ジョージ・エリオット

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ダニエル・デロンダ 2

ジョージ・エリオット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784879841292
ISBN 10 : 4879841293
フォーマット
出版社
発行年月
1993年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
20cm,485p

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    グランドコートとグエンドレンの関係は、「風と共に去りぬ」のように思える。2巻では中心のお話しは、グエンドレンよりもダニエル・デロンダとユダヤ娘マイラーと、ダニエルとユダヤ社会とのかかわりとなってくる。自分の出自も気になるダニエル。しかし、Curiosity killed the cat ということわざが何度も頭をよぎる。そして、気になるグエンドレン。その気の強さで彼女ばかりが割の悪い思いをしてはいないだろうか。こういう話は男性が助けてあげたくなる女性が得をすることが多いから心配だ。

  • やいっち さん

    第二巻では、この小説の大きなテーマの一つがユダヤ人問題だと分かって来た(最大とは言わないが)。もっと大きくは宗教的慈悲ということになるが、それをユダヤ人の娘マイラとデロンダという青年(やや理想的に描かれ過ぎているのが鼻につく)との関わりの中で描いている。今、たまたまD・Hロレンス著の『黙示録論』を並行するかのように読んでいるが、この本もユダヤ人問題とは不可分の内容で、論というより、ある種の詩的狂熱で描かれた宗教論の書である。 

  • ロピケ さん

    1巻からがらりと雰囲気が変わった感じ。政治と宗教の世界へ。グウェンドレンの魂は成長の第二段階へ進むのか?デロンダには新たな精神的事件を経験しつつも、恋心が芽生えつつあるのか?気になる関係が用意され、ますます引き込まれる。それにしても、ジョージ・エリオットって、場面を説明するのに絵画のあれこれを引いてくる。それも気になる。それに、政治や社会、歴史など大きな世界を扱いつつも、人間の心の動きもしっかり掴んでいる感じ。グウェンドレンの自尊心をチクチク突いたクレズマー先生が再登場していて面白い。

  • tekka さん

    「悪魔はわれわれをあくまでも説得して、最もたしかな保護手段に反対させるために、準備することを好んで侮りの対象にする。」

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人物・団体紹介

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ジョージ・エリオット

1819‐1880。英国ヴィクトリア朝を代表する小説家。本名メアリ・アン・エヴァンズ。中部の土地差配人の家に生まれ、寄宿学校で教育を受けた後、自宅で外国語などさまざまな学問を独学で学び、30歳で評論雑誌の編集者補佐に。1857年、男性名「ジョージ・エリオット」で小説を発表(翌年『牧師たちの物語』とし

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