ジョン・ステュアート・ミル

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自由論 まんがで読破

ジョン・ステュアート・ミル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781606088
ISBN 10 : 4781606083
フォーマット
発行年月
2011年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,189p

内容詳細

19世紀ヨーロッパ。市民革命により、近代民主主義社会が確立され、人々は自由を手にしたかのように見えた。しかし、その民主制の社会にも、不当な抑圧によって個人の自由がおびやかされる危険が潜んでいた…。抑圧された社会から、どのようにして個人の自由を守るべきなのか?「真の自由とはなにか」という問題に迫る、ミルの政治哲学書を漫画化。

【著者紹介】
ミル : 1806〜1873。イギリスの哲学者・経済学者。幼少期より、厳格な父親の英才教育を受け、14歳にして「大学教育に匹敵する学力を持つ」と評される。また、17歳から父親に連れられて東インド会社に入社、その間に多くの研究論文を発表し、政治哲学や論理学、経済学などに多大な影響を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆか さん

    次男に「明日が返却日だから今日中に読んでね」と念をおされて読みました。次男と本の内容について語り合えるのが楽しいです。産業資本家が中産階級の中心的存在となり選挙法改正を成立させるなど政治の世界にも大きな影響を与えるようになる。そしてこれらの中産階級の人々によって「各自の利益を自由に追求することには社会の利益に合致する」という自由主義思想が広まっていった。その結果労働者階級の人々は長時間労働や低賃金での過酷な労働を強いられることとなる。個人の自由を守りつつ法や世論が正当に行使できる権力はどこまで許されるのか

  • 小木ハム さん

    読破シリーズ14冊目。自由についてざっくり理解。自由の原則:他人に害を及ぼさなければどのような思想、嗜好を持っても団結してもよい。他人に干渉していいのは自衛の時だけ。すべからく人類が自由を謳歌するとき表れるのがマジョリティとマイノリティの対立で、多くは後者が村八分に遭う。世論、慣習、宗教は時に自由を束縛しかねず、知らず知らず自分が″加害者″になっていないかには目を光らせる必要がある。国やマスコミ、インフルエンサーが言っている事も無条件に正しいとは思わず『それは誰かの自由を阻害しないか?』考える癖を持とう。

  • ヤギ郎 さん

    ミルの『自由論』コミックバージョン。岩波を読む前の準備運動のために読んだ。

  • トッド さん

    ■個人の自由が絶対的なものとして無条件に認められない限り、その社会は真の自由であるとは言えない。■多数派の人々は、自分達の慣習や道徳を行動の規範として定め、全ての人をこの規則に従わせようとする。社会を見えない鎖で雁字搦めにし、個人の自由を脅かしている。■道徳・慣習➡規則=正しいかどうかは検証されない、伝統だから良いとされるもの。■正しいと思っている事も、実は国や時代によって違う。■無神論者は神に誓えないから裁判を受けれない。■ミルの提案➡個人の自由に干渉する事が正当となるのは、自衛を目的としてる場合だけ!

  • おくてつ さん

    まんがで読破を読破するシリーズ。 自由とは何なのか。宗教の自由や子供の自由を題材に漫画化。 個人の自由を干渉することが許されるのは自衛を目的とする時のみ。他人の自由を奪わない限り、自分の幸福を追求することが出来る。 自由を担保するためにも、弱者も含めて議論を出来る場を確保することが必要。そのために、言論の自由は重要。 これを読んでいる間の頭の中では、尾崎豊が「自由っていったい何だーい?♪」って歌い続けていました。

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