ジョーン・エイケン

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コールド・ショルダー通りのなぞ

ジョーン・エイケン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784572004765
ISBN 10 : 4572004765
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
519p 19cm(B6)

内容詳細

「北の国」の黄金王から子どもたちを救いだしたイスは、いとこのアランと黒ダイヤ号に乗り、故郷をめざす。そんなふたりを待ち受けていたのは、なぞの密輸団「陽気な紳士たち」。あやしい人物がつぎつぎとあらわれるなか、姿を消したアランの母親の行方を追って、ふたりはなぞの糸をたぐりはじめるのだが…海辺の町の通りから、今夜も悲鳴がきこえる。母親の行方を追ってアランとイスのなぞ解きが始まる。

【著者紹介】
ジョーン・エイキン : 1924‐2004。アメリカの詩人コンラッド・エイキンの娘として、イギリス、サセックスのライで生まれる。母親はカナダ人。5歳のころから物語や詩をノートに書きつけ、十代の後半から作品を雑誌などに発表しはじめる。若くして夫を亡くしたのちに、本格的な作家活動に入る。作品は児童文学だけではなく、大人向きのミステリー、詩、戯曲など多岐にわたり、生涯で約100点の本を出版した。1969年『ささやき山の秘密』でガーディアン賞を受賞

こだまともこ : 小玉知子。東京都生まれ。早稲田大学卒業。出版社で雑誌の編集にたずさわったのち、児童図書の翻訳と創作をはじめる

山本美希 : 1986年生まれ。2011年、大学の卒業制作の絵本作品『爆弾にリボン』(三才ブックス)を出版。漫画作品『サニーサニーアン』(『週刊モーニング』第29回MANGA OPEN大賞受賞、2011年16号掲載)のほかイラスト、挿絵などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シュシュ さん

    密輸団がからんだミステリー。いろいろな要素が入っていて面白かった。「黒いトワイト白いトワイト」今回もまたトワイト一族の善人悪人がいた。「沈黙派」の信者を見ていると、沈黙は心が伝わらないが、しゃべりすぎるのも良いことではないと思えた。読み進めるうちにルースおばさんのことが好きになった。物欲がなく、かわいそうな人がいれば助けに行き、物静かだが心の内には熱いものを秘めている。ピンチの時にも腹をくくって静かに立ち向かう姿はかっこいい。どんなに辛い時も、殻に閉じこもってネコになる道を選ばなかったアラン、頑張った!

  • ワッピー さん

    炭鉱から脱出したイスとアランは、家族の住むフォークストンのコールドショルダー通りにたどり着くも、家はもぬけの殻。フォークストンの「沈黙派」はシーゲイトに移り、恐ろしい密輸組織「陽気な紳士たち」が街を恐怖で支配していた。二人は家族を探していくうちに、チャールズ王の宝のありかを知るものとして追われることになるが、心の会話能力を武器に見えない敵に立ち向かっていく・・・最初は劣勢だったイスたちが次第に仲間を得て、ついに敵の牙城にせまるところは、さながらジャスミン革命のようです。フィギンも元気で何よりでした。

  • 頼ちゃん さん

    相変わらず面白かった。早くでていない巻出ないかなあ。

  • 道錬 さん

    ひとつの特殊能力について掘り下げ、あとは主人公たちの知恵と根気で問題を解決していくというのが、面白い。

  • ヴェルナーの日記 さん

    著者エイキンの大作「ダイドー冒険シリーズ」の1冊。前作で黄金王の陰謀を打ち破ったイスは、従兄弟のアランと共に故郷へと帰ることに。先ずはアランの母の住むコールド・ショルダー通りへ向かうが、アランの母ルースは行方不明になっていて、この町ではデ・ラ・トワイライト率いる"沈黙派”と呼ばれる不可思議な教団と、"陽気な紳士たち”と呼ばれる謎の密輸団が絡み合った陰謀が暗躍する町になっていた。イスとアランは"約束の子ども"と呼ばれる子をめぐり混乱する暗躍に巻き込まれる。数々の伏線が張られてあり、やはり本シリーズは面白い。

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