマドリガルもすべて・・・・・・やさしくささやく / 《不安は重く心を閉ざし》、トマス・ウィールクス / ●この祝典は・・・・・・このようなものを耳にしたことのない者たちが心を奪われて陶然とするほどだった / 《ピアノとフォルテのソナタ》、ジョヴァンニ・ガブリエーリ / ●わがリュートよ、目覚めよ! / 《ラクリメ(涙)》、ジョン・ダウランド / 【バロック 1600〜1750年】 / ●もっとも壮麗で費用のかかる気晴らしのひとつ / 《エウリディーチェ》、ヤコポ・ペーリ / ●音楽は、人間のすべてを感動させなければならない / 《聖母マリアの夕べの祈り》、クラウディオ・モンテヴェルディ / ●リュリがフランスの音楽家たちの王と呼ばれるのも当然だ / 《町人貴族》、ジャン=バティスト・リュリ / ●彼は、英語が持つ力を表現する特異な才能を持っていた / 《ディドーとエネアス》、ヘンリー・パーセル / ●教会の目的は聖歌隊がわめくことではない / コラール前奏曲《我らが神は堅き砦》、ディートリヒ・ブクステフーデ / ●われらの時代の新たなオルフェウス / 《合奏協奏曲集》作品6、アルカンジェロ・コレッリ / ●フランスの様式とイタリアの様式を統合すれば完璧な音楽ができるにちがいない / 《クラヴサン曲集》、フランソワ・クープラン / ●イングランド人が好きなのは、自分たちがそれに合わせて拍子を取れる曲だ / 《水上の音楽》HWV348−350、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル / ●深遠な意図など期待してはならない。これは才気に溢れた芸術との戯れである / 《ソナタ ニ短調》K.9「パストラーレ」、ドメニコ・スカルラッティ / ●春が来た。鳥たちは陽気にさえずる / 《四季》、アントニオ・ヴィヴァルディ / ●音楽は神の栄光そのものでならなければならない / 《マタイ受難曲》、ヨハン・ゼバスチャン・バッハ / ●テレマンにはどんな称賛の言葉も及ばない / 《ミュージック・ド・ターブル》、ゲオロウク・フィリップ・テレマン / ●彼は心と魂のすべてをクラヴサンに込めた / 《イポリートとアリシー》、ジャン=フィリップ・ラモー / ●バッハはまるで天文学者のように・・・・・・もっともすばらしい星々を見つける / 《フーガの技法》、ヨハン・ゼバスチャン・バッハ / 【古典派 1750〜1820年】 / ●フォルテは雷鳴のようで、クレッシェンドは瀑布のようだ / 《交響曲変ホ長調》作品11番第3番、ヨハン・シュターミッツ / ●あらゆるオペラのなかでもっとも感動的な幕 / 《オルフェオとエウリディーチェ》、クリストフ・ヴィリバルト・グルック / ●われわれは、訓練された鳥のようにではなく魂を込めて演奏すべきである / 《フルート協奏曲イ長調》WQ 168、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ / ●私は独創的にならざるを得なかった / 《弦楽四重奏曲ハ長調》作品54第2番、Hob.III:57、ヨーゼフ・ハイドン / ●すさまじいほどの才能により、モーツァルトはあらゆる巨匠を超える高みに到達した / 《交響曲第40番ト短調》K.550、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト / ●ピアノの目的は、ひとりの演奏者がオーケストラ全体の代わりを務めることである / 《ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調》作品26第5番、ムツィオ・クレメンティ / ●私たちは音楽の力によって、朗らかに死の暗き夜のなかを歩む / 《魔笛》、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト / ●私は自分の音符のなかだけに生きている / 《交響曲第3番変ホ長調「英雄」》作品55、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン / 【ロマン派 1810〜1920年】 / ●ヴァイオリニストとは、極めて特異な人間現象であり・・・・・・半ば虎で半ば詩人なのだ / 《ヴァイオリン独奏のための24の奇想曲》作品1、ニコロ・パガニーニ / ●洗濯物のリストを渡してくれれば、それに音楽をつけてみせよう / 《セビリアの理髪師》、ショアキーノ・ロッシーニ / ●音楽は、まさに愛そのものである / 《魔弾の射手》、カール・マリア・フォン・ウェーバー / ●他人の悲しみを感じる者はなく、他人の喜びを理解する者もいない / 《美しき水車小屋の娘》、フランツ・シューベルト / ●音楽は夢のようなものだ。私には聞こえない夢だ。 / 《弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調》作品131、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン / ●管弦楽法が先頭に立って行進している / 《幻想交響曲》、エクトル・ベルリオーズ / ●シンプルさこそ究極の成果である / 《前奏曲集》、フレデリック・ショパン / ●もし私が自分の交響曲をすべて書き留めていたなら、作品数は100に達しただろう / 《交響曲第1番「春」》、ロベルト・シューマン / ●最後の音は・・・・・・満場の大喝采に飲み込まれた / 《エリヤ》、フェリックス・メンデルスゾーン / ●私はイタリア・オペラが大好きだ――とても向こう見ずだからね / 《椿姫》、ジュゼッペ・ヴェルディ / ●悪魔をとらえたならば、しっかりと捕まえておかねばならぬ / 《ファウスト交響曲》、フランツ・リスト / ●そして踊る者たちは、めくるめくワルツの迷路の中でぐるぐると楽しげに舞う / 《美しく青きドナウ》、ヨハン・シュトラウス2世 / ●魚が水の中で生きているように、私は音楽の中で生きている / 《ピアノ協奏曲第2番ト短調》、カミーユ・サン=サーンス / ●オペラは、人に涙を流させ、恐れさせ、死なせるものでなければならない / 《ニーベルングの指環》、リヒャルト・ワーグナー / ●彼は・・・・・・まるで神から直接遣わされたかのように現れる / 《交響曲第1番》、ヨハネス・ブラームス / ●音符が舞台の上で踊る / 《くるみ割り人形》、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー / ●交響曲は世界のようであるべきだ。すべてを含んでいなければならない / 《ツァラトゥストラはこう語った》、リヒャルト・シュトラウス / ●感情的な芸術は、一種の病気のようなものだ / 《トスカ》、ジャコモ・プッチーニ / ●もしも作曲家が言うべきことを言葉で表現できるなら、わざわざ音楽で表現しようとはしないだろう / 《大地の歌》、グスタフ・マーラー / 【ナショナリズム 1830〜1920年】 / ●私にとっては、祖国がほかの何よりも大切だ / 《売られた花嫁》、ベドルジハ・スメタナ / ●ムソルグスキーはロシアの天才の典型である / 《展覧会の絵》、モデスト・ペトローヴィチ・ムソルグスキー / ●私の音楽は、きっとタラの味がするに違いない / 《ペール・ギュント》、エドヴァルド・グリーグ / ●私は何か違うことがしたかった / 《レクイエム》、ガブリエル・フォーレ / ●民衆の音楽は、珍しくて愛らしい花のようなものだ / 《交響曲第9番「新世界より」》、アントニン・ドヴォルザーク / ●音楽は、触知し得ないものたちの言葉である / 《森のスケッチ》、エドワード・マグダウェル / ●音楽という芸術がほかの芸術すべてにまさるのは、魂の表現である / 《ゲロンティアスの夢》、エドワード・エルガー / ●私は自分の主題の奴隷であり、彼らの要求に服従する / 《フィンランディア》、ジャン・シベリウス / ●世界的なアクセントを持つスペイン音楽 / 《イベリア》、イサーク・アルベニス / ●熟練のリズムが生み出すすばらしき迷宮 / 《三角帽子》、マヌエル・デ・ファリャ / 【近代 1990〜1950年】 / ●お前がなった幻に、私は会いに行こう / 《牧神の午後への前奏曲》、クロード・ドビュッシー / ●私は女性たちに、大きくて困難な仕事に考えを向けてもらいたいのだ / 《難船掠奪民》、エセル・スマイス / ●聴き手は、無頓着に聴いてはならない / 《月に憑かれたピエロ》、アルノルト・シェーンベルク / ●私は人生で音楽を1小節も理解したことがないが、感じたことはある / 《春の祭典》、イーゴリ―・ストラヴィンスキー / ●そして羽ばたいてさらに上へ上へと昇り、われらの谷は彼の黄金の盃となる / 《揚げひばり》、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ / ●立ち上がり、雄々しく不協和音を使え / 《交響曲第4番》、チャールズ・エドワード・アイヴズ / ●私は自分が書くつもりのなかった音を書いたことはない / 《バラード》、エリック・サティ / ●人生はジャズにとてもよく似ている・・・・・・即興したときの方がずっといい / 《ラプソディ・イン・ブルー》、ジョージ・ガーシュウィン / ●深淵の縁でくり広げられる狂気じみた大騒ぎ / 《牝鹿》、フランシス・プーランク / ●私は、わが国の若々しい精神、若々しい音楽を携えてやって来た / 《シンフォニエッタ》、レオシュ・ヤナーチェク / ●音楽には、この曲には重心はひとつもない / 《交響曲》作品21、アントン・フォン・ヴェーベルン / ●私が恋した相手は音楽だけだった / 《左手のためのピアノ協奏曲》、モーリス・ラヴェル / ●科学だけが、音楽に若々しい活力を与えられる / 《イオニザシオン》、エドガー・ヴァレーズ / ●自然が音楽をつくる。