美食のサピエンス史 PEAK books

ジョン・アレン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758112147
ISBN 10 : 4758112142
フォーマット
出版社
発行年月
2020年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
307p;19

内容詳細

サクサクに魅了される起源は?美食を求めるフランス人と食べられればいいアメリカ人?肥満とダイエット、その両極端の根っことは?ある部族ではヒクイドリは動物ではない、その意味は?食にまつわる疑問はいつしか移ろい、カテゴリー思考、創造性の進化的価値、言語中枢と食欲の意外な関係など、超雑食のサルの本質―食を具体例とした解説―へと誘う。日本に縁のある著者が、脳科学・進化学・人類学・文化史を駆使して、縦横無尽に「食とヒト」を語る。

目次 : 第1章 サクサク、カリカリ、パリパリ、シャキシャキ…etc./ 第2章 “超”雑食のサル―二足歩行・大きな脳・小さな顔/ 第3章 感覚をつかさどる脳と食べ物/ 第4章 食べ過ぎる人と食べない人/ 第5章 食の記憶/ 第6章 カテゴリー:良い食べ物、悪い食べ物、食べていいもの、食べてはいけないもの/ 第7章 食べ物と創造的な旅/ 第8章 心の理論と「食の理論」

【著者紹介】
ジョン・アレン : 人類学者。南カリフォルニア大学のドーンサイフ認知神経科学イメージング研究所、および同校脳・創造性研究所、インディアナ学人類学部の研究員。研究テーマ:ヒトの脳構造と進化。日本、ニュージーランド、パプアニューギニア、パラオで文化人類学のフィールドワーク経験がある

成広あき : 翻訳家。愛知県生まれ。神戸大学工学部建築学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • りらこ さん

    大きくなった脳と食事との関係、何を食べたかの食の記憶など、日常感じる疑問にも答えが見つかる。友人とレストランで食事しようなどという時メニューとにらめっこし決まらない人がいる。その様子を見る私は内心(悩む割に明日になると忘れている)だろうとツッコミを入れつつ自分もそうであることに気づき、ひとり苦笑。サクサクした食べ物が好きな人類にとって、麻薬ポテトチップス。脂質と適度な塩分とサクサク。でも私の脳がそれを喜んでいたのか。などとこの本と対話しながら読み進み、いつしか、食べることを冷静に見つめるようになっている。

  • 羽 さん

    “本書で目指すのは、ホモ・サピエンスが、どのような脳の働きによって食べ物を「とらえて」いるか理解することだ” と冒頭で述べられているように、脳の認知システムを通して食の理解を深められる本。日本を含む先進国では脂肪や糖分たっぷりの食べ物がすぐ手に入るけれど、単にお腹を満たすための食事は減らしたいな。「香り」「食感」など多感覚で味わえる食事をしたいな、と思いました。誰かと一緒に美味しいものを食べて、「しあわせ」と目を細め合えるような、そんな食経験を積みながら歳を重ねるのが理想です。

  • Musigny さん

    興味深かったです。食だけに限らず脳科学や人類学まで広範に内容が広がっていたので、理解するのが私の脳では1回では無理でした。気が向いたらもう一度読んでみようと思います。

  • Take さん

    内容が難しく理解が追いつかない部分があったが、 人間が好きなパリパリ食感は、昔の昆虫食の名残と考えられるというところは妙に納得した。 甲虫はパリパリしそうだもんなぁ。

  • Go Extreme さん

    ヒトと食行動の基盤:進化学的・文化的・認知神経科学的 サクサク:昆虫 シャキシャキ:植物 咀嚼する脳 個人のなかで独特に混ざり合い→多面的な食の理論 超雑食のサル:二足歩行・大きな脳・小さな顔 農業:食事に加わる制約から見た超雑食性 現代にはやる旧石器時代食 感覚をつかさどる脳と食べ物 味の文化 脳が味わう 痛みの快感:唐辛子 遺伝子には味がある 自然にまかせ食べ過ぎる 脳で摂取 脳構造・脳機能と体脂肪 絶食中毒 精神と食事 脳内のカテゴリーと分類 想像力と脳 創造的な厨房環境・選択 心の理論と食の理論

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ジョン・アレン

人類学者。南カリフォルニア大学のドーンサイフ認知神経科学イメージング研究所、および同校脳・創造性研究所、インディアナ学人類学部の研究員。研究テーマ:ヒトの脳構造と進化。日本、ニュージーランド、パプアニューギニア、パラオで文化人類学のフィールドワーク経験がある

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