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アレッサンドロ・スカルラッティのオペラ
ビオンディが指揮&ソロ・ヴァイオリンを弾いて登場!
稀代の天才メロディーメーカー、アレッサンドロ・スカルラッティのオペラの登場。指揮はビオンディ。A.スカルラッティの第79作目にあたるこのオペラ『ドイツ王カルロ』は、カルロ王、のちに神聖ローマ帝国におけるカール2世となった人物を題材としています。といっても主人公カルロは黙役。というのもカルロは幼い子供という設定で、王の年の離れた兄(異母兄弟)が王国を支配しようとし、カルロを殺そうとする・・・といった物語。音楽は、レチタティーヴォでは物語をすすめ、アリアでは心情を歌う、という典型的なナポリ・バロックのオペラのスタイルをとっています。稀代のメロディーメーカーと称されるだけあって、どのアリアも劇的な表情に満ち、超絶技巧のパッセージもちりばめられており、聴きどころ満載。ビオンディは指揮のほか時折挟み込まれるヴァイオリン・ソロも担当しており、策略に満ちた物語をもりたてます。(キングインターナショナル)
【収録情報】
● A.スカルラッティ:歌劇『ドイツ王カルロ(カール)』全曲
ロミーナ・バッソ(コントラルト/ロタリオ:カルロの異母兄弟)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ/ジュディッタ:カルロの母)、他
スタヴァンゲル交響楽団
ファビオ・ビオンディ(指揮&ソロ・ヴァイオリン)
録音時期:2009年11月30日〜12月4日
録音場所:ノルウェー、スタヴァンゲル・コンセルトフス
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)