作曲家はそれを編曲するだけだ。 / 《弦楽四重奏曲第5番》、ベーラ・ヴィクトル・ヤーノシュ・バルトーク / ●私は模倣が嫌いだ。陳腐なやり方も嫌いだ / 《ロメオとジュリエット》、セルゲイ・プロコフィエフ / ●バリの音楽には、原始的で喜びに満ちたリズムの活力が保たれていた / 《タブー・タブーアン》、コリン・マクフィー / ●真の音楽は常に革命的である / 《交響曲第5番ニ短調》作品47、ドミートリイ・ショスタコーヴィチ / ●私の音楽は、まるで滝のように自然だ / 《ブラジル風バッハ》、エイトル・ヴィラ=ロボス / ●私は、これほど熱心に理解を持って耳を傾けてもらったことはなかった / 《世の終わりのための四重奏曲》、オリヴィエ・メシアン / ●私は混沌から秩序をつくり出さなければならない / 《我らが時代の子》、マイケル・ティペット / ●音楽はしっかりと編み上げられていて・・・・・・聴いていると、非常に力強い手でとらえられその世界に連れていかれる / 《アパラチアの春》、アーロン・コープランド / ●作曲とは、霧に包まれた道を運転するようなものだ / 《ピーター・グライムズ》、ベンジャミン・ブリテン / 【現代】 / ●音は自然の語彙である / 《孤独な男のためのシンフォニー》、ピエール・シェフェール/ピエール・アンリ / ●どうしてほかの人たちが新しいアイデアを怖がるのかわからない。私が怖いのは古いアイデアなのに / 《4分33秒》、ジョン・ケージ / ●彼は、音楽的な時間と形式に対するわれわれの見方を変えた / 《グルッペン》、カールハインツ・シュトックハウゼン / ●音楽家の役割は・・・・・・たゆまざる探索である / 《ピトプラクタ》、ヤニス・クセナキス / ●人々との親密な触れ合いが、私の作品すべてを育む天然の土壌である / 《スパルタクス》、アラム・ハチャトゥリアン / ●私はこの作品に込められた感情の強さに圧倒された / 《広島の犠牲者に捧げる哀歌》、クシシェトフ・ペンデレツキ / ●イズムになったが最後、何をやっても死んでいるのと同じだ / 《インC》、テリー・ライリー / ●私は自分の手でその音を刻んで苦しい一つの音を得たいと思う。そして、それは沈黙と測りあえるほどに強いものでなければならない / 《ノヴェンバー・ステップス》、武満徹 / ●音楽では・・・・・・物事は良くも悪くもならない。発展し、変容していくのだ / 《シンフォニア》、ルチアーノ・ベリオ / ●私に嘘をつくのなら、真っ黒な嘘にしてくれ / 《狂王のための8つの歌》、ピーター・マックスウェル・デイヴィス / ●休符を拍で代用するプロセス / 《6台のピアノ》、スティーヴ・ライヒ / ●私たちははるか先を進んでいた・・・・・・なぜなら、ほかのみんながはるか後ろにいたからだ / 《浜辺のアインシュタイン》、フィリップ・グラス / ●芸術の第一の目的は・・・・・・われわれを変えることであるべきだ / 《黙示録》、R.マリー・シェーファー / ●私は混沌から始めて、その中に秩序をつくり出すことができた / 《交響曲第4番》、ヴィトルト・ルトスワフスキ / ●噴火し、膨張し、目をくらませ――頭から離れない / 《ピアノのための練習曲》、ジェルジ・リゲティ / ●私の音楽は耳のために書いたものだ / 《遥かなる愛》、カイヤ・サーリアホ / ●ブルー・・・・・・まるで空のような青。あらゆる可能性が飛翔するところ / 《ブルー・カセドラル》、ジェニファー・ヒグドン / ●音楽は単純なブロックを素材とし、そこから有機的に成長していく / 《イン・セヴン・デイズ》、トーマス・アデス / ●これが、私たちが何者か、そして私たちがどうあらねばならないのか核心である / 《アレルヤ》、エリック・ウィテカー / ●作曲家人名録 / ●用語集 / ●索引 / ●引用句の発言者・出典 / ●出典一覧

【著者紹介】
スティーヴ・コリッソン : イギリスのチェリスト、講師、審査員。王立バーミンガム音楽院、バーミンガム大学、オープン・ユニバーシティで教鞭を執っている。多くの音楽祭やBBCヤングミュージシャンなどのコンクールの審査を務めてきた

藤村奈緒美 : 1973年生まれ。東京大学文学部言語文化学科卒。司書職を経て翻訳家となる。中学・高校では吹奏楽部に所属し、大学入学後は趣味で声楽を習う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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イギリスのチェリスト、講師、審査員。王立バーミンガム音楽院、バーミンガム大学、オープン・ユニバーシティで教鞭を執っている。多くの音楽祭やBBCヤングミュージシャンなどのコンクールの審査を務めてきた

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