ジョルジュ・ペレック

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美術愛好家の陳列室

ジョルジュ・ペレック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784891765569
ISBN 10 : 4891765569
フォーマット
出版社
発行年月
2006年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,154p

内容詳細

1913年、全米を騒然とさせた1枚の絵には、罠が仕掛けられていた。そして、美術市場を巻き込んだ大騒動が…。実験小説の名手ペレックが、絵画に関する該博な知識を駆使して読者をも欺く、鮮やかな中篇小説。

【著者紹介】
ジョルジュ・ペレック : 1936年、パリに生まれ、1982年、同地に没した。小説家。1965年、『事物』(1965)でルノドー賞を受賞して文壇に登場。1966年、レーモン・クノー率いる実験文学集団「ウリポ」に加わり、『失踪』(1969)など言語遊戯的作品の制作に耽る。そのかたわら、自伝的作品への関心も抱き続けた。1987年、『人生 使用法』(1978、邦訳、水声社、1992)でメディシス賞を受賞

塩塚秀一郎 : 1970年、福岡県に生まれる。東京大学教養学部卒業。早稲田大学理工学部助教授。専攻、フランス近現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 傘緑 さん

    「ポーを思わせる不思議な作品」さすがはウリポ(潜在性開発文学工房)、クノーやカルヴィーノの同輩だけあって、バーターの束がバタバタと謀る語りに騙られるカタルシスw「(美術愛好家の陳列室)このたった一枚の絵の中に、百を超える絵が集められている。極めて忠実に、丁寧に模写されている…一枚一枚正確に書き記せるほどだ」「画家は絵の中にこの絵自体も描き込んで」「画家はあえて原画の正確な複製を避け、各段階に小さな変化を加えてはほくそ笑んでいたようなのだ」言葉の軽業師ぺレックは空中ブランコ、揺れ動くは枠、幻惑されるは私たち

  • ハルマッチ・ハセ さん

    短い本で、気がついたら読み終わっていて、?である。後書きで仕掛けを知る。仕掛けも何もずうっと絵画の話だから、絵画がわからないと今話がどうなってるのかわからない。 絵画収集家が自慢するために、自分の持っている作品を飾っている様子を模写したタイプの絵があるらしい。その中の絵にこのタイプの絵がまたあって、永遠に入れ子状態。 ですからね、メタフィクションってやつぁー、あっしは駄目なんですてい。

  • qoop さん

    とある絵画コレクターの収蔵品を巡る目録という体裁で書かれた本書。実在、架空の画家と作品とが入り乱れて紹介され、虚実の間を不明にする仕掛けは本書全体を覆い、呆気ないとも取れる幕引きへと至る。それは現実の真贋すら揺るがすブラックジョーク。なお本書を代表する一枚はハインリッヒ・キュルツ〈オンタリオ湖の狂信者たち〉だろう。主だった収蔵品を陳列した様子を一枚の絵に写したギャラリー画〈美術愛好家の陳列室〉の中で唯一、画家が絵筆を取らず想像に留めたままだったアイディアの模写という触れ込みのそれ。それこそ、本書の肝だ。

  • きゅー さん

    絵画についての素養が全くない私には、あとがきで書かれているような著名な作家についての嘘、無名な作家についての真実、それぞれの描写についてこれっぽっちも分からない。無教養であることの寂しさを存分に味わうことができた。ペレックってそういうとこあるよね(ひそひそ話的に)。

  • sk さん

    美術作品描写の手法「エクフラシス」のパロディーとして読んだ。実在しない(フィクショナルな)絵画を詳細に描写し、エクフラシスを本来の意味で実践しつつも、ときたま実在の絵画(といっても明確にレフェランが示されている訳ではない。暗にデュシャンやアウグスト・ザンダーといった作家の作品が示されている。この暗示的な作品の描写も面白い)のエクフラシスを行っていて、虚構と現実のあわいを巧みに描写することに成功していると思う。

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ジョルジュ・ペレック

1936年、パリに生まれ、1982年、同地に没した。小説家。1966年に、フランソワ・ル・リヨネー、レーモン・クノーなどの率いる実験文学集団「ウリポ」に加わり、言語遊戯的作品の制作を行う

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