スザン・ドゥオーキン

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地球最後の日のための種子

スザン・ドゥオーキン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163731506
ISBN 10 : 4163731504
フォーマット
出版社
発行年月
2010年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,226p

内容詳細

北極圏の地下にある「地球最後の日のための貯蔵庫」。そこには300万種の作物の種子が保存されている。稀代の植物学者の苦闘が、世界の食糧を守る「貯蔵庫」として結実するまでを追う科学ノンフィクション。

【著者紹介】
スーザン・ドウォーキン著 : アメリカ、ニューヨークに生まれ育つ。伝記作家。アメリカ農務省に勤務した経験を持つ

中里京子 : 早稲田大学教育学部社会科卒業。20年以上実務翻訳に携わった後、文芸翻訳者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • R さん

    ジーンバンクという取り組みについて、その礎に、強烈な影響を及ぼしたベント・スコウマン氏の仕事について書いたドキュメンタリ本でした。この仕事の重要性と、信念、理想には目を見張るものがあるのだけども、公共財や、世界の利益という考え方が、論争と敵を呼び、やがて破滅まで招いてしまうのが残念でならない。偉大な仕事だが、功罪はどれとどれなのか、よく考えて自分の答えを出したい大きなテーマだと感じました。面白かった。

  • mitei さん

    様々な伝染病で麦が全く育たなくなったりするときを想定して日々研究している機関があることを初めて知った。北極の永久凍土にいくらか保存されているそうだがずっと使われないことを祈りたい。この計画にスコウマンという人物が死ぬまで一生懸命に取り組んでいたことが感動的だった。

  • 鬼束 さん

    本著における主人公である、ベント・スコウマンは何よりも、この世から飢えを無くすという大義の下に全ての活動を続けてきた。それゆえ、遺伝子組み換え作物によって収量が上がるなら、どんどん取り組むべきだと考えていたわけであるし、見捨てて良い遺伝資源など無いという考えのもと、秘境に赴いて、野生種を採取してきたりと、労を惜しまず動き続けた人である。こういう人は、端から見れば極端な理想主義者のように映るのかもしれないが、人生を賭けて己の信念を貫き通す人間がいないことには、何事も漸進していか無いんだろうなと思わされた。

  • メルセ・ひすい さん

    14-03 赤14-06デンマーク人植物学者Dr.ベント・スコウマン アングロサクソンの冷えた本質、ノアの箱舟の植物版★ノルディック・ジーンバンク現<ノルディック遺伝資源センター>出入口ノミを地上に置く北極圏・永久凍土の地下深く建設。低温、低湿度に保持された『箱舟』=施設の中には数百万種の作物の種子が保存されている。仮に?不測の災厄が地球を襲い、地上から食用作物が一掃されても『箱舟』により、農業が復活!食糧を確保できる。〈地球最後の日のための種子〉★切支丹白人の優位を保つ発想(*_*)

  • mana さん

    遺伝子組み換えにより大量生産される農作物。優良な遺伝子は皆が用いたいから、世界中が同じような遺伝子を持つ作物を育てる。多様性のなくなった遺伝子をもつ作物をあらたな病原菌が襲って、負かされたらどうなるか。世界中の小麦やトウモロコシが育たなくなり、食糧難がやってくる。この危機を想定し、世界中のさまざまな小麦などの原種に近い植物の種(遺伝子)が集められ、永久凍土の地下施設に保存されている。普段何も考えずに食べているが、壮大なスケールで未来の食の安全を考え実行してくれている人がいることに感謝したい。

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