スティーヴン・キング

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任務の終わり 上 文春文庫

スティーヴン・キング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167916510
ISBN 10 : 4167916517
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
白石朗 ,  
追加情報
:
350p;16

内容詳細

その病室には殺人鬼が眠る。彼の名はブレイディ。大量殺人の実行を阻止され、その際に脳に負ったケガで昏睡状態にあった。そして今、ブレイディの凶行の生存者が自殺を遂げる事件が頻発する。単なる自殺ではないと直感した退職刑事ホッジズは真相を追いはじめる。しかし病室では、新たな殺人計画がひそかに進められていた。

【著者紹介】
スティーヴン・キング : 1947年、アメリカ、メイン州生まれ。高校教師を経て、1974年『キャリー』で作家デビュー。初のミステリー作品である『ミスター・メルセデス』でエドガー賞最優秀長編賞を受賞

白石朗 : 1959(昭和34)年、東京都生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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私にとって130冊目のスティーヴン・キン...

投稿日:2021/04/20 (火)

私にとって130冊目のスティーヴン・キング作品。米国での発表当時(2016年)、キングは69歳だったはずだが、筆の衰えなど全く感じさせないレベルの高さ。むしろ、定年退職した主人公ビル・ホッジズの描写に、年老いた者だけが書ける具体性があるし、謎を小出しにしつつ「次はどうなるの」と読者の気を引き続けるテクニックはさらに凄みを増している。びっくりしたのは、ビル・ホッジズの前2作「ミスターメルセデス」「ファインダーズ・キーパーズ」では、得意のホラーや超常現象を封印していたのに、このシリーズ最終作では超能力が重要なキーワードになっていることだ。キングファンにはなんてことないが、純粋な警察小説ないしハードボイルドだと思って前2作を読んだ読者には違和感があるかもしれない。なお、上巻の終わりの方には、日本で起きた有名な事件(といっても殺人ではない)が取り上げられている。

うーちゃん さん | 静岡県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キムチ27 さん

    今回もボリュームアリの2冊ぶり、常ならうじうじ進むところがブレイディの邪悪 スパークが読み手を引っ張り 超速で読破。キングものは前半、展開の広さ、饒舌な語りで辟易するが 1作目を読んで間なしの為 がっつり理解して追従できる。あれ?と感じたのは超常現象。やはり、来たかとにんまり。ホーリー・ジェローム双方 今回はメンタル面に問題。つくづく、人はメンタルが弱いんだと自覚も込め 追認。メルセデスで端役だった彼女がクローズアップされ面白い動きをとる。下巻の収斂が楽しみに。

  • chie-don さん

    ホリー、シリーズ第1作のボソボソつぶやく変わり者の女性がこんなに愛すべきかわいい重要人物になるとは(*^o^*) そして、しり上がりにおもしろい♪

  • ポルコ さん

    ホッジスシリーズ3作目にして、キングお得意の超常現象サイキック登場でワクワクの上巻だった。

  • hal さん

    たまたま図書館で借りたキングの本。どうもおかしい。海外ドラマだったら半端なシーズンから観てるような。過去の話で必要な部分は本文中で説明されているので理解できる。しかし後から前の本を読んだらネタバレ感がすごいだろうと思いつつ、いかにもキングらしい展開で面白かった。前作の『ミスター・メルセデス』を読んでから下巻に行けたら良いな。誰の心の中にも自殺に繋がるような心の傷が少なからずあり、だからと言って自殺に追いやるのは意外と難しいというあたりが興味深かった。続きものだと本の解説に書いておいて欲しかった。

  • そら さん

    ホッジスシリーズ第3弾。 昏睡状態から目覚めたメルセデスキラー、ブレイディと癌に侵されたホッジスの最終対決。ついにキング得意のホラー要素が出て、面白くなってきた。下巻へ。

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スティーヴン・キング

1947年、アメリカ、メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆をつづけ、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック

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