スカルコッタス、ニコス(1904-1949)

人物・団体ページへ

SACD 輸入盤

シンフォニエッタ、二重協奏曲、他 バイロン・フィデツィス&アテネ・フィル、ゲオルギオス・デメルツィス、ヴァシリス・ヴァルヴァレソス

スカルコッタス、ニコス(1904-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA2434
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
輸入盤

商品説明

ギリシャの作曲家スカルコッタスの協奏的管弦楽曲集

SACDハイブリッド盤。BISレーベルが力を注いで世界初録音に取り組んでいるシェーンベルク門下のギリシャの作曲家ニコス・スカルコッタス。当ディスクにはヴァイオリンやピアノのソロを伴う協奏的管弦楽曲が収録されております。スカルコッタス自身がヴァイオリニストでもあったため、とりわけヴァイオリン作品には独特の面白さがありますが、全作品に共通して言えるのは難技巧が要求されることです。
 また当録音で注目のひとつといえるのが「Digenes in his Last Agony」です。この作品には20世紀前半のギリシャを代表する政治家エレフテリオス・ヴェニゼロスの肉声をデジタル編集して加えております。ギリシャの演奏家がスカルコッタスの作品を全身全霊で演奏しております。(輸入元情報)

【収録情報】
スカルコッタス/ヤニス・サンプロヴァラキス編:
1. シンフォニエッタ 変ロ長調(1948)
2. ヴァイオリンとピアノと管弦楽のための協奏曲(1930)
3. ヴァイオリンと室内オーケストラのための組曲(1929)
4. 『Digenes in his Last Agony』(1935)
5. 2つの行進曲と9つのギリシャ舞曲(1946-47)


 ゲオルギオス・デメルツィス(ヴァイオリン)
 ヴァシリス・ヴァルヴァレソス(ピアノ)
 エレフテリオス・ヴェニゼロス(声/1930年収録の歴史的録音より:4)
 アテネ・フィルハーモニー管弦楽団
 バイロン・フィデツィス(指揮)

 録音時期:2017年9月(1)、2018 年2月(2-5)
 録音場所:アテネ、アルテミス・マライアラス・ホール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

【パッケージ:BIS ecopak】
BISレーベルの社主、ロベルト・フォン・バール氏が環境に配慮した『BIS ecopak パッケージ』を採用。こちらのパッケージは、森林認証制度のFSC及びPEFCを取得している素材、また環境に配慮された接着剤や大豆油インク、水性ニスを使用しリサイクル性に優れており、プラスチックは使用しておりません。(輸入元情報)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ギリシャの作曲家、ニコス・スカルコッタス...

投稿日:2022/08/05 (金)

ギリシャの作曲家、ニコス・スカルコッタスの作品集である。 カロミリス等と共にギリシャを代表する国民的な作曲家で、知名度の割に意外と録音は多い。 このCDはスカルコッタスの紹介に力を入れてきたBISの最新のアルバムで、スカルコッタスの協奏的作品を中心にセレクトしたアルバムとの事。 演奏はアテネ・フィルハーモニー管弦楽団、バイロン・フィデツィスの指揮で収録。 スカルコッタスはベルリンで、ユオンやシェーンベルクと言った当時の現代音楽作曲家に学んだ事もあって、初期作品にはモダンで現代的な作品も多いが、後半になると国民学派的なギリシャ色濃厚な作品が増えてくる。 このCDでも『ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲』『小組曲』は前者のタイプ、『9つのギリシャ舞曲』『古風なギリシャ行進曲』『行進曲』は後者のタイプである。 演奏のアテネ・フィルハーモニー管弦楽団は2016年にできた新しい団体である。 ギャラが安いのか廉価盤レーベルや現代音楽専門のレーベルで見かけるが、腕はなかなかのもの。 本CDではギリシャやスカルコッタスの復刻に力を注ぐフィデツィスのタクトの下、共感豊かで、分かりやすい演奏を聴かせてくれる。 シンフォニッタや古風なギリシャ行進曲はこんにち出回っている音源の中でも名演と言えるのでは無いか。 録音は最近なので、音は問題なし。 ケースはプラではなく、紙で出来た環境に配慮したタイプ。 ちょっと収納時に取り出しにくいが。

レインボー さん | 不明 | 不明

0

おすすめの商品