スコット・トゥロー

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推定無罪 下 文春文庫

スコット・トゥロー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167812096
ISBN 10 : 4167812096
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
379p 15cm(A6)

内容詳細

スキャンダラスな女性検事補殺しの法廷に被告人として立つ敏腕検事。彼は有罪か無罪か。白熱の法廷戦があらわにするのは法と正義をめぐる政治と欲望の闇。豊穣な人間ドラマと緊迫のサスペンスが完璧に融合した、歴史的ベストセラー。最後に明かされる意外な真相は、驚愕と悲しみをあなたにもたらす。これぞ第一級のミステリ。

【著者紹介】
スコット・トゥロー : 1949年、アメリカ、シカゴ生まれ。スタンフォード大学大学院を経てハーヴァード・ロースクールに入学、法曹となる。シカゴ地区連邦検察局の検事補を務める傍ら執筆した長編小説『推定無罪』で87年に小説家デビューを果たす。同書は世界的ベストセラーとなった

上田公子 : 1930(昭和5)年、神戸市生まれ。熊本県立女子専門学校英文科卒業。英米文学翻訳家。2011年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kircheis さん

    ★★★★☆ 真犯人は読者にとって分かりやすいと思うが、初読ではないので何とも言えない。 まぁ真相のサプライズより、真相を知った時の身震いする程の恐怖こそが本作の売りだろう。 法廷シーンは流石にリアルで良かったし、トミーみたいに予期せぬハプニングで慌ててる検察官は確かに良く見かける気がする(笑) ただ、1つだけ言いたい。刑事弁護人スターンの反対尋問がめちゃくちゃ上手いように描写されているが、実際はどれだけ尋問が上手くいっても結論は変わらないんだよ(魂の叫び)!

  • aquamarine さん

    有罪であると証明されない限り被告人は無罪であるという「推定無罪」は、今回判事が何度も何度も念を押して陪審員たちに語りかけることですが、裁判自体も日本とは少し違う印象を受けます。迫真の裁判シーンの描写は素晴らしく、細部はほとんど覚えていなかったこともあり、再読でも息を止めるようにして一気にラストまで読み切りました。法廷ものとして抜群なのはもちろんですが、ミステリとしても裁判が終わった後のストーリーに圧倒されます。映像のように覚えていたシーンも物語の中ではとても深みのあるものでした。堪能しました。

  • at-sushi@ナートゥをご存知か? さん

    かつて愛人でもあった同僚女性検事の強姦殺人の捜査を任された主人公が、現場の物証から一転して容疑者に。主人公の一人称で語られる心象描写が文学的すぎて上巻はなかなかピッチが上がらなかったが、下巻に入ると元検事である著者ならではの法廷でのスリリングな攻防と心理戦に引き込まれた。フーダニットミステリとしてのツイストも鮮やか。不倫の一つや二つしてみたいお年頃なワイ。バレた後背負わされる十字架の重さに震える。

  • yumiko さん

    まどろっこしさを感じた上巻とは打って変わって、舞台が法廷に移った下巻はさすがの読み応え。法曹界にいた著者だけある納得の法廷劇だった。陪審員の心理を巧みに誘導する弁護側と検察側の応酬には緊迫感があり、リーガルサスペンスの先駆的作品と呼ばれるのも頷ける。自らを取り巻く多くのものを失ったサビッチ。その中には法曹への信頼というものも含まれていたはずだけれど、その世界に戻らざるを得なかった彼の心が辛い。そのやるせない余韻が胸に響くだけに、続編があるということがちょっと残念。アメリカ的と言えばアメリカ的だけど。

  • 林田力 さん

    生々しい法廷闘争が描かれる。警察の腐敗も明らかになる。

